西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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無気力感に悩む

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退院2日目。実は昨日に引き続き無気力感に悩んでいる。昨日は退院して疲れたのだろと思い、一日中ベッドに横になっていたのだが、今日も同じような状態だったので、さすがに少々問題だと感じてきた。身体の調子があまりよくないというのも理由にあるが、でもそれでも入院中は病棟をぐるぐる散歩したり、さらには軽くジョギングさえしていたので、できないはずはないのだ。単に「無気力」というだけなのだと思う。

なぜ無気力になってしまったのか・・・。理由は分からないが、もしかしたら異常な低血圧が関係しているのかもしれない。もともと低血圧だったのだが(90-100/50-60ぐらい)、でも長年それでやってきたので特に低血圧だから起きられないとか、そういうことはなかった。ところが退院直前ぐらいから、低血圧がさらに進行して、84/48とかになってしまったのだ。かつてさすがに90を割りこんだことはなかった。とにかく今日も倦怠感が強く、起き上がろうという気力が出てこない。入院中は、退院したら散歩に出るぞ!と意気込んでいたのだが、なぜかまったくそういう気が起きないのだ。

まあまだ退院2日目なので、そう焦ることはないであろう。時間をかけてリハビリに取り組んでいこうと思う。ただ、ただでさえ腸の動きが悪く、腸の動きを良くするには運動が一番なので、あまりゆっくりしているわけにもいかないという焦りも少しあるのが事実だ。実際、動かないが故、便の出が悪くなっているからだ。

ところで、入院した最大のメリットは、ようやく普通の生活パターンに戻れたことだ。みなさんもご存知のとおり、入院直前の生活は、すっかり昼夜逆の生活になっていた。朝4時ごろに寝て、昼頃に起きるという生活になってしまっていたが、入院中の規則正しい生活のおかげで、7時起床の23時就寝、食事もきちんと8時、12時、18時というものすごい健康的な生活を送れるようになった。この生活パターンだけは死守していこうと思う。

なんとか明日から散歩に出られるようになるといいのだが・・・。この無気力感から脱却することが今の私の課題である。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!