西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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初心に戻って一からのスタート

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今日も下痢だが、とりあえず落ち着いてきた。ただあまりにも落ち着きすぎてしまって、また便秘気味になってきているのが少々気にかかるところだが、今日のところは朝1回だけ便が出たのでよしとしよう。明日出るかもしれないから、今から悩むのはやめよう。

そうそう、コメントに書いてあったが、とりあえず昨日の主治医の外来予約はキャンセルした。来週の月曜日にもCT検査の結果を聞くための外来予約が入っていたし、どっちみち昨日行ったとしても「便秘が解消されて良かったですね。それではこのまま便が出るように気をつけてください」と言われて終わるのがおちだったからだ。そしてさらに実は、主人とじっくり話し合った結果、あさって受ける予定であったCT検査もキャンセルしてしまった。よって自動的に来週月曜日の予約もキャンセル。これにはいろいろと悩んだのだが、やはり5月27日の記事に書いた考えは変わらず、唯一の懸念であったリンパ球活性化療法もCT検査結果にかかわらず継続することに決めたので、検査の意味がなくなってしまったのだ。

もちろんCT検査の意味があることは分かっている。現状を把握しておくことは決して悪いことではない。しかし把握することによって何か変化が起きるなら意味があるのだが、どんな結果になろうと今やっていることを変えるつもりがないのであれば、やはりデメリットだけが残ってしまうと思うのだ。ましてや良い結果であればいいが、悪い結果であったとすると、今やっていることへの不信感が生まれてしまう。自分の現在の身体の状況を考えてみても、さすがに今回のCTでガンが縮小しているとは考えられない。よって、良くて変化なし、もしかしたら大きくなっているなんてこともあるかもしれない。やっぱり自然療法は時間がかかるので、最低6ヶ月は必要だと思うのだ。だからCT検査をずっとこの先も受けないと言っているのではなく、単に現時点で受けるのは「時期尚早」と考えているだけなのだ。

そういうわけで、今回CT検査を受ける受けないを議論している過程で、初心に戻ることができた。3月7日に退院してから約4ヶ月経ち、少し中だるみ的な感じも出てきていたので、そういう意味では今回の腸閉塞騒動は無駄ではなかったかもしれない。この4ヶ月でいろいろな情報も入ってきて、また本当に効果があるのかという不安も出てきていたのだが、改めて今自分がやっていることの正しさへの自信が沸いてきた。ここで気持ちをリセットして、初心に戻って一からやり直すつもりだ。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!