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前向きなつらさを選択する

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今日もまた初心に帰った日であった。

最近の痛みは通過痛ではなく圧迫痛であり、しかも便というよりガスがたまっていることによる圧迫痛なので、とにかくなんとかしてガスを出さないことにはどうにもならない。困ったことに、圧迫痛の場合はロキソ(=痛み止め)が効かない。よってここ最近痛くて動けないときは、ただひたすらベッドに横たわり耐えるか、あるいはマッサージしてもらったり、腸もみをしてもらったりしてガスを出す努力をしていた。しかし、マッサージや腸もみは少しは効果があるものの、なかなかそれだけではガスを出し切ることはできない。したがって圧倒的にベッドに寝ていることが多かった・・・。

今日初心に戻ったのは、相変わらずベッドの中で痛みと闘っていたときである。昔、便を出すために一生懸命階段昇降をしたり、家の中をぐるぐる歩き回ったり、とにかく身体を動かしていたことをふと思い出したのだ。よく考えてみたら、ガスを出すことも同じではないか。ついつらいのでベッドで寝ていたり、他人のマッサージに頼ったりしていたが、自分で身体を動かして腸の動きを活発にするのが一番重要であるということを忘れていた・・・。

もちろん、すごく痛いのにさらに歩いたり階段昇降をするのは、非常につらいことである。正直つらくて涙が出る。しかし、ベッドに寝ていてもつらいのは同じだ。ガスが出ない限り痛みは永遠に続くし、身体を動かさないのでかえってガスが出にくくなってしまっているのである。まさに破滅のスパイラルに陥っていた・・・(^^;)。

よって今日は、どうせつらいなら「前向きなつらさ」を選択しようと思った。階段昇降も、ボロボロ涙を流しながらやった。しかし、その努力の甲斐あってか、ようやく腸が動き出し、ガスが出始めた。まだ完全とは言えなかったが、かなり痛みが改善したので、夕方散歩にも出かけた。歩き始めは痛くてかなりつらかったが、歩いていくうちにおなかがボコボコ言い出し、ガスが出始めた。これによって私は悟った。やはり動かないとだめだ。特に私の場合は動けない身体ではなく、単にガスが出なくて痛いだけなので、どんどん動くべきであった。ベッドに寝ていてはだめだ。というわけで、恐らく明日も同じように痛いと思うので、かなりつらいががんばって動こうと思う。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!