退院 (たいいん)
退院したくない!
同室のお姉さんが明日退院することになった。同時にお姉さんを通じて知り合った別の病室のお姉さんHさん(彼女は3年前に卵巣ガンを患い、今回は再発により入院)も明日退院するとのこと。彼女たちのおかげで笑いの絶えない入院生活を送れたので、すごく寂しい。彼女たちの退院当日は、笑顔でさよならするつもりだったが、つい泣いてしまった。でもおかげさまで彼女たちとは退院後も情報交換をするなど、今でも親交が続いている。
彼女たちより私の方が3日遅れて手術をしているのに、先生が彼女たちに続いて明日退院してもいいと言ってきた。普通なら喜ぶべきところを、私はものすごくブルーになってしまった。退院したくない!そう思ってしま [… 続きを読む]
治療方針の決定、主治医は主人
主人は入院中の2週間でありとあらゆる文献・情報を読みあさり、退院後の治療計画を作成してくれた。それは次のようなものだ。
・徹底した食事療法(=玄米菜食)
・運動をする(1時間の散歩をなるべく1日2回)
・びわの葉温灸 1日2回
・免疫細胞療法
・サイモントン療法(=心理療法)
・フコイダン、AHCCのサプリ摂取
・抗ガン剤でガンを小さくし、時間稼ぎをする
・ヨガ
・イメージ療法
・半身浴
・コーヒーエネマ(=コーヒーによる腸内洗浄)
・リンパマッサージ(これは4月から追加された)
以上が一日で私がこなさないといけないメニューだ。実際退院後1ヶ月経ったが、これをすべてこなすのは至難の業。でもヨガ [… 続きを読む]
自分の恵まれた環境に感謝!
Hさんが退院する前日、がんセンターの15階の眺めの良い待合室からぼーっと外を眺めている(実際には眼下に築地市場が見える)姿が未だに忘れられない。いつも冗談ばかり言って私たちを笑わせていたHさん。そんなHさんが寂しそうに思いにふけっていた。あまりの寂しげな後ろ姿に声をかけられなかった。その夜、Hさんがいつものように私たちの病室に遊びに来た。そして同室のSさんが「あんた、さっき何思いにふけってたんだよぉ。似合わないんだよぉ。」そしてHさんがぼそっと言った。「退院したくないな・・・」
理由を聞いてみると、Hさんの家はあまり家族の協力体制が整っていないらしく、Hさんが病気でつらいのに母親はパチンコに出 [… 続きを読む]
退院、そしてこれからが本当の闘病生活
本日めでたく退院した。実際、私の場合はあまりめでたくはないのだが、まあとりあえずめでたいということにしておこう。20日ぶりの我が家。これからの闘病生活に若干不安はあるものの、気分は晴れやかだった。パラマウントベッドもちゃんと私の狭い部屋に収まっていた。午前中に退院したので、お昼ご飯を作って義母が待機してくれていた。本当にありがたいことだ。夜には両親が来てくれる。家族の暖かさ、ありがたさを痛感した。今までの私の場合、自分の生活・仕事で手一杯で、ちょっと家族をないがしろにしてきたところがあったので、このように家族への感謝の気持ちを持てたことはちょっとガンに感謝かな。
それにしても、ガンが発覚して以 [… 続きを読む]
玄米菜食、好スタートを切る
さあ、早速退院したその日から食事療法=玄米菜食を開始だ。すでに私の実家では玄米菜食とまではいかないが、白米を止め玄米を食べていて、前から何度も玄米を勧められていたのだが、まさに食わず嫌いで、端からまずいと決めつけ絶対に食べようとしなかった。でももう今回は選択の余地なしだ。しかし、生まれて初めて食べた玄米は、私の予想を裏切り、とてもおいしいものだった。でもここにも主人の努力の成果が隠されていた・・・。すでに私の入院中、玄米用の圧力炊飯ジャーを購入しておいてくれたのだ。いくらかかったのかは知らないが、けっこう高価なものらしい。一般的に玄米はおいしくないと言われているのは、炊飯器のせいのようだ。一般 [… 続きを読む]
腸閉塞の恐怖。久しぶりの大泣き
ここのところ下痢が続いていたので、酸化マグネシウム(=カマ(緩下剤))を思い切ってストップしてみた。そしたら大変なことに!便が出なくなってしまったのだ。慌ててカマを再開したが、私の場合すぐに効き目が現れないので、2日間便秘になってしまった。そして3日目。精神的にも肉体的にも限界だった。お腹が苦しくて苦しくて、大嫌いなイチジク浣腸をやってみたがそれも失敗。もう精神的に追いつめられていた。というのも、退院してからというもの、常に腸閉塞の恐怖と闘ってきたからだ。私の場合直腸ガンのため、便が詰まったらアウトだ。主治医からも腸閉塞には気をつけるようにと言われていたので、便が出ない=腸閉塞という認識だった [… 続きを読む]
とうとう抗ガン剤投与開始!
本日から2泊3日で聖路加に入院、抗ガン剤投与が始まった。私の抗ガン剤は、5FU+ロイコボリン+イリノテカンのいわゆるFOLFIRIと呼ばれているやつだ。前にも書いたように、ようやく治療が始められる!といううれしさ反面、これからどんな副作用で苦しむのか!?という恐怖もあり、タイトルに「とうとう」とついていることからも分かるように、私の気持ち的には後者の方が若干勝っていた。朝10時に入院、すぐに採血をし、午後から抗ガン剤の点滴開始と言われていたが、結局点滴を始めたのは夕方5時過ぎになってからであった。ちなみに入院初日は皮肉にもけっこう自分的には快便だったので、体調が少し良くなってきていることに快感 [… 続きを読む]
ちょっとだけ虚しさを感じた日
正確には不明だが、昨日1回だけもしかしたらカマ(=酸化マグネシウム(緩下剤))を飲み忘れたかもしれない。サイモントン療法でクリニックに昼間出かけてばたばたしていたので、家に帰ってきてから飲めばいいや~と思っていたのだが、帰ってきてから果たして飲んだかどうかの記憶がない。なぜこんなことを気にしているかというと、今日便秘を珍しくしてしまい、それによって今日は便を出すのに苦労したからだ。それだけだったらまあいつものことなのでさほどブルーになる必要もないのだが、ちょっとだけ虚しさを感じたのには理由がある。
主人もさすがに毎日の私の世話と、私がやっていた経理の仕事など日々慣れない仕事をしていたせいか、少 [… 続きを読む]
びわの苗木と運命を共に・・・
前にも書いたが、退院直後はびわの葉、びわの葉と騒いでいた時期があり、確保が難しいなら自分で育ててしまえ!ということで、近所に生えていたびわの苗木を引っこ抜いてきて、写真のようにベランダで育て始めた。ところが、うまく引っこ抜いて根っこも持ってきたはずなのに、植木鉢に植えたとたん、シュンとしてしまったのだ。なんせ私にとっては初めて植物を育てる経験で、我が子を育てるかのごとくわくわくしてたので、シュンとしたびわの苗木を見て、私もシュンとしてしまった・・・。しかし、 [… 続きを読む]
いい時期にガンになった!?
日中は青空が広がり若干蒸し暑いぐらいで、晴れた夏のような天気であった。それが夕方4時ごろに一変、ものすごい突風が吹きベランダの植木鉢を倒したかと思いきや、嵐のような大雨になった。一方私の体調は天気と正反対、朝から夕方4時ぐらいまでは昨日同様便と痛みとの格闘であったが、4時頃から母のマッサージ効果もあって痛みが激減、急に体調が良くなってきた。散歩に出ようかと思ったが、嵐だったし、恐らく1、2時間したら天気が回復すると思ったので、先にびわ葉温灸をやって時間調整することにした [… 続きを読む]
カマと決別できるか!!??
今日は退院後、つまりここ3ヶ月で初めて自然排便がなかった日であった。必ず朝一番にあった排便がなかったので、出だしからちょっと不安になったが、朝の散歩もできたし、また日中も一度も排便がなかったにもかかわらず圧迫痛もなく夕方の散歩もできたので(コレド日本橋と日本橋高島屋に行ってきた!)、出なくても問題ないようだ。昨日のエネマの成功でさすがに便が残っていないのだろうか?それとも相変わらずの便秘なのか?原因は分からないが、苦しくないということは、あまり問題ないということだと思う。身体は正直だから。
結局夜まで排便がなかったので、寝る前にエネマをやることにした。昨日も書いたように、エネマは便を出すだけで [… 続きを読む]
初心に戻って一からのスタート
今日も下痢だが、とりあえず落ち着いてきた。ただあまりにも落ち着きすぎてしまって、また便秘気味になってきているのが少々気にかかるところだが、今日のところは朝1回だけ便が出たのでよしとしよう。明日出るかもしれないから、今から悩むのはやめよう。
そうそう、コメントに書いてあったが、とりあえず昨日の主治医の外来予約はキャンセルした。来週の月曜日にもCT検査の結果を聞くための外来予約が入っていたし、どっちみち昨日行ったとしても「便秘が解消されて良かったですね。それではこのまま便が出るように気をつけてください」と言われて終わるのがおちだったからだ。そしてさらに実は、主人とじっくり話し合った結果、あさって受 [… 続きを読む]
どうやらボルタレンに期待できそうだ
ボルタレンはロキソニンより強いと言う人もいれば、私の主治医のようにロキソとそんなに大差ないと言う人もいる。いずれにせよ、どうやら今の私にはボルタレンが効くようだ。昨日の夜は寝る前に実験もかねてボルタレンを飲んでみたが、おかげさまで寝つきもよく、2時間半眠ることができた。その後はいつものように1時間ごとに目が覚めたが、痛みはさほどではなく、断続的ではあるがトータルで6時間くらい眠ることができた。
昨日までまさか今日病院へ行くことになるとは思いもしなかったが、朝起きた瞬間に「今日ボルタレンをもらいに病院へ行ったほうがいい」という内なる声を聞いた。そういえばよく考えてみると、今日は主治医の外来の日で [… 続きを読む]
術後経過 その2
その後のみづきの術後経過です。 点滴はすべて外され、身軽になりましたので歩行量もぐんと多くなりました。食事も先日より通常食となり食欲も旺盛なようです。あとは、ストーマの装着練習が残っているくらいの状況で、5~6日後には退院する模様です。 それと、先日は骨転移しているかどうかを見極めるための骨シンチ検査をしました。検査系は、入院している時にやると、外来より遥かに楽ですね。検査準備が整った段階で病室に呼びに来て [… 続きを読む]
退院日決定
みづきの退院日が11月3日(金)に決まりました。 顔色も良く、便も順調。食欲も旺盛なほどで、食事前には腹ペコ状態となる始末です。 入院生活はすこぶる快適だったようで、退院と聞いて本人はがっかりしている様子です。 先日の骨シンチ検査の結果、骨転移はしていないとの事でした。 昨日、MRI検査をしましたが、結果はまだの状態です。 私も今年の1月より”日常の世界”から”非日常の世界”に放り込まれ、人生観を考えさせら [… 続きを読む]
退院しました!
みなさんにはご心配をおかけしましたが、本日無事退院しました!
10月18日の午後にっちもさっちもいかなくなり主治医に電話、入院準備をして来るように言われ、救急車で聖路加国際病院に緊急入院しました。入院とは人工肛門の手術をすることを意味します。かなり迷いましたが、もうこれ以上我慢することは不可能と判断し、覚悟して病院へいきました。そして翌日の19日に人工肛門造設手術を受け、現在はストーマ生活を送っています。ストーマ生活は、複数の人がおっしゃていたように、自分が思っていたほどいやなものではないな、というのが現時点での正直な感想です。ただし、まだたかだか2週間ぐらいしかたっていませんし、外出もしてい [… 続きを読む]
無気力感に悩む
退院2日目。実は昨日に引き続き無気力感に悩んでいる。昨日は退院して疲れたのだろと思い、一日中ベッドに横になっていたのだが、今日も同じような状態だったので、さすがに少々問題だと感じてきた。身体の調子があまりよくないというのも理由にあるが、でもそれでも入院中は病棟をぐるぐる散歩したり、さらには軽くジョギングさえしていたので、できないはずはないのだ。単に「無気力」というだけなのだと思う。 なぜ無気力になってしまったのか・・・。理由は分からないが、もしかした [… 続きを読む]
とうとう入院
注:10/18から11/2までの記事は退院後に書いています。
13時起床。便がほとんど出なくなってから10日経ち、起きて早々に圧迫痛あり、さすがにもう限界のようだ。まだぎりぎり数日ぐらいなら我慢できそうではあるが、話したり考えたりできる余裕があるうちに主治医とコンタクトしておいたほうがよいと思い、聖路加に電話した。すると主治医は私の話の様子から、今すぐ入院の準備をして病院へ来るよう言った。入院とはすなわち人工肛門の手術を意味する。多少覚悟はしていたものの、まだ今日の段階では診察してもらってそのことについて相談するぐらいだと思っていたので、あまりの急な話に少々度肝を抜かれた。しかし、もう10日が [… 続きを読む]
どきどきのパウチ交換&入浴
今日は初めて一人でストーマのパウチ交換をやった。パウチ交換は3~4日に1回の頻度でやらねばならない。入院中2回練習し、ほぼ一人でこなせたものの、細かい点で2回とも看護師さんの助言が必要だった。結局一人で完璧に最初から最後までこなすことなく退院してしまったので、今日は一人でできるかどうかどきどきだったが、とりあえず成功したので一安心。入院中はシャワーだけだったが、今日は手術後初めて湯船に浸かった。気持ちは良かったが、これまたどきどきで、なん [… 続きを読む]
今回の腸閉塞騒動を振り返って思うこと
今日は痛みも比較的軽く食欲もばっちりで(むしろ食べ過ぎの傾向 !?)、体調よく過ごすことができた。つくづく思うが、普通におなかがすいて、おいしく食べられて、食べた後痛むことも苦しむこともなくて、排泄もきちんとできて、夜はちゃんと眠ることができて、朝は気持ちよく目覚めることができる・・・こんなごく当たり前のことができるだけで人間こんなにも幸せな気持ちになれるのだと。これもガンになってそんな当たり前のことすらできない体験をしたからこそ、幸せを感じ [… 続きを読む]
水分摂取開始。無料個室へ移動
今日から水分の摂取が解禁になった。とりあえず500mlのペットボトル1本まで飲んでよい許可が出た。硬膜外麻酔の中止により痛み止めの量が減ったのと、腸の動きが少し活発になってきたことから、今日はかなり腹部及び仙骨付近が痛む。よってプッシュしまくりだった。プッシュとは、点滴につなげられているモルヒネの注射器をプッシュすることである。1回プッシュすると1時間早くモルヒネを体内に注入することになるので、痛みが強いときは看護師さんを呼んでプッシュしてもらう。1時間に1回までを限度としてプッシュが認められているのだが、今日は痛みがかなり強く、1時間持たないぐらいであった。
昨日ほとんど一睡もしていないので [… 続きを読む]
大手術を主治医から提案され大いに悩む
昨日は退院後の1回目の外来で聖路加病院に行った。先日東京女子医大で受けたPET検査の結果は、肺と肝臓に転移はないものの、腫瘍が5箇所あることが判明。直腸のところにある大きな腫瘍の他に、4箇所小さな腫瘍がはっきりと映っていた。すでに腹膜やリンパ節に転移があることは聞いていたので今更驚くことではないのだが、やはりこうはっきり現実を突きつけられると多少ショックなものである。外来の診察自体はこれといって特筆すべきことはない。いわゆる退院後2週間のお決まりの経過観察で、「体調はいかがですか?」「ええ、特に問題ありません」の30秒ぐらいで終わってしまうものだからだ。
それよりも現在私を大いに悩ませているの [… 続きを読む]
外出許可が出るほどまでに回復
外科的な回復は驚くほど早い。手術から10日目で、もうほとんど普通の生活を送れるぐらいまでに回復している。そんなわけで今日先生から、外出したければしてもいいと言われた。早速天気もいいし外を散歩しようかと思ったが、おとといの夜の胃痛騒ぎで汗をかいたのが原因か、少々風邪気味なので大事をとって今日は病院で安静にしていることにした。
10日もたってこのぐらい回復してくると、次に気になるのは退院日である。通常この程度の外科手術の場合は、2週間ぐらいの入院が相場で、がんセンターではとにかく早く退院するようせかされていた。当然聖路加もそうなのかと思って、そろそろ退院するよう言われるのではとドキドキしているのだ [… 続きを読む]
便出しにも慣れてきた(^^;)
今日は久しぶりによく眠れた。調子もいいし痛みも安定してきているので、この辺でMSコンチンの量を減らしてみようと思う。現在1回当たり50mg、12時間ごとに服用しているが、1回当たりを40mgにしてみよう。主治医のO先生に相談したら、飲まなくても大丈夫なんじゃないの?なんて能天気なことを言っていた(^^)。本当にそうであったらうれしいが、さすがに麻薬の痛み止めをまったく飲まずに過ごすのは無理であろう。
ストーマ生活1週間ともなると、さすがに便出しにも慣れてきた。最近では5分ぐらいでできるようになった。もっと慣れればもっと早くなるであろう。ただ未だにパウチの交換には30分ぐらいかかる。特に補強作業 [… 続きを読む]
今とっても幸せ!!
入院前は明け方に寝て昼に起きるという昼夜逆の生活をしていたが、今回の入院のおかげで早寝早起きの生活が身につき、とても気持ちよい。入院前は、寝ていれば痛みを忘れることができたので、起きてまた苦しい1日が始まるかと思うと朝起きるのがとても嫌だった。毎朝「ああ、このままいつまでも寝ていられたらなあ」と思っていた。
しかし今は違う。起きれば今日もおいしいものが食べられ、気持ちよく散歩でき、TVを見たり本を読んだりしてリラックスできると、毎朝すがすがしい気持ちで起きられている。まさに生きている喜び、食べ物をおいしく食べられる幸せをかみしめている。これが今まで私が味わいたくても味わえなかった、そして多くの [… 続きを読む]
余命がさらに1~2年延びた(笑)
本日とうとう退院勧告があり、11/3に正式に決定。パウチの交換に若干の不安は残るが、もうタイムリミットのようだ。そうと決まれば、いつまでも看護師さんをあてにしているわけにはいかない。一刻も早く完全にパウチ交換をマスターして退院できるよう努力するのみである。
パウチといえば、どうも今使用しているパウチは臭うようだ。高いほうが性能がいいのかと思って、Coloplast社のアシュラ コンフォートEC13860(1枚440円)からHollister社のモデルマ フレックス ロックンロール28400(1枚500円)に変えたのだが、どうもアシュラ コンフォートのほうがいいみたい。退院前にどちらにするか決め [… 続きを読む]
自制心が利かなくなってきたので退院は良い潮時
11/3に退院決定したのは、ちょうどいいタイミングだったかもしれない。なぜならすっかり病院食(=普通食)のおいしさにはまってしまい、最近自制心が利かなくなってきているからだ。白米はだめなのにもかかわらず、白米のおにぎりを目の前にすると、つい手が伸びて食べてしまう。油物はだめなのに、エビフライを食べてしまう。添加物が入っているものはだめなのに、添加物入りの漬物や味付け海苔を食べてしまう・・・等々。普通食を食べるようになってからまだ1週間だから大きな問題にはならないだろうが、こんなことを続けていたらせっかくの今までの玄米菜食の努力が水の泡なってしまう。やはり退院の潮時のようだ。
今日自分のストーマ [… 続きを読む]
西洋医学の呪縛
注:10/18から11/2の記事は退院後に書いています(ちなみに11/2の記事を書いたのは11/19)。11/3からはリアルタイムで書いています。
とうとう明日退院だ。なんだかんだいって今回の入院生活は至極快適であった。モルヒネを常用していることもあり、前回の入院に比べ痛みも軽かったし、普通食(普通の味付けのもの)を食べて、一日中TVやDVDを見たり本を読んだりしてのんびり過ごす快適生活であった。個室もすっかり自分の部屋のようになってきた(^^)。退院したくないという気持ちもかなりあるが、昨日書いたようにもうそろそろ退院しないと元の生活に戻れなくなってしまうので、これ以上ここにいるのは危険だ。 [… 続きを読む]
こんなに痛いの、久しぶり(涙)
こんなに痛いなんていったいどうしてしまったのだろう???
・・・って、答えは明らか、やはり麻薬の絶対量が足りないのだろう。今朝の分から早速モルヒネを10mg増やしたが、その効果が現れるまでは2、3日かかるのかもしれない。今日は午前中から痛くて動けず、ようやくお昼過ぎに復活したので散歩に出かけたが、夕方帰ってきてからは再び痛みで動けなくなった。夕飯の時間になっても痛みがまったく引かなかったので、今日もまたまたレスキュー(オプソ)に頼る結果に・・・。にもかかわらず1袋ではあまり効果がなく、結局痛くて食欲までなくなってしまい、さらにオプソをもう一袋追加。効果は多少あったものの、それでもまだなんとなく [… 続きを読む]
ようやく体脂肪率が測定できるようになった
今日は変なタイトルで、タイトルを読んだだけではいったい何を言っているのか分からない方が多いと思う。私は健康管理の記録として毎朝体重及び体脂肪率を計っているのだが、やっと最近になって体脂肪率が測定できるようになった。逆を言えば、しばらくの間体脂肪率が測定できなかったのだ。体脂肪率が測定できないというのはどういうことかというと、私も良く分からないのだが、どうやら結果から想像すると、体脂肪率があまりにも低すぎて測定できなかったらしい。
手元の記録によれば、最後に測定した体脂肪率は、入院当日の10/18の6.4%であった。入院中は体脂肪率は測定しなかったので、2週間の記録は白紙だ。そして退院した日の翌 [… 続きを読む]