西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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マインドを保つのは難しい

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度々このブログにも登場しているガン仲間のHさんだが、今日彼女とメールのやりとりをしていてちょっと考えさせられたことがあったので、それについて書こうと思う。

再度彼女の状況を説明しておくと、彼女は3年前に卵巣がんで手術、抗がん剤治療を行っていたが去年の秋に再発、今は再び抗がん剤治療にがんばっているのだが、彼女曰くだんだん抗がん剤も効かなくなってきているのでかなり不安が募っているとのこと。だからたまに彼女の口からは弱気な発言も出てくる。もちろんそういうときは私は「ガン治療には気力が大事!」という話をしてなんとか彼女が前向きになってくれるよう励ますのだが、そんな彼女からのメールに次のように書かれていた。

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普通の事しながら、病気前や再発前の元気な頃を思い起こしてたら、そういう、何でもない平凡な中に幸せが山ほどあったんだなぁって、しみじみシジミ。健康な頃はそれが当たり前で、何するにでもそれが大前提だったから、気が付かなかったけど。散歩しながら、懐かしい風景を眺めてたら、泣けてきたよー。昔に戻りてぇーって。私も時々大声で叫んでしまう、たがが外れるのを押さえてるような所が少しあるみたいです。

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ちなみに”懐かしい風景”とあるのは、ご主人と二人で暮らしていた頃の場所のことである。現在HさんはHさんの実家でご主人とともに暮らしており、でもまだ二人で暮らしていたアパートは引き払っていないため、このGW中自分たちのアパートに二人で帰って、穏やかな日々を過ごしたそうだ。だから余計に感傷的になっていたのであろう。

これを読んで私はハッとした。今のところ私は超前向きに、ポジティブマインドを保って日々がんばっていられているが、それはまだ闘病生活が始まってたったの2ヶ月、しかも一度も悪化(再発も含む)を経験していないからである。でももしこれだけがんばった結果、再発など悪いことが起こったら果たしてこのマインドを保っていられるだろうか?おそらく一気に緊張の糸がぷっつり切れ、がんばる気力が失せてしまうような気がする。そして今の私にとってはそれが一番怖い。

Hさんだって3年前のときは恐らく今の私のように前向きにがんばって治療を受けていたはずだ。だから苦しい抗がん剤も耐え抜いて、3年間再発なく元気に暮らしていたのだ。そしてHさん自身、もうガンは治ったものと思っていた・・・。それなのに再発・・・。しかもさらに追い討ちをかけるように腸閉塞になってストーマー(人工肛門)生活を強いられ、また苦しい抗がん剤治療が始まり、にもかかわらず以前ほど効き目がない・・・。こんな状況で「ポジティブに!!」なんて言われても酷ってものだ。それでもやはりポジティブにならなければ、本当にガンに負けてしまう。ガンというのは、肉体的にもきついが、精神的にもきつい病気だなあと心から思った。

私のガンからの完全復活計画では、とりあえず1年で痛みともおさらばし、かなりQOLが上昇、3年以内には完全にガンを消滅させることになっている。そんな先のことを考えてもしょうがないことは分かっているが、さすがの私だってたまには後ろ向きな考えになることもある。そういう考えが頭に浮かんできてしまった場合は、もちろんすぐにマインドコントロールをしてマイナスな考えを打ち消してはいるが、上にも書いたように今私が最も恐れているのは、やはり再発である。まあ仮に再発したら、また今やっていることを繰り返してまた消滅させればいいんだよね。

ああ、今日はブログ始まって以来、初めて弱気な一面を見せてしまった・・・。明日からはまた気持ちを入れ替えて前向きにがんばろう!少なくともHさんに偉そうなこと言っている私自身がしっかりしなくては!!

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!