西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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分かってはいるけどきつい質問だった・・・(^^;)

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<写真の説明>デュロテップパッチ(貼るタイプの医療用麻薬)を貼った私の足。貼った日と交換の日を書いておくのが笑える(^^;)

今日は緩和ケアの外来だったのだが、話の中で懐かしのデュロテップパッチの名前が出てきたので写真を掲載してみた(^^)。この写真でどのようにデュロテップパッチを使うのかみなさんも分かったと思うが、そう、本当に貼るだけなのだ。身体に貼るだけで麻薬が皮膚から吸収されて痛みがとれるなんてまったく驚きであろう。しかしそれと同時に、いくらパッチが吸収されやすいように特殊に作られているとはいえ、以前このブログでも一時話題になった「経皮毒」の怖さも知った。

ちなみに貼る場所だが、基本的にはどこでもいい。ただあまりしわが寄ったり皮膚が動いたりしないところのほうが好ましいので、私の場合は大抵足か胸に貼っていた。あまり皮膚が動かない場所として「胸」が選ばれるとは女性としてはなんとも情けない(爆)!

診察室に入るやいなや、C先生が私の顔を見て「今日のみづきさんはとてもきれいですね。いつもにも増してきれいですよ!」と言った。今日はちょっといつもよりおめかしして行ったので恐らくその効果だと思われるが(^^)、、今日は調子が良かったので、その調子のよさが顔に現れていたのかもしれない。とにかくそう言われて私は素直に喜んでいた。

・・・のもつかの間、診察が始まりいろいろな話をしていたところ、何の前触れもなく突然先生が「ところでみづきさんはいざというときにはどちらに入院したいですか?外科ですか?緩和ケア科ですか?」と聞いてきた。そしてさらに続けて、緩和ケアに入院する場合は人工呼吸器の使用はしないこと、抗がん剤などを使った積極治療は行わないことなどの話をしだした。これには私もびっくりした。と同時にショックだった。なぜならそんな暗い話をするどころか、むしろ今日はいつもより調子が良く、先生にも元気そうですねと言われたばかりだったからだ。だからなぜこんな元気な私を前にして急に「いざ」というときの話をするのか分からなかった。

家に帰って母にその話をした。すると母は「かえってみづきが元気だからそんな話ができたんだよ。だって死にかけている人に葬式をどうしますかなんて聞けないけど、元気な人にだったらそういう話もできるでしょ」と言った。確かにそうだ。それを聞いて気持ちが落ち着いたが、正直病院で言われたときはショックだった。だって自分は克服すると信じてがんばっているのだから、そんないざという段階のことなど考えたこともなかったし、考える必要もないと思っていたからだ。しかしやはり現実は、C先生は回復の見込みはないと思って私に接しているのである。すでにがんセンターでそう言われているし、西洋医学的に見れば当然私の状況は回復見込みのないステージに来ているので、C先生がそう思うのも当然といえば当然なのだが、その現実をはっきりと突きつけられるとやはり分かってはいるものの少々精神的にはきついものがあった・・・。

話は変わるが、最後に昨日の私の記事について少しここに追加しておきたい。まずは、私は、自分の環境が恵まれていることを決して自慢しているわけではないということである。私があのタイトルで昨日記事を書いたのは、単に自分を鼓舞するためであった。自分で自分に「おまえはこんだけ恵まれているのだから治らないはずがない、がんばれ!」と一種の暗示をかけたかっただけなのである。コメントにそう書かれたわけではないし、そういったメールをもらったわけではないが、今日ふと誤解を招いている可能性があるかもしれないと思ったので、追加で説明しておくことにした。というのも、今日ある方からメールをもらったのだが、その方はあまり恵まれた環境になく、自分ひとりでがんばらなくてはいけないということが書いてあった。先日コメントに書かれていた方もそういう方であった。彼女たち/彼らは、別に私に対して批判のメールやコメントをよこしたわけではない。それどころか、恵まれた環境を生かしてがんばってください、という励ましの内容であった。しかし私は彼女/彼らのコメントやメールを読み、世の中にはたくさん厳しい環境の中でガンと闘っている人たちがいることを知った。そしてたまたま私にコメントやメールをしてきた人たちはそうは言わなかったが、昨日の記事を見て快く思わない人がいることが予想されたので、先に私の思いをお伝えしておこうと思ったのである。

いくら私がそうでないと言っても、厳しい環境にある方にとっては昨日の記事が自慢のように聞こえてしまうのは当然であると思う。しかしぜひこのように考えて欲しい。例えばどうしても子供に恵まれない人がいるとする。そしてその人が、ある人が自分のかわいい子供について書いたブログを読んだとする。そのとき子供に恵まれない人は、ブログを書いた人に対して、「子供の自慢をしやがって」と思うだろか?もちろん子供がいていいなあと羨ましく思うであろう。しかし決して自慢しやがってとは思わないはずだ。なぜならブログを書いている人は、ただ素直に自分のかわいい子供のことを成長日記として記録に収めているだけだからだ。あるいはそのときの自分の気持ちを書きとめておきたかったのかもしれない。いずれにしてもわが子自慢をしているわけではないのである。そして昨日の私の記事もこれとまったく同じなのである。私の記事は読者に向かって発信している場合と、自分に向かって発信している場合があるが、昨日のブログは後者である。

何度も言うようであるが、私の環境が恵まれていることは自他共に認める事実である。しかし羨ましいと思っても、決して自分の環境と比較して卑屈にならないで欲しい。これは私自身にもいえることだが、私もつい自分の不運を恨み、健康な人と比較して卑屈になりがちだが、そんなことをしても何の意味もないし、自分を苦しめるだけである。それよりも事実を受け入れ、それをいかに改善していくかを考え実行に移すほうが得策である。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!