西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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自制心が利かなくなってきたので退院は良い潮時

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11/3に退院決定したのは、ちょうどいいタイミングだったかもしれない。なぜならすっかり病院食(=普通食)のおいしさにはまってしまい、最近自制心が利かなくなってきているからだ。白米はだめなのにもかかわらず、白米のおにぎりを目の前にすると、つい手が伸びて食べてしまう。油物はだめなのに、エビフライを食べてしまう。添加物が入っているものはだめなのに、添加物入りの漬物や味付け海苔を食べてしまう・・・等々。普通食を食べるようになってからまだ1週間だから大きな問題にはならないだろうが、こんなことを続けていたらせっかくの今までの玄米菜食の努力が水の泡なってしまう。やはり退院の潮時のようだ。

今日自分のストーマのサイズを測ったら、縦6cm×横4cm×高さ2cmあった。みなさんもこのサイズのものを想像すると分かると思うが、けっこう大きいものである。こんな大きな真っ赤なものがお腹についているのだから、見た目もかなりグロテスクである。看護師さんによると、もう一回り小さくなる可能性もあるが、ほぼこのぐらいの大きさに最終的に収まるとのこと。ネットでストーマの実物の写真を見たときは、ちょっと大き目の梅干程度だったので、私のもそうなると予想していたのだが、設置する場所と手術法によって大きさが異なってくるようだ。とにかく私のは双孔式の下行結腸ストーマなので、かなり大き目のものになるようだ。

今のところ便もガスもまあまあ出ているので、お腹の張りも少し緩和されてきた。しかしお腹を押すと少し痛い。押すときが痛くて、離すときは痛くない。先生は問題ないと言うが、私が自分で注意していかなければならない。いかんせん最近食べ過ぎの傾向にあるので、先日の胃炎騒動のこともあるし、少し食事量を節制する必要があるであろう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!