西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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ちょっとだけ虚しさを感じた日

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正確には不明だが、昨日1回だけもしかしたらカマ(=酸化マグネシウム(緩下剤))を飲み忘れたかもしれない。サイモントン療法でクリニックに昼間出かけてばたばたしていたので、家に帰ってきてから飲めばいいや~と思っていたのだが、帰ってきてから果たして飲んだかどうかの記憶がない。なぜこんなことを気にしているかというと、今日便秘を珍しくしてしまい、それによって今日は便を出すのに苦労したからだ。それだけだったらまあいつものことなのでさほどブルーになる必要もないのだが、ちょっとだけ虚しさを感じたのには理由がある。

主人もさすがに毎日の私の世話と、私がやっていた経理の仕事など日々慣れない仕事をしていたせいか、少々お疲れ気味で、昼寝をすると言い出した。それ自体はまったくかまわないし、むしろ私としては推奨したいぐらいだった。問題は私が昼寝できなかったことだ。さらに言えば、主人が気持ちよく寝ている間に私がやっていた行動が私をブルーにさせた・・・。

思えば私は寝ることが大好きで、ふかふかの布団の中でぬくぬくとしているときが一番幸せを感じるときと言うぐらい、寝ることが好きな子であった。普段なかなか忙しくて昼寝をする暇もなかったが、それでもたまにお昼寝を楽しんだときもあった。でもガンになってからというもの(つまりこの4ヶ月)、たった一度だけしか昼寝をしたことがない。時間がないのではない。まあ、こなすメニューが多いため時間がないといえばないのだが、でもたまには他のメニューを削って昼寝を優先させることはいくらでも可能だ。それなのに昼寝ができなかったのは、痛みでとてもじゃないけど寝られなかったというのが主な理由だ。でも今日はそんなに痛みが強くなかったので、昼寝ができるかもと思い、ベッドに入ってみた。でも結局5分と持たず、起きてしまった。朝からあまり便が出ていなかったので、お腹が張ってしまって苦しくなってきたのだ。従って、やむをえずコーヒーエネマをやることにした。しかも今日はなんだかうまくいかず、2回もやることになってしまった・・・。

私の大好きなお昼寝ができない上、主人がすやすやと気持ちよく寝ている間、私がやっていたことと言えば、一人虚しくトイレでコーヒー浣腸だ。しかもちょっと失敗してしまってさらに便器の掃除・・・。病気なのだからしょうがないのだが、つい虚しさを感じてしまうのも、これまたしょうがないと思う。ここのところ順調だったので、余計にがっくりきたのだと思うが、すぐに気持ちを切り替え、夕方雨がやんだのを見計らって散歩に出かけリフレッシュしたので、どうぞご心配なく。まだ退院してからたったの2ヶ月しか経ってないのだから、しょうがない、しょうがない。焦らずゆっくりやっていこう。でもエネマといえば、以前夜中の3時にやったこともあったが、あのときもかなり虚しさを感じたなあ・・・。それに比べれば、今日のほうがましであった・・・(苦笑)。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!