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CT検査をするべきか、しないべきか

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タイトルに書いたとおり、最近このことで悩んでいる。おととい病院へ行ったときも実はCTをとるかどうか聞かれたのだが、ブログにも書いたように朝9時に病院へいってすでに昼の1時過ぎになっていたこともあり、さすがにさらにこれからもう一つ検査を受ける体力も気力もなかったし、そもそも受けるべきかどうか気持ちが固まっていなかったので、とりあえずその日は受けないことにした。今度の水曜日に主治医の診察予約が入っているが、またそのときにその話になるであろう。

実はこの件についてはすでに1、2週間前から私と主人との間で何度か話し合っており、とりあえず現在のところ主人は受ける派、私は受けない派である。主人の意見としては、前回のCT検査から2ヶ月経ったので、現状を把握することにより、結果が良ければそれでよし、もし悪化していたら治療法の見直しを検討する必要があるという考えである。それに対し私の意見は、同じく結果が良ければそれでよしだが、仮に悪い結果であったとしても、現在やっている治療方針に変更はないし、また改善の余地もないぐらい目一杯やっているので、検査の意味がないという考えである。また改善するにしても、どれが良くてどれがいけなかったのかも判断ができない。しかも私の場合、何もこの先ずっと検査をしないと言っているのではなく、たったの2ヶ月しか経っていないので、時期尚早だと言っているだけだ。やはり今やっている自然療法の効果が出てくるまでには最低半年は必要だと思っているので、本当は半年ぐらい経ったら受ければいいとさえ思っているぐらいである。

ただ問題は、現在やっている免疫療法の継続を判断する上で、CTが必要だということだ。別にCT検査は必須ではないが、なんせ1回26万円と高額なため、効果のないものを続けられるほど余裕はない。よって今の私の気持ちの中では、ちょうどこの免疫療法の1クール(=6回)が6月末で終わるので、そのときに検査をしようかと考えている。ちょうど6月末であれば前回のCTから3ヶ月経っているので、時期的にもちょうどいい。

私が検査を躊躇する理由はこれだけではない。元東大・理学部加藤教授の発表によれば、CT検査を一度受けると150日寿命が縮むそうだ。別の話でも、レントゲンも身体に悪影響があると聞いたことがある。CTもレントゲンもさほどつらい検査ではないので患者は簡単に受けがちだが、一度や二度ではどうってことないものの、とにかく安易に受けるのは避けたほうがよさそうだ。だから私は、必要な検査であればしょうがないとは思うが、とりあえずやっておきましょう的な検査はなるべくやらないほうがいいと最近考えている。特にCTに至っては腸の動きを止める薬を打ったり、その注射で全身が異常に熱く感じたり(まさに熱いお湯を血液に流したような感覚)するなど、明らかに”おかしい”ことをするのだから身体に良いわけがない。こういう検査に潜む危険性についても、今まではまったく考慮しなかったが、今回ガンになっていろいろ勉強したことで分かってきたことだ。いかに今までの自分が医療に対して無知であったかを思い知らされる。

今日こうしてブログに書いたことで、自分の考えも固まってきた。やっぱりCTは6月末に受けることにしよう。この時期がちょうど私と主人のお互い納得のいく合意点になるのではないかと思う。

最後に今日の体調報告だが、昨日に引き続き痛みはまあまあというところであった。何度か強い痛みはきたものの、なんとかお風呂に入ったりしてやり過ごすことができた。よってもちろんボルタレンはなし。少々気になるのは、カマを増やしたため便がゆるくなってきたせいか、おならだけが出なくなってきたことだ。以前も同じようなことで悩んだことがあったが、おならを出そうとすると、一緒に少量の便が出てしまい、よって必ずトイレに行っておならを出さなければならない。今日はそのせいで、散歩もできなかった。夕方いったん散歩に出かけたが、途中でおならが出そうになり、近くにトイレがなかったので、すぐに家に引き返してしまった。トイレをすませたらすぐに出かけようと気合は入っていたのだが、その後痛くなってしまったので、そのままベッドへ直行・・・。

こうして「おならだけを出せるようにする」というまた新たな課題が出てしまったが、とりあえず2日間痛みの面では楽になってきているので、それだけでも非常にありがたい。とにかく痛みが最大の敵だから。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!