西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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体調は最悪・・・しかし!?(^^)

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今日も便が出なくて大いに悩んだ。かなり頻繁に便意をもよおしトイレに行くのだが、空振りばかり。いったい今日は何回トイレに行っただろう?そして何度がっくりしてトイレから出てきたことか。

しかも体調は最悪だ。便とガスが出ない苦しさに加え、カマ増量の悪影響が出てきて、一日中おなかがぎゅるぎゅるして気持ち悪い。要するに一日中下痢をしているような感覚なのだ。この不快さと引き換えに便が出てくれればまだ耐えられるのだが、ぎゅるぎゅるするだけで便が出ないのだから手に負えない。

このように今日もかなり暗い雰囲気で一日が過ぎていった・・・。今日も両親がうちに来てくれたのだが、夜帰るときも、私が精神的につらくておいおいと泣くものだから、母もとても帰りづらそうであった・・・。

そういえば、今回の件で私は初めて母にSOSを出した。今まで何度となく母から「つらかったら電話しなさいね。来てあげるから」と言われていたが、一度も呼びつけたことはなかった。しかし22日の病院へ行った日は精神的に限界だった。よって初めて母に来て欲しいと電話し、結局それから4日連続で来てもらっている。母には申し訳ないと思うが、今回ばかりは甘えさせて欲しい。そしてやはり母が来てくれることで、かなり精神的にも肉体的にも救われている。

とにかくそんなわけで、両親が帰る時点ではあまり便が出ていなくて、家族全員にどよーんとした雰囲気が立ち込めていた・・・。

もうこのまま出ないのか?やっぱり人工肛門は避けられないのか?そんなマイナスの考えが相変わらず私の頭を支配する。そして医者からはだめだと言われていたが、だいぶ軟便になってきて医者に行ったときと状況が違ってきたので、最後の挑戦でエネマをやってみることにし、準備を始めた。エネマをやる前にまた便意をもよおした。すると・・・ここ数日間では一番多く出た!!ほとんど下痢状態だったので実際どのぐらい出たかは分からないが、自分の感覚としてけっこうな手ごたえを感じた。やったあ!!まあ便秘解消にはほど遠い量ではあるが、とりあえず最悪の状態は回避できたような気がする。とはいっても、2日前も同じことを言っていたので、まだ喜ぶのは早いが、感覚的に峠は越せたような気がする。これからはむしろカマ大増量による下痢とおなかのぎゅるぎゅる感との闘いになりそうだ。これは以前に経験済みだが、これはこれでかなり苦しいものである。まあでも腸閉塞になるよりはましだし、またカマの量を調節して収めることが可能なので、気分的にはずっと楽だ。

両親もこのブログを読んで少し安心できるであろう。なんせついさっきまではどうなることやら・・・とほほ・・・という感じだったから。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!