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モルヒネ増量の効果より副作用のほうが強く出てきた

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モルヒネを1日100mgから140mgに増やして4日経ったが、困ったことに効果はさほどでないのに副作用のほうが強く出てきた。先日「この眠気は副作用なのか単なる怠けなのか」とブログに書いたとき、実は自分としては怠けの可能性が高いと正直思っていたのだが、どうやら副作用だったようである。特に昨日からは一日中頭がぼーっとするようになり、眠気も完全に副作用によるものと分かるぐらいの強いものとなってきた。しかも今日はそれにプラスして若干の嘔気も出てきた。これだけ副作用が出てきているのに、効果といったら本当に少しだけ痛みが和らいだ程度で、増量前と生活はあまり変わらない。ダウンする時間が少し短縮された程度である。

あさってにまた緩和ケアの外来があるので相談はしてみるつもりだが、大した対処法は恐らくないであろう。それどころかまだ痛みが完全にとれていないので、もう一段階の増量を勧められると思う。副作用は一過性のもので耐性ができるまでの辛抱だとは思うのだが、今までモルヒネの副作用がなかっただけにちょっと不安である・・・。

最近あまりいいニュースがない私であるが、今日のSクリニックでの血液検査の結果はまあまあであった。前回腫瘍マーカーが急上昇し、実質的には気にする必要がないとはいえ気分的に悪いものがあったが、一応今回は微増であった(CEAが23.4→24.9)。そして腫瘍マーカーより先生が気にしていたGOT(=肝機能)の数値であるが、これが正常値に戻っていたのが何よりの明るいニュースである。白血球も相変わらず5500と良い数字だし、リンパ球も32.5%とこちらも良い数字であった。とにかく腫瘍マーカー以外は血液検査においては悪いところがなかったので、とりあえずほっと一安心である。

ガスが出ないことによるお腹の張りも、完全に解消はされていないが、最近けっこう出るようになってきたので、こちらも良い方向に向かっている。とにかくあとは痛みだけだ。この痛みはなんとかならないものか・・・。

最後にぜんぜん話は変わるが、つくづく私は良い友達を持って幸せだと今日思った。昨日いずみの会のことをブログに書いたが、それを読んだ友人が早速今日メールをくれ、「うちの会社を会場として提供しようか」と言ってきてくれたのだ。彼女が会場として提供してくれようとした場所は、ある大企業の工場なので都内ではないことから条件から外れているのだが、そんなことはどうでもよく、とにかくそうやってすぐにオファーのメールをくれる彼女の行動力と気遣いがうれしいではないか。我ながら良い友達に恵まれていると幸せに思うとともに、そういう友達を持てた自分を誇りに思った。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!