西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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ノー泣きの日々

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毎日体調記録をつけている話は前にしたが、今日それを眺めていてふと気づいた。そういえば最近泣いてない・・・!!記録によると、最後に泣きが入ったのは5月25日であった。まさにあのボルタレン(ロキソニンより強い痛み止めの薬)をもらいに病院へ行った前日、すなわち一日中ベッドで泣いていた日だ。しかもその頃はほぼ毎日泣きが入っていた。

しかしその日を最後に、今日まで一度も泣いていない(泣きそうになったことはあるが、とりあえず涙は出ていない)。3週間泣きが入っていないとはすごいことだ。これを見ただけでも、いかに生活の質が改善したかが分かる。あえて「快方に向かった」と書かず「生活の質が改善した」と書いたのは、病気そのものが良くなってきたのかもしれないが、完全にそうだとは言い切れないからだ。単純に痛み止めにより痛みをうまくコントロールできているだけの話とも言えるからである。しかし現段階ではそれで十分合格だと思う。とにかく今の目標は、痛みを軽減し、楽しく生活を送ること、そして病気克服のためのプログラムを着実にこなせるようにすることなのだから。

ノーカマ、ノーロキソにノー泣き。「ノー」がつくことはいいことだ。しかし「ノー便」だけは困る。実はまた便の話になってしまうのだが、今日はほぼノー便で、つい先ほどまでエネマでものすごく大変だった。3回連続でやっても出なかった。便がたまっているためか、今日はほとんど液が注入できず3回とも失敗。無駄に力んで痛みを増しただけなので、さすがに4回目をやるのはあきらめた。気力・体力ともに限界で、実は今日は初めてブログを書くのをお休みしようと思ったぐらいだ。でもさっき飲んだロキソがなんとか効いてきたので、書くことだけはできた。しかし今も痛みはあり、思考能力は著しく低下している。このまま明日も便が出なければ、とうとうノー泣き記録更新もストップしそうだ。それだけは阻止せねばならない。

実はひそかにノーカマで過ごせるか4日前から実験しているのだが、やはりそれが時期尚早だったのかもしれない。しかしそれも覚悟の上で、自分の責任の下実験したので悔いはない。ただ実験に失敗した場合、カマを飲み始めてまた元通りにするまでに、3、4日は死ぬほどつらい思いをするかもしれない。それを思うと憂鬱になるが、怖がっていたら何事も前には進まないので、やるしかないのだ。明日1日ノーカマでがんばってみて、だめそうだったら飲むことにしよう。神様!ノーカマで過ごさせてください!!お願いします!!

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!