西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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水分摂取開始。無料個室へ移動

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今日から水分の摂取が解禁になった。とりあえず500mlのペットボトル1本まで飲んでよい許可が出た。硬膜外麻酔の中止により痛み止めの量が減ったのと、腸の動きが少し活発になってきたことから、今日はかなり腹部及び仙骨付近が痛む。よってプッシュしまくりだった。プッシュとは、点滴につなげられているモルヒネの注射器をプッシュすることである。1回プッシュすると1時間早くモルヒネを体内に注入することになるので、痛みが強いときは看護師さんを呼んでプッシュしてもらう。1時間に1回までを限度としてプッシュが認められているのだが、今日は痛みがかなり強く、1時間持たないぐらいであった。

昨日ほとんど一睡もしていないので午前中はうとうとしていたが、うとうとしかけると看護師さんが巡回に来たり、掃除サービスが入ったりと、とにかくゆっくり眠らせてもらえない。看護師さんの巡回はしょうがないにしても、こういう状況だと掃除なんかしてくれなくていいよーと言いたくなってしまう。また本来医師が回診に来てくれることはありがたいことなのだが、朝の眠いときにわざわざ起こされて「具合はいかがですかあ?」と単に声をかけて去っていくだけの回診は、申し訳ないがうざいと感じてしまう。ましてや朝と夕方の2度も来るのは、はっきりいってありがた迷惑である。(医師のみなさんごめんなさい。それこそ忙しいのにわざわざ時間を割いて回診しているのだから、医者のみなさんのほうが「いちいち患者のところに顔を出すのは面倒くさい」と思っていることだろう。くれぐれも誤解のないように言っておくが、私がうざいと感じるのはこのように寝不足のときに限っての話なのでご容赦いただきたい。質問があるときなど、わざわざベッド脇まできて話を聞いてもらえるのは、心からありがたいことだと思っている。しかも聖路加の場合は、月曜日から日曜日まで祝日も関係なく毎日回診があった。主治医自身が私に言っていたが、安月給で365日休むまもなく働いていると。安月給かどうかは置いておいて(^^)、これはいくらなんでも働きすぎではないだろうか?先生たちの健康がかなり心配である。国立がんセンターは、研修医は休みなく毎日来ていたが、さすがに先生は日曜日は来なかったと記憶している。それに日々に関しても1日2回は来なかったと思う・・・)

こういう場合(=特に問題なく、昨日と状況も体調も変わらない場合で、患者も医師も双方が顔を見ることを必要としない場合)はホテルみたいにDon't disturbの札をかけておけるといいなあと思うのは私だけであろうか・・・?(^^)

今日からラッキーなことに無料部屋へ移動できた。聖路加の個室は最低料金でも1日31,500円(税込)なので、今回のように入院が長くなると経済的にきつい。10/18の記事に救急車で運ばれたメリットについては後日説明すると書いたが、なんと救急車で入院すると最初の3日間は無料になるらしい。ものすごい特典だ!!よって私の場合、予想以上に早く無料部屋へ移動できることになったので、たったの1日分だけ個室料金を払うだけで済んだ。無料部屋といっても個室だし、有料部屋との違いは、TVや冷蔵庫が有料なことと、石鹸がついていないこと、タオルサービスがないこと、ゲスト用のイスが一脚しかないことぐらいで、部屋の広さやその他の設備はほぼ変わらない。よってTVや冷蔵庫に多少お金がかかったところで、1日31,500円には到底及ばないのである。

今日から無料部屋になったので、これで心置きなく入院生活を送れることになった(^^)。聖路加に入院する時点で個室料金がかかることは覚悟済みなのだが、やはり1日3万円かかると思うと、一日でも早く退院しなくてはと思うが、無料だと思うといつまでいてもいいなあという気になってしまう(^^;)。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!