西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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一度 (いちど)

聖路加の外来

今日は抗がん剤投与からちょうど2週間たったので、本来であればまた投与する日のはずであった。しかし、私の場合は白血球の数が少なく、第一回目ですら抗がん剤を打てるぎりぎりの状況(白血球数3000)だったので、2度目のときはまず血液検査をしてから、ということになっていた。そして今日採血をして、白血球の数がOKであれば抗がん剤を翌日以降投与するという計画であった。 しかし私としては血液検査の結果いかんに関わらず、もう抗がん剤は二度とやらないとすでに心に決めていた。抗がん剤の副作用(私の場合はイリノテカンの副作用の下痢)があまりにもすごかったからだ。しかしここからが難しいところで、正直にそれ(もう二度と [… 続きを読む]

手術前の各種検査

とにかく手術前はいろいろな検査が必要だ。私の場合直腸ガンということもあって、直腸の近くには子宮や膀胱やとにかくいろいろな臓器が至近距離にあるため、そっちへ浸潤していないかを見ておいたほうがいいということで、通常の検査にプラスして婦人科検診もやることになった。婦人科検診は痛かった。またもや大泣き。直腸MRというのは楽だった。よくTVとかでも見るやつで、大きな検査機器の中にずずーっと入っていくやつだ。自分はただ台の上で寝ていればいい。しかし、まさか検査前に痛い注射を打たれるとは思っていなかったので、それがショックだった。 検査の中での最大の難関は大腸内視鏡であった。1月17日の記事に、いかにアメリ [… 続きを読む]

大腸内視鏡を受けるまでの症状

日本に一時帰国していたとき、ある友人からオーガニック野菜生活の話をとくとくと聞かされ、夫婦ともどもすっかり感化され、アメリカに戻ってすぐにオーガニック野菜生活にした。それまでは、必ず夕食のメインは肉か魚を出していたが、それからは野菜中心のメニューになり、肉も魚も食べない日が続くようになった。すると1週間もしたらなんだか体調がよくなってきて、便通も改善された。これですっかり気を良くしてしまい、あとで思えばこれがまた検査を遅らせる要因ともなったのだが、とにかくこのときは食べ物でこんなにも体調が変わるものだと実感した。 しばらく調子が良い日が続いていたが、1ヶ月も経たないうちにまた便通が悪くなってき [… 続きを読む]

髪の毛がばっさり抜けた!!

今日はいいこと悪いこと両方起きた。まずはいいことだが、夜中の2時にトイレでにんまりする事が起きた。それはひっさびさの”大きなお・な・ら”。あー、こんなに大きくおならが出たのはいつぶりだろう。少なくともガンを宣告されてからはりっぱなおならは一度も出ていないので、3ヶ月はなかった計算だ。こんなささいなことでも、今の私にとっては大事件で、夜中に相変わらず1時間に1度起こされる状況にもかかわらず、ものすごい幸せな気持ちになった。なんせ今の私はおならを出すのも一苦労なのだから。どんなにお腹に力を入れても出ないのだ。そしてかろうじて出たとしても、すかし屁みたいな感じにしか出ない。だから、大きなおならをする [… 続きを読む]

退院したくない!

同室のお姉さんが明日退院することになった。同時にお姉さんを通じて知り合った別の病室のお姉さんHさん(彼女は3年前に卵巣ガンを患い、今回は再発により入院)も明日退院するとのこと。彼女たちのおかげで笑いの絶えない入院生活を送れたので、すごく寂しい。彼女たちの退院当日は、笑顔でさよならするつもりだったが、つい泣いてしまった。でもおかげさまで彼女たちとは退院後も情報交換をするなど、今でも親交が続いている。 彼女たちより私の方が3日遅れて手術をしているのに、先生が彼女たちに続いて明日退院してもいいと言ってきた。普通なら喜ぶべきところを、私はものすごくブルーになってしまった。退院したくない!そう思ってしま [… 続きを読む]

びわの葉温灸初体験

私の治療計画メニュー(詳細は3月5日の記事参照)の一つ「びわの葉温灸」は基本的に自宅で自分でできるものであるが、とりあえず一度プロにやってもらおうということで治療院へ行った。とにかく私は痛いもの、苦しいもの、熱いものは嫌いなので、温灸も最初は気が進まなかった。昔、祖父が家でお灸をやっていたのを見たことがあり、熱そうだったからだ。ところがどっこい、気持ちいいーーーーーーー!!!!熱かったら「熱いです」と言えばすぐにやめてくれるし、じわーっと熱さが肌に染みこんでくる感じで、なんとも心地よいものであった。こんなに気持ちのいい治療なら、喜んで受けられる。抗ガン剤などとは大違いだ。もちろん今でも毎日1日 [… 続きを読む]

がんセンターから聖路加へバトンタッチ

国立がんセンターの主治医から入院による抗ガン剤投与をやりたいなら他の病院を探せと言われたので、早速病院探しが始まった。ネットで調べると、やはり最近の主流はポートを埋め込む方法のようなので、抗ガン剤のためだけに入院させてくれる病院を探すのは困難を極めると思った。しかし思いがけずすぐに見つかった。それもなんと私にとって、最も近く最高の病院。それが聖路加病院だった。 3月22日に電話して、とりあえず24日の外来に来るよう言われた。主治医は、外科部長だった。でもその先生がとてもやさしくていい先生で、なんと28日に入院させてもらえることになったのである。もちろん本来はそんなに早くに入院させてもらえないよ [… 続きを読む]

ちょっとだけ虚しさを感じた日

正確には不明だが、昨日1回だけもしかしたらカマ(=酸化マグネシウム(緩下剤))を飲み忘れたかもしれない。サイモントン療法でクリニックに昼間出かけてばたばたしていたので、家に帰ってきてから飲めばいいや~と思っていたのだが、帰ってきてから果たして飲んだかどうかの記憶がない。なぜこんなことを気にしているかというと、今日便秘を珍しくしてしまい、それによって今日は便を出すのに苦労したからだ。それだけだったらまあいつものことなのでさほどブルーになる必要もないのだが、ちょっとだけ虚しさを感じたのには理由がある。 主人もさすがに毎日の私の世話と、私がやっていた経理の仕事など日々慣れない仕事をしていたせいか、少 [… 続きを読む]

白血球を増やせ!

今日は第二回目の免疫細胞療法でリンパ球の注入に行ってきた。30分間の点滴中、一生懸命リンパ球がガンをやっつけるイメージを描いてイメージ療法に努めたが、すぐにうとうとしてしまって、結局中途半端なイメージ療法で終わってしまった(^^;)。このブログを書き終わったらもう一度やってみよう。 このクリニックへは2週間に一度の通院なので、今日聞いた血液データは2週間前のものなのだが、なんと白血球が1700しかなかった!!これでは仮に抗ガン剤をやろうとしてもできない状況であった・・・。当然この低い数字は抗ガン剤の影響と考えられるので、今日とった血液は多少なりとも白血球が増えているとは思うのだが、とにかく白血 [… 続きを読む]

痛みと闘い続けた1日

今日は久しぶりにQOL(Quality of Life)が最低の1日だった。結局昨日ブログを書き終え一度ベッドに入ったものの、1時間後に痛みに耐えきれずロキソを服用。その後なんとか寝れたが、朝起きたときにはすでに薬が切れて痛みが発生していたので、散歩に行く前に飲んだ。にもかかわらず、便が出ると痛みは発生し、日中は8時間あけることもできず(一応ロキソは1日3回までとなっているので8時間あけるのが理想)、7時間で再度ロキソを飲んだ。ロキソを飲んでもこれだけ痛いのだから、飲んでなかったらもっと苦しんでいたであろう。今は夜の11時だが、かなり痛い。ブログを書く前は実はとうとう痛さで泣きが入り、主人にマ [… 続きを読む]

マインドを保つのは難しい

度々このブログにも登場しているガン仲間のHさんだが、今日彼女とメールのやりとりをしていてちょっと考えさせられたことがあったので、それについて書こうと思う。 再度彼女の状況を説明しておくと、彼女は3年前に卵巣がんで手術、抗がん剤治療を行っていたが去年の秋に再発、今は再び抗がん剤治療にがんばっているのだが、彼女曰くだんだん抗がん剤も効かなくなってきているのでかなり不安が募っているとのこと。だからたまに彼女の口からは弱気な発言も出てくる。もちろんそういうときは私は「ガン治療には気力が大事!」という話をしてなんとか彼女が前向きになってくれるよう励ますのだが、そんな彼女からのメールに次のように書かれてい [… 続きを読む]

びわの苗木と運命を共に・・・

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前にも書いたが、退院直後はびわの葉、びわの葉と騒いでいた時期があり、確保が難しいなら自分で育ててしまえ!ということで、近所に生えていたびわの苗木を引っこ抜いてきて、写真のようにベランダで育て始めた。ところが、うまく引っこ抜いて根っこも持ってきたはずなのに、植木鉢に植えたとたん、シュンとしてしまったのだ。なんせ私にとっては初めて植物を育てる経験で、我が子を育てるかのごとくわくわくしてたので、シュンとしたびわの苗木を見て、私もシュンとしてしまった・・・。しかし、 [… 続きを読む]

痛みと闘い続けた1日②

痛いっ・・・!痛すぎる!!今日は朝から晩まで痛みと闘い続け、他のことが何もできなかった。タイトルに②となっているのは、5/3に同じタイトルで記事を書いていたからだ。その日の内容を読み返してみると、やはりその日も今日と同じように1日中痛みと闘っていたようだ(かわいそうに(^^;))。でもその日は便が硬かったのが原因と書いてある。でも今日の原因は便が詰まっていることによる圧迫痛と私は見ている。どうも最近自力だけでは便が出きらないようだ。だから毎日エネマのお世話になり、なんとか出しているという感じだ。 しかも今日は国立がんセンターの遺伝外来の日だったので、それも生活のペースを乱した。ちなみに遺伝外来 [… 続きを読む]

CT検査をするべきか、しないべきか

タイトルに書いたとおり、最近このことで悩んでいる。おととい病院へ行ったときも実はCTをとるかどうか聞かれたのだが、ブログにも書いたように朝9時に病院へいってすでに昼の1時過ぎになっていたこともあり、さすがにさらにこれからもう一つ検査を受ける体力も気力もなかったし、そもそも受けるべきかどうか気持ちが固まっていなかったので、とりあえずその日は受けないことにした。今度の水曜日に主治医の診察予約が入っているが、またそのときにその話になるであろう。 実はこの件についてはすでに1、2週間前から私と主人との間で何度か話し合っており、とりあえず現在のところ主人は受ける派、私は受けない派である。主人の意見として [… 続きを読む]

一抹の不安がよぎる・・・

ここしばらく安定していた体重が、再び減少に転じ、とうとう今朝は48キロを割り込んでしまった・・・。身長173センチで48キロだから、私が今どれだけ痩せているか想像できるであろう。はっきりいって骨と皮の状態だ。脂肪という脂肪がすべて落ちてしまい、それによって一番影響を受けているのがおしりだ。ただでさえ肛門が痛いというのに、加えておしりの肉が削げ落ち、尾てい骨が突き出てしまっているため、痛くて硬いイスに座ることもできない。自分のベッドはかなりふかふかにしているのでぎりぎりOKだが、普通のベッドでは仰向けに寝るのも難しい。だから外出するときは、おしりに敷く円座を持参することもある(^^;)。 アメリ [… 続きを読む]

闘いに疲れた日

ふー、疲れた~。何と闘って疲れたって?もちろん便以外の何者でもない。今日は痛みはまあまあだったのだが、とにかく便を出すのに苦労した。いったい朝から夕方まで何時間トイレにいただろう?はっと気がついたらもう夕方だった。散歩も一度も行けなかった。だから今日の天気が晴れていたのか曇っていたのかすらまったく分からない。雨が降っていなかったことだけはなんとなく分かっているが・・・(^^;)。 夕方のエネマでようやく便も出し切り、圧迫痛から解放され、夜になって少し調子が戻ってきた。しかし、今日はなぜかものすごい倦怠感で、完全に一日の闘いに疲れた兵士の状態になっていた。いつもであれば、復活したら散歩に行きたい [… 続きを読む]

エネマと先人の知恵

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訳の分からないタイトルに、それとまったく合ってない写真。でも実はちゃんとこの3つはつなっがっているのだ(^^)。 まず写真だが、これは義母が作ってくれた今日のデザート、抹茶寒天である。私のリクエストにより少々濃い目に作ってくれた。本当はこれに黒蜜をかけて・・・といきたいところだが、そこはメープルシロップで代用。でもすっごくおいしかった!先日このブログで写真つきで紹介したフルーツ系寒天はだめだが(あくまでも私の場合)、抹茶であれば大丈夫であろう。これぞ [… 続きを読む]

カマと決別できるか!!??

今日は退院後、つまりここ3ヶ月で初めて自然排便がなかった日であった。必ず朝一番にあった排便がなかったので、出だしからちょっと不安になったが、朝の散歩もできたし、また日中も一度も排便がなかったにもかかわらず圧迫痛もなく夕方の散歩もできたので(コレド日本橋と日本橋高島屋に行ってきた!)、出なくても問題ないようだ。昨日のエネマの成功でさすがに便が残っていないのだろうか?それとも相変わらずの便秘なのか?原因は分からないが、苦しくないということは、あまり問題ないということだと思う。身体は正直だから。 結局夜まで排便がなかったので、寝る前にエネマをやることにした。昨日も書いたように、エネマは便を出すだけで [… 続きを読む]

ノー泣きの日々

毎日体調記録をつけている話は前にしたが、今日それを眺めていてふと気づいた。そういえば最近泣いてない・・・!!記録によると、最後に泣きが入ったのは5月25日であった。まさにあのボルタレン(ロキソニンより強い痛み止めの薬)をもらいに病院へ行った前日、すなわち一日中ベッドで泣いていた日だ。しかもその頃はほぼ毎日泣きが入っていた。 しかしその日を最後に、今日まで一度も泣いていない(泣きそうになったことはあるが、とりあえず涙は出ていない)。3週間泣きが入っていないとはすごいことだ。これを見ただけでも、いかに生活の質が改善したかが分かる。あえて「快方に向かった」と書かず「生活の質が改善した」と書いたのは、 [… 続きを読む]

死闘3日目

予定通り!?死闘3日目に突入した。今日も朝の散歩には出たものの、15分も経たないうちに便意をもよおし家に帰ってきてしまった。でもやはり出なかった。朝ごはんを食べずに、すぐにお風呂に入り、とりあえずいちじく浣腸を試した。30分粘ってようやくほんの少し出たが、焼け石に水程度。昨日同様、ボルタレンを飲み、効くまでの間痛みに耐えた。今日は昨日よりはましだったので、大泣きはしないですんだ(笑)。 もうこの時点で昼近くになっていた。さすがに観念してアメリカの大腸内視鏡をやったときの下剤をとりあえず規定の量(=内視鏡検査をやるときの3分の1)飲んだ。ああ、こんなことなら昨日のうちに飲んでおけばよかった(^^ [… 続きを読む]

体調は最悪・・・しかし!?(^^)

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今日も便が出なくて大いに悩んだ。かなり頻繁に便意をもよおしトイレに行くのだが、空振りばかり。いったい今日は何回トイレに行っただろう?そして何度がっくりしてトイレから出てきたことか。 しかも体調は最悪だ。便とガスが出ない苦しさに加え、カマ増量の悪影響が出てきて、一日中おなかがぎゅるぎゅるして気持ち悪い。要するに一日中下痢をしているような感覚なのだ。この不快さと引き換えに便が出てくれればまだ耐えられるのだが、ぎゅるぎゅるするだけで便が出ないのだから手に負えない。 このよ [… 続きを読む]

自分の力を、身体を信じる

CTを撮らない代わりというわけではないが、今日は経過観察のため、4月21日の記事に登場したユニークなクリニックに2ヶ月ぶりに行ってきた。前回は「排毒の反応が早い」というお褒めの言葉をもらい喜んでいたが、今日は特に取り上げるほどの劇的な変化は見られなかったので、少々がっかり。しかし逆に悪くなっているところもなく、むしろ肝臓と腎臓の機能は若干改善していたので、まあまあというところであろうか。白血球は3300とまだ少し少なめ。やっぱり最低4000以上は欲しいところだ。そしてどうでもよい数値であるが、左手の握力がかなり強くなっていた。取り立てて握力アップに努力したわけではないが、前回あまりにも左右の違 [… 続きを読む]

どうやらボルタレンに期待できそうだ

ボルタレンはロキソニンより強いと言う人もいれば、私の主治医のようにロキソとそんなに大差ないと言う人もいる。いずれにせよ、どうやら今の私にはボルタレンが効くようだ。昨日の夜は寝る前に実験もかねてボルタレンを飲んでみたが、おかげさまで寝つきもよく、2時間半眠ることができた。その後はいつものように1時間ごとに目が覚めたが、痛みはさほどではなく、断続的ではあるがトータルで6時間くらい眠ることができた。 昨日までまさか今日病院へ行くことになるとは思いもしなかったが、朝起きた瞬間に「今日ボルタレンをもらいに病院へ行ったほうがいい」という内なる声を聞いた。そういえばよく考えてみると、今日は主治医の外来の日で [… 続きを読む]

ボルタレンもだめか・・・

ただ今夜中の2時。今日の体調は最悪であった。実は初めてブログを書かずに寝ようと思い(実際には寝られるわけないのだが、だからといってブログを書く気力もなかったため)一度パソコンを消した。しかし横になっていても痛くて眠れないし、多少ブログを書こうという気になってきたので、再びパソコンを立ち上げた。 午前中まではそんなに体調は悪くなかった。とはいっても結局今朝も散歩にも出れず、朝食も食べれずだったのだが、痛みに関してはそんなに強くなく、むしろ下痢で苦しんでいた。しかしそれでも仕事のメールを返信したり、必要なところに電話をかけたりと、着々とやることをこなしていた。 ところがだ!お昼の排便で状況が一転。 [… 続きを読む]

ガン仲間とたまには話す必要ありかも

昨日「夜だけは痛くないから助かる」と書いたばかりなのに、早速裏切られた(涙)。昨日はまたまた痛みで寝られず、結局2時にベッドに入ったが、朝の7時までほとんど寝られなかった。ようやく7時ぐらいに痛みが治まってきたので11時まで眠った。それでも1時間ごとに目が覚めるから、7時から11時までの間に4回起きた。 こうしてかなり幸先の悪いスタートを切ったので、今日一日どうなることかと思ったが、その割には日中はまあまあの調子であった。 しかし、昨日も今日もそうだったが、最近少し精神的に弱っている自分に気がついた。要するに、日々私が接触している人たちは健康な人たちばかりなので、つい自分だけが苦しい思いをして [… 続きを読む]

人間は生かしてもらっているのだろうか?

故絵門ゆう子さんは、毎日朝起きたら「今日も一日生かしてくれてありがとう」とベランダに出て天に向かって感謝していたそうだ。いろいろなガン患者の本を読むと、やはり多くの人が「毎日生きていることに感謝している」と書いている。 実は正直なところ、私は一度もそう思えたことがない。生きていてよかったとか、生かしてくれてありがとうとか、どうしてもそう思えないのだ。これはガンになってからだけではなく、今までの人生において一度もそう思ったことがない。今朝も無理やりそう思おうとしてみたが、やはりだめだった。それは当然だろう。こういうことは無理やり思うものではなく、自然にかつ心の底から思えなくては意味がない。 なぜ [… 続きを読む]

久しぶりに調子の良い日!

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今日は久しぶりに調子の良い一日であった(喜)。それは昨日の夜から始まっていた。ずっとここのところ夜痛くて寝づらい日が続いていたが、相変わらず尿意で1時間ごとに目が覚めるものの、昨日は痛くて起きるということはなかった。 第一関門であるエネマ後の通過痛も軽い痛みで済み、第二の関門である昼食後の圧迫痛もいつもより軽かった。何よりも調子が良かったことを物語っているのは、日中にメールチェックできたことだ。かれこれ1週間は夜中になるまでパソコンを立ち上げられない [… 続きを読む]

ようやく脱毛が止まった

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いやはや、抗がん剤の副作用とはまことに恐ろしい。3月28日にたった1回投与しただけで、今の今まで副作用が続いていたのだから。脱毛が始まったのが投与後1ヶ月ぐらいしてからだったので、かれこれ3ヶ月間抜け続けたことになるが、さすがに生えるスピードが追いつかなかったのであろう。この3ヶ月間で頭のてっぺんだけちょっと薄くなってきた。しかし見た目には分からない程度で、しかも私の173センチの長身を、上から覗き込める人はそうはいないので(^^)、基本的には誰も気づいていないと思う。 写真の帽子 [… 続きを読む]

精神面での成長を実感

今日ははっきりいって体調的には最悪の部類に入る日であったが、現在の精神状態はすこぶる良い。なぜなら精神面での成長を実感できたからだ。確実に私は一歩前進した。精神面のハードルをとりあえず一つ乗り越えることができたようだ!万歳!! 体調的に最悪といったのは、まずは昨日の夜、またもや痛くて朝の7時まで眠れなかったことから始まり、日中は日中で少々便秘モードに入っているのか、硬い便を出そうと力んでしまうため、排便後の痛みが激しくかなり苦労した。とうとう夜にオキシコンチンを飲んだ。それでも排便後の痛みは抑えきれず、夕飯を食べたのはなんと23時過ぎ。ようやく痛みも落ち着いてきたと思いきや、夕食後また排便。し [… 続きを読む]

またまた便秘モードに突入

ほとほと参った。今日はまれに見る調子の悪さである。昨日の夜は、とうとう一度も痛みから解放されることなく昼になってしまった。いつもは朝の5時までとか7時までとか、かなり痛みが続いても、最後の最後で解放されてその後はちょっとは眠れたものだが、今日はまったく解放されることなく昼を迎えた。痛みは起きてからも相変わらずで、せっかくおとといに精神的に強くなったのに、さすがに昨日の夜から24時間痛みと闘い続けたので根気負けしてしまった。一度狂ったように泣いてしまった。それでも途中までけっこうがんばっていたんだけどね(^^;)。 どうやら痛みの原因は便秘のようである。そう、また便秘になってしまったのだ。あのカ [… 続きを読む]