正直 (しょうじき)
聖路加の外来
今日は抗がん剤投与からちょうど2週間たったので、本来であればまた投与する日のはずであった。しかし、私の場合は白血球の数が少なく、第一回目ですら抗がん剤を打てるぎりぎりの状況(白血球数3000)だったので、2度目のときはまず血液検査をしてから、ということになっていた。そして今日採血をして、白血球の数がOKであれば抗がん剤を翌日以降投与するという計画であった。
しかし私としては血液検査の結果いかんに関わらず、もう抗がん剤は二度とやらないとすでに心に決めていた。抗がん剤の副作用(私の場合はイリノテカンの副作用の下痢)があまりにもすごかったからだ。しかしここからが難しいところで、正直にそれ(もう二度と [… 続きを読む]
このブログについて
それは私にとっては突然降って沸いた、信じがたいがまぎれもない事実だった。その名も直腸がん。当時アメリカ・カリフォルニアに住んでいた私は、2005年夏ぐらいから便通異常を感じており、9月に一時帰国した際日本(聖路加病院)で受けた便検査で潜血異常があったものの、忙しいのを理由に大腸内視鏡検査を後回しにしていた。しかし年末になり日常生活にも支障をきたすぐらいの状況になってきたため、とうとう大腸内視鏡検査を受けたのだった。そしてその場でガンと宣告された。
それにしても、ガンの宣告ってもっと重々しい状況でされるのではなかったっけ?薄暗い部屋でレントゲン写真なんかを見ながら、これがガンですね・・・みたいな [… 続きを読む]
余命1年の宣告
手術当日のことはあまり覚えてない。家族ともあまり話さず終わってしまった気がする。夜、とにかく口が渇いて、水が飲めないから、何度も水を含んだ脱脂綿で口を濡らしたことだけ覚えている。ばっちり痛み止めをしているから痛みはあまりなかったように思う。こうして翌日を迎えた。翌日から早速身体を動かすように言われ、まずはベッドに身体を起こすことから始める。身体を動かすのは、合併症を防ぐためだ。看護婦さんに支えられてようやく身体を起こすことはできた。次に立つように言われたが、ふらふらしてどうしてもその日は立つことはできなかった。
午後、主人がお見舞いに来てくれた。そして手術の結果はもう聞いたかと聞いてきたので、 [… 続きを読む]
下手に痛いなどと言うべからず
いやはや今日はまじでひどい目に遭った。先生が回診で手術跡やお腹を触りながら「痛いですか?」と聞くので、正直に「痛いです」と答えた。そしたら「感染症かもしれないな、傷口を開けて見てみよう」と言い出したのだ。それを聞いて私は叫んだ。「え?傷口を開ける?ここでですか?」「そうだよ」「え、ちょっと待ってください。もしかしたらあまり痛くないのかも」「でも君、感染症だったら大変なことになるよ」
私は恐怖心で身体ががくがく、顔はこわばり、大泣きした。「先生、待って下さい、待ってください!!!!!」そう泣きながら言うのが精一杯だった。だって傷口を開けるって、すごいことじゃないの????こんなベッドの上で麻酔も [… 続きを読む]
昨日とはうって変わって・・・・
昨日のあれはなんだったんだろう???と思ってしまうほど、今日は痛みが軽かった。昨日あまりにもつらい試練を与えたので、神様が少しこの辺でみづきを休ませてあげようと気遣ってくれたのか?(^^)理由はなんであれ、とにかく久しぶりに楽に過ごせた一日であった。
ただし、痛み的には楽に過ごせたが、病院で半日つぶされたのは痛かった。朝食抜きで朝8時半過ぎに家を出て、帰宅したのは午後2時近く。徒歩10分の距離でこれなのだから、遠くから来ている人たちはもっと大変だ。ほんのちょっとの診察のために一日がかりになってしまうであろう。
でも今日は楽な一日だったとはいえ、それは午後からの話で、午前中は病院で座って待ってい [… 続きを読む]
カマと決別できるか!!??
今日は退院後、つまりここ3ヶ月で初めて自然排便がなかった日であった。必ず朝一番にあった排便がなかったので、出だしからちょっと不安になったが、朝の散歩もできたし、また日中も一度も排便がなかったにもかかわらず圧迫痛もなく夕方の散歩もできたので(コレド日本橋と日本橋高島屋に行ってきた!)、出なくても問題ないようだ。昨日のエネマの成功でさすがに便が残っていないのだろうか?それとも相変わらずの便秘なのか?原因は分からないが、苦しくないということは、あまり問題ないということだと思う。身体は正直だから。
結局夜まで排便がなかったので、寝る前にエネマをやることにした。昨日も書いたように、エネマは便を出すだけで [… 続きを読む]
自分の力を、身体を信じる
CTを撮らない代わりというわけではないが、今日は経過観察のため、4月21日の記事に登場したユニークなクリニックに2ヶ月ぶりに行ってきた。前回は「排毒の反応が早い」というお褒めの言葉をもらい喜んでいたが、今日は特に取り上げるほどの劇的な変化は見られなかったので、少々がっかり。しかし逆に悪くなっているところもなく、むしろ肝臓と腎臓の機能は若干改善していたので、まあまあというところであろうか。白血球は3300とまだ少し少なめ。やっぱり最低4000以上は欲しいところだ。そしてどうでもよい数値であるが、左手の握力がかなり強くなっていた。取り立てて握力アップに努力したわけではないが、前回あまりにも左右の違 [… 続きを読む]
前向きなつらさを選択する
今日もまた初心に帰った日であった。
最近の痛みは通過痛ではなく圧迫痛であり、しかも便というよりガスがたまっていることによる圧迫痛なので、とにかくなんとかしてガスを出さないことにはどうにもならない。困ったことに、圧迫痛の場合はロキソ(=痛み止め)が効かない。よってここ最近痛くて動けないときは、ただひたすらベッドに横たわり耐えるか、あるいはマッサージしてもらったり、腸もみをしてもらったりしてガスを出す努力をしていた。しかし、マッサージや腸もみは少しは効果があるものの、なかなかそれだけではガスを出し切ることはできない。したがって圧倒的にベッドに寝ていることが多かった・・・。
今日初心に戻ったのは、相 [… 続きを読む]
人間は生かしてもらっているのだろうか?
故絵門ゆう子さんは、毎日朝起きたら「今日も一日生かしてくれてありがとう」とベランダに出て天に向かって感謝していたそうだ。いろいろなガン患者の本を読むと、やはり多くの人が「毎日生きていることに感謝している」と書いている。
実は正直なところ、私は一度もそう思えたことがない。生きていてよかったとか、生かしてくれてありがとうとか、どうしてもそう思えないのだ。これはガンになってからだけではなく、今までの人生において一度もそう思ったことがない。今朝も無理やりそう思おうとしてみたが、やはりだめだった。それは当然だろう。こういうことは無理やり思うものではなく、自然にかつ心の底から思えなくては意味がない。
なぜ [… 続きを読む]
脱毛がストップした本当の意味を考える
今日は義母に2度感謝した日であった。まずは今日の議題「脱毛がストップした本当の意味」を教えてくれ、私のマインドをアップしてくれたからだ(ちなみにその後の佐藤さんからのメールでさらに確信を強めた)。つまりどういうことかというと、私は脱毛が終わったことを単なる「事象」としてしかとらえていなかったのだが、脱毛がストップしたということは、すなわち「ようやく身体から抗がん剤の毒素が抜け切った」ということであり、佐藤さんの言葉をそのまま借りると「脱毛が終わったということは、やっと抗ガン剤の毒が薄まって、髪の毛を育てるエネルギーが出てきたという事を意味し、よって、今までは抗ガン剤の解毒で、これからが本当の癌 [… 続きを読む]
生かさず殺さずももう限界・・・
今日友人から秋を感じさせるリースが届いた。写真にはないがハロウィーンの飾りつけも一緒に入っていた。ああ、もうそんな時期か。思えば去年の今頃はアメリカにいて、ハロウィーンのキャンディを用意するかしないかという話をしていたっけ。まさか3ヵ月後にガンを告知され日本に帰国するとは夢にも思わずに・・・。 昨日快調に出ていたガスも今日はまったく出なくなり、便のほうも相変わらず出ず、肉体的にもさることながら、いささか精神的にも限界がきたようだ。今日は両親が来る日ではなかったのだが [… 続きを読む]
退院しました!
みなさんにはご心配をおかけしましたが、本日無事退院しました!
10月18日の午後にっちもさっちもいかなくなり主治医に電話、入院準備をして来るように言われ、救急車で聖路加国際病院に緊急入院しました。入院とは人工肛門の手術をすることを意味します。かなり迷いましたが、もうこれ以上我慢することは不可能と判断し、覚悟して病院へいきました。そして翌日の19日に人工肛門造設手術を受け、現在はストーマ生活を送っています。ストーマ生活は、複数の人がおっしゃていたように、自分が思っていたほどいやなものではないな、というのが現時点での正直な感想です。ただし、まだたかだか2週間ぐらいしかたっていませんし、外出もしてい [… 続きを読む]
とうとう入院
注:10/18から11/2までの記事は退院後に書いています。
13時起床。便がほとんど出なくなってから10日経ち、起きて早々に圧迫痛あり、さすがにもう限界のようだ。まだぎりぎり数日ぐらいなら我慢できそうではあるが、話したり考えたりできる余裕があるうちに主治医とコンタクトしておいたほうがよいと思い、聖路加に電話した。すると主治医は私の話の様子から、今すぐ入院の準備をして病院へ来るよう言った。入院とはすなわち人工肛門の手術を意味する。多少覚悟はしていたものの、まだ今日の段階では診察してもらってそのことについて相談するぐらいだと思っていたので、あまりの急な話に少々度肝を抜かれた。しかし、もう10日が [… 続きを読む]
今回の腸閉塞騒動を振り返って思うこと
今日は痛みも比較的軽く食欲もばっちりで(むしろ食べ過ぎの傾向 !?)、体調よく過ごすことができた。つくづく思うが、普通におなかがすいて、おいしく食べられて、食べた後痛むことも苦しむこともなくて、排泄もきちんとできて、夜はちゃんと眠ることができて、朝は気持ちよく目覚めることができる・・・こんなごく当たり前のことができるだけで人間こんなにも幸せな気持ちになれるのだと。これもガンになってそんな当たり前のことすらできない体験をしたからこそ、幸せを感じ [… 続きを読む]
今日の涙の理由(わけ)は・・・?
昨日の夜は久しぶりに痛みに泣いた。ここのところ痛みコントロールは割りとうまくできていたので、泣くほど痛くなったのは久しぶりだ。結局レスキューの塩酸モルヒネを飲んで事なきを得たが、なぜあんなに痛くなったのだろう。今日は日中一時的に痛くはなったが、一日を通して痛みは軽く落ち着いていた。 昨日の涙は肉体的に痛くて出てきた苦痛の涙であったが、今日も二度泣き、なんだか涙もろい一日であった。1回目の涙は午前中主人と話していたときに出てきた。おととい私が書いたブログの内容に関して厳しいコ [… 続きを読む]
治療目的以外での初めての外出
ガンになってからというもの、外出するとしたら病院に行くか散歩に出るかで、いずれも治療目的の外出ばかりであった。そしてそれ以外ではせいぜいガン患者の会に参加するぐらいであった。体調があまりよくなかったということもあるが、何もこの10ヶ月間毎日友達に会えないほど体調が悪かったわけではない。会おうと思えば会えるときもあったのに、精神的に会いたいと思えなかったのだ。正直いって、今でもまだそんなに積極的に友人に会いたいとは思っていない。なぜだか自分でも分からない。メールでやりとりした [… 続きを読む]
つまるところは「許容量」
ブログを書く直前まで本当は別のトピックで書こうと思っていたのだが、書く前にコメントでもチェックしてみるかと思ってコメントを読んだところ、yasさんのコメントを見て急遽トピックを変更することとなった。
そう、まさにこの世界(=私がとりあえず信じてやっている代替療法の世界)は、つまるところすべて「許容量」の一言で片付けられてしまうのである。ガン(実際にはガンは生活習慣病なので、ガンだけに限らず生活習慣病とされる病気全部を言う)になる原因としてよく挙げられているのは「欧米型の食事」「添加物などが入った食品」「運動不足」「ストレス」「タバコ」「アルコール」などだが、誰もが気づいているように、ヘビースモ [… 続きを読む]
食物は生きている
今日のトピックは「何を今更」というようなものだが、今日改めてそれを再認識したので書くことにした。あまりにも当たり前の話すぎてちょっと恥ずかしいのだが、私としては忘れかけていたことでちょっとした再発見だったので、どうか今日はこのくだらない再認識話にお付き合い願いたいと思う。
実は数日前、まだちょっと早いかなと思ったが、つい待ちきれずキウイをむいて食べようとした。しかしやはりあまりにも硬すぎて酸っぱかったので食べることができなかった。結局そのキウイはラップに包んで冷蔵庫に入れておいた。たとえ冷蔵庫の中でも少し時間をおけば多少熟れてくると思ったのである。
そして本日、剥かずにそのままにしておいた別の [… 続きを読む]
男友達に囲まれての楽しい年末(^^)
<写真の説明>今日我が家に遊びに来た大学の友人から。銀座のデパートで男4人でああでもないこうでもないと議論した結果、このプリザーブドフラワーに決めたらしい(笑) 今日はうれしいことに2グループの訪問があった。まず最初に義父&義母。義母はいつも手伝いにきてくれているので毎週会っているが、義父とはしばらく会っていなかった。義父の様子はいつも義母から聞いているので元気であることは知ってはいたのだが、やはり実際に元気な姿を [… 続きを読む]
今できることをとにかく実行すればいい
やっぱり昨日あの時間にブログを書いておいたのは正解だった。昨日はかなり体調がいい一日であったが、それでも夜9時ごろには痛みが強くなってきて2時間ほどダウンしたので(レスキューはなし)、もし午前中にブログを書いておかなかったら、また痛い話のブログになってしまったに違いないからだ。
というわけで、今日も濃い内容で書きたいことがあるので、今のうち(現在午前11時半)に書いてしまおうと思う。昨日は私の最近の揺れる心を思いっきり吐露できたので自分としては大満足だった。そしておかげさまで皆様から有意義なご意見を頂戴することができ、これまた大満足であった。コメントしてくださった方の真意をできるだけ正確に汲み [… 続きを読む]
ガン克服の共通キーワードは「マインド」
<写真の説明>昨日と同じ友人から今日もまた贈りものが届いた!(驚&喜)本とバッチフラワーのレスキューレメディ 昨日は久しぶりにブログをお休みしてしまった。この記事は昨日の日中にほとんど書いたもので、残りを夜寝る前に書こうと思っていたのだが、21時のボルタレン&22時のMSコンチンを飲んだ後、一番調子がいいはずの23時になっても痛みが治まらず、0時過ぎにレスキューを飲む自体になってしまった。なのにちっとも [… 続きを読む]
分かってはいるけどきつい質問だった・・・(^^;)
<写真の説明>デュロテップパッチ(貼るタイプの医療用麻薬)を貼った私の足。貼った日と交換の日を書いておくのが笑える(^^;) 今日は緩和ケアの外来だったのだが、話の中で懐かしのデュロテップパッチの名前が出てきたので写真を掲載してみた(^^)。この写真でどのようにデュロテップパッチを使うのかみなさんも分かったと思うが、そう、本当に貼るだけなのだ。身体に貼るだけで麻薬が皮膚から吸収されて痛みがとれるなんてまったく驚きであろ [… 続きを読む]
家族の努力を無駄にしたくないからこその判断だった
<写真の説明>長野県白馬村の知人から届いた自家栽培の野菜(かぼちゃ、じゃがいも、白菜、ヤーコン、キャベツ、大根)とりんご。かぼちゃは早速味付けなしでただ蒸かしただけで食べたが、ものすごく甘くておいしかった 今日の内容は、おとといの記事のコメントに対する返信としてコメント欄に最初書き始めたのだが、書いているうちにかなり長文になってきたので急遽場所を移し、本日の記事として掲載することにし [… 続きを読む]
モルヒネ増量の効果より副作用のほうが強く出てきた
モルヒネを1日100mgから140mgに増やして4日経ったが、困ったことに効果はさほどでないのに副作用のほうが強く出てきた。先日「この眠気は副作用なのか単なる怠けなのか」とブログに書いたとき、実は自分としては怠けの可能性が高いと正直思っていたのだが、どうやら副作用だったようである。特に昨日からは一日中頭がぼーっとするようになり、眠気も完全に副作用によるものと分かるぐらいの強いものとなってきた。しかも今日はそれにプラスして若干の嘔気も出てきた。これだけ副作用が出てきているのに、効果といったら本当に少しだけ痛みが和らいだ程度で、増量前と生活はあまり変わらない。ダウンする時間が少し短縮された程度であ [… 続きを読む]
痛みのせいで痛恨のミス
<写真の説明>大学の友人からヒーリングにともらったCD。クラッシックの中でも特にモーツァルトが効果が高いそうだ。もう一方のCDはbelieveという曲がお勧めだということでくれたのだが、本当にすばらしい曲だった モルヒネを150mg/日服用するようになってようやく痛みのコントロールができてきたので、また性懲りもなく私の挑戦心が出てきてしまい、2日前から140mg/日に減量していた。それが原因か、それともたまたま痛い [… 続きを読む]
今の私に必要なのは厳しさだと思う
モルヒネ大幅増量によりかなり楽になったが、期待していたほどの成果が出ていない。なんだかんだで今までと同じぐらいのダウン時間を要しているのが現実だ。増量してから今日で3日目になるが、結局一日も散歩できていない。もう一段階の増量が必要なのかもしれない。まだ副作用が完全に治まっていないので今すぐには危険だが、もうここまできたら完全に痛みが取れるところまで増量してみようじゃないか。こんなに天気がいいのに、一歩も外へ出ない生活を毎日続けているのでは、治るものも治らない。それに人間日光に当たらなさ過ぎると、精神的におかしくなってくるらしい。最近私がおかしいのはもしかしたらそれが少し関係しているのかも・・・ [… 続きを読む]
大変革のためただいま苦しんでいる真っ最中
<写真の説明>母の友人がくださった夏みかん。自宅の庭でこんなりっぱなものを収穫できるとは、なんと羨ましい環境なのでしょう! この2日間私はかなり苦しい生活を強いられており、その状態は今もなお継続中である。昨日も今日も一日中痛くてまったく動けず、正直身体も精神もボロボロだ。今日はさらに痛みが強烈で、信じられないことにレスキューを1時間ごとに3回飲むという事態にまで発展した。それでも痛みはとれず、しかも夕方 [… 続きを読む]
がん患者を社会から抹殺しないで欲しい
<写真の説明>銀行時代の友人が贈ってくれた水の本。水は私も非常に興味を抱いているトピックなので、とてもうれしい! 先日私が受けた取材の主題は、がん患者が抱えるさまざまな問題の中でもとりわけ金銭的な問題に焦点を当てたものだった。取材中にジャーナリストのS氏から、他の患者さんのいろいろな話を聞いた。昨日は「貧乏人は死ねと言われているようなものだ」とある男性が言っていたという話を掲載したが、やはり同じく取材で別の [… 続きを読む]