いやはや、抗がん剤の副作用とはまことに恐ろしい。3月28日にたった1回投与しただけで、今の今まで副作用が続いていたのだから。脱毛が始まったのが投与後1ヶ月ぐらいしてからだったので、かれこれ3ヶ月間抜け続けたことになるが、さすがに生えるスピードが追いつかなかったのであろう。この3ヶ月間で頭のてっぺんだけちょっと薄くなってきた。しかし見た目には分からない程度で、しかも私の173センチの長身を、上から覗き込める人はそうはいないので(^^)、基本的には誰も気づいていないと思う。
写真の帽子は、結局一度も使用することなく、今となっては不要になってしまったが、抗がん剤投与前に慌てて母と一緒にデパートへ行って買ったものである。洋服に合わせて同じものを色違いで買った。当時はまさか1回で抗がん剤をやめるとは思ってなかったので、ハゲになったらこの帽子をかぶって外出しようと思っていた。そして今回そろそろ薄くなってきたので、もしかしたら帽子が必要になるかなあと思っていたのだが、突然おととい止まったのだ。おととい洗髪中にその変化に気づき、昨日、今日と様子を見ていたのだが、今日の洗髪で確信した。ようやく脱毛がストップした!!
それにしてもおもしろいのが、抜け始めるときもある日突然来るし、止まるときもある日突然であった。徐々に多くなるとか少なくなるとかではなく、一気にバッと抜け出すか、パタッと止まるかである。まあとにかくこれで一つ懸念事項が減った。まあ脱毛に関しては、たいした懸念事項ではなかったのだが、それでも一つ解決したということは喜ばしいことである。
髪の毛つながりの懸念事項と言えば、むしろ脱毛なんかよりも、白髪のほうが私にとっては深刻な問題だ。もともと白髪体質で、母親も若い頃から白髪が多かった。私も36歳にしてはかなり多い。今時間がなくて髪の毛が染められないので、なおさら汚らしい。今日は比較的体調も安定していたので、久しぶりにカットに行ってきた。これまた小さいことではあるが、ずっと切りたくてうずうずしていたのだが、なかなか体調とのタイミングが合わず切りにいけなかったので、今日やっとさっぱりし、懸念事項が一つ減った。
今、目前に差し迫っている懸念事項は、相変わらずガスが出ないことである。さっきからブログを書きながらも、中断して身体を動かしたり、逆立ちしたり、スクワットをやったりと、いろいろ試みているのだが、一向に出ない。しかし幸いなのは、これだけ出ない場合、いつもであれば相当痛みが来るはずなのだが、今日の場合は痛みはさほどでもない。その代わり、なんだかガスが出ない苦しさがある。吐き気をもよおすほどではないが、ちょっと気持ち悪い感じである。逆にいつもは痛みはあっても苦しくはなかった。まったく、一つなくなると別の苦しみが出てくる。困ったものだ・・・(^^;)。
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