西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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記事 (きじ)

手術前の各種検査

とにかく手術前はいろいろな検査が必要だ。私の場合直腸ガンということもあって、直腸の近くには子宮や膀胱やとにかくいろいろな臓器が至近距離にあるため、そっちへ浸潤していないかを見ておいたほうがいいということで、通常の検査にプラスして婦人科検診もやることになった。婦人科検診は痛かった。またもや大泣き。直腸MRというのは楽だった。よくTVとかでも見るやつで、大きな検査機器の中にずずーっと入っていくやつだ。自分はただ台の上で寝ていればいい。しかし、まさか検査前に痛い注射を打たれるとは思っていなかったので、それがショックだった。 検査の中での最大の難関は大腸内視鏡であった。1月17日の記事に、いかにアメリ [… 続きを読む]

このブログについて

それは私にとっては突然降って沸いた、信じがたいがまぎれもない事実だった。その名も直腸がん。当時アメリカ・カリフォルニアに住んでいた私は、2005年夏ぐらいから便通異常を感じており、9月に一時帰国した際日本(聖路加病院)で受けた便検査で潜血異常があったものの、忙しいのを理由に大腸内視鏡検査を後回しにしていた。しかし年末になり日常生活にも支障をきたすぐらいの状況になってきたため、とうとう大腸内視鏡検査を受けたのだった。そしてその場でガンと宣告された。 それにしても、ガンの宣告ってもっと重々しい状況でされるのではなかったっけ?薄暗い部屋でレントゲン写真なんかを見ながら、これがガンですね・・・みたいな [… 続きを読む]

びわの葉温灸初体験

私の治療計画メニュー(詳細は3月5日の記事参照)の一つ「びわの葉温灸」は基本的に自宅で自分でできるものであるが、とりあえず一度プロにやってもらおうということで治療院へ行った。とにかく私は痛いもの、苦しいもの、熱いものは嫌いなので、温灸も最初は気が進まなかった。昔、祖父が家でお灸をやっていたのを見たことがあり、熱そうだったからだ。ところがどっこい、気持ちいいーーーーーーー!!!!熱かったら「熱いです」と言えばすぐにやめてくれるし、じわーっと熱さが肌に染みこんでくる感じで、なんとも心地よいものであった。こんなに気持ちのいい治療なら、喜んで受けられる。抗ガン剤などとは大違いだ。もちろん今でも毎日1日 [… 続きを読む]

とうとう抗ガン剤投与開始!

本日から2泊3日で聖路加に入院、抗ガン剤投与が始まった。私の抗ガン剤は、5FU+ロイコボリン+イリノテカンのいわゆるFOLFIRIと呼ばれているやつだ。前にも書いたように、ようやく治療が始められる!といううれしさ反面、これからどんな副作用で苦しむのか!?という恐怖もあり、タイトルに「とうとう」とついていることからも分かるように、私の気持ち的には後者の方が若干勝っていた。朝10時に入院、すぐに採血をし、午後から抗ガン剤の点滴開始と言われていたが、結局点滴を始めたのは夕方5時過ぎになってからであった。ちなみに入院初日は皮肉にもけっこう自分的には快便だったので、体調が少し良くなってきていることに快感 [… 続きを読む]

またもやマッサージに救われた

おととい痛みに耐えすぎたせいか、ちょっとしばらくは痛みに耐える気力が沸いてこない。昨日ロキソを飲んで快適に過ごしたこともあり、やっぱり痛みのない世界(完全になくなることはないが生活に支障のない程度の痛みに抑えること)の良さを実感してしまったため、今日は少しだけ我慢してそれ以上は我慢しないようにと、朝から決めていた。加えて、友人の研究者から「ロキソニンは服用後30分後が最も効力を発揮するので、痛みが発生すると予測された時点で前もって飲んでおくのがコツ」とアドバイスを受けたこともあり、今朝は散歩に出かける前に飲んでおいた。というのも、今の生活のリズムでは、起床後、朝のお仕事(検温、体重測定、血圧測 [… 続きを読む]

下血について

昨日下血が心配という記事を書いたら、早速ある友達が知り合いの看護師さんに聞いてくれ、メールをくれた。それによると、ガン細胞はもろいため出血しやすいものだということだった。またネットで調べた情報でも、癌は細胞同士の接着がゆるく、血管が傷つきやすいため出血が起こり、さらに癌が大きくなって周囲の組織への浸潤が始まると、癌が近くの血管に食いこんで出血することもある、ということだった。いずれにせよ、とにかくガンがある以上出血は当たり前のことなので、大量な出血でなければ気にする必要はなさそうだ。おかげで原因が分かって私もすごく安心できた。しかも、今日は下血はなかったので、やっぱりたまたま昨日だけだったよう [… 続きを読む]

裸のおつきあいならぬ、う○ちのおつきあい

5月10日の記事で私がう○ちの情報をお願いしたところ、いやはや予想以上に多くの方から情報提供していただいた。本当にありがたいことである。この場を借りて心より御礼申し上げたい。 それにしても、さすが私の友人というか(笑)、さすがに内容が内容だけにハンドルネーム(匿名)で投稿するかと思いきや、けっこうみんな実名で投稿しているので驚いた。またブログへのコメントという形ではなく、直接私にメールしてくれた人もたくさんいるが、それはもうみんなリアルかつ詳細に描写してくれていたので(^^;)、非常に参考になった。 中には、う○ち以外の秘め事も同時に告白してくれた人もいて、「カミングアウトしてすっきりしたー」 [… 続きを読む]

痛みと闘い続けた1日②

痛いっ・・・!痛すぎる!!今日は朝から晩まで痛みと闘い続け、他のことが何もできなかった。タイトルに②となっているのは、5/3に同じタイトルで記事を書いていたからだ。その日の内容を読み返してみると、やはりその日も今日と同じように1日中痛みと闘っていたようだ(かわいそうに(^^;))。でもその日は便が硬かったのが原因と書いてある。でも今日の原因は便が詰まっていることによる圧迫痛と私は見ている。どうも最近自力だけでは便が出きらないようだ。だから毎日エネマのお世話になり、なんとか出しているという感じだ。 しかも今日は国立がんセンターの遺伝外来の日だったので、それも生活のペースを乱した。ちなみに遺伝外来 [… 続きを読む]

一進一退

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最初に断っておくが、この写真(クリックで拡大)は今日の記事の内容とは関係ない。また母あるいは義母が作ったものでもない。がんセンターで同室だったSさんの手作りデザートで、メープルシロップで少々甘みをつけたマクロブルーべリーゾルベだそうだ。今日写真付でメールをもらったとき、なぜかブログに掲載したい気分になり、本人に了解を得られたので、掲載することにした。 今日は私の体調が芳しくなく、あまりいい話もないので、せめてブログではおいしそうなデザートの写真でも載せて、楽しい雰囲気にした [… 続きを読む]

きれいな花壇を見て複雑な気持ちに

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よかった!今日は大事件が起こらなくて! ようやく今日はタイトルおよび写真からも想像できるように、”きれいな”話題に移ることができた。今、過去記事を確認したのだが、6日連続で便やエネマ(=浣腸)の話だった・・・。読者のみなさんに6日もこんな話につき合わせてしまったんだなあ・・・(^^;)。本当に申し訳ない!! 写真の花は記事の内容とは関係ないのだが、単純に色鮮やかできれいなのと、「花つながり」で掲載した。今朝の散歩は豪雨だったので、ちょうどたまっている仕事を片付ける良い機 [… 続きを読む]

難しい判断を迫られる

すでに私の心は決まっていたはずだが、今日届いたある友人からのメールが私の決断を揺るがし始めた。そのメールは次のような内容であった。新婚の彼女は今は共働きなので経済的に問題はないものの、とても旦那だけの給料ではやっていけないので子供を作ることをあきらめていた、世の中お金ですべて解決するという考えには反対だが、ときにはお金がないという理由で何かをあきらめなければいけないときもあるということに気がついた、というような内容であった。私はそれに対する返信を書きながら、自分のことを考えてみて、しばらくの間返事を書く手が止まってしまった。 確かにお金がないからあきらめることってたくさんあると思う。卑近な例で [… 続きを読む]

抗がん剤の副作用の再来のごとし

夜中の3時に目が覚め下痢がスタート。そのあと朝の8時まではなんとか落ち着いていたが、8時を皮切りに下痢の応酬。午前中は30分に1回トレイにこもっていた・・・。まさに抗がん剤の副作用の再来のごとしであった。しかしおかげで完全に便秘は解消(たぶん)!!下痢は苦しいが、とにかく気分的には楽になった。 副作用のつらさについては3月28日の記事に書いてあるが、あれは本当につらかった。そして今回も同じような状況ではあるのだが、なぜかあのときほど苦しくない。もちろん抗がん剤の副作用による下痢とカマによる下痢との強さの違いということもあるだろうが、私が思うに、1.こうなることがあらかじめ予測できていたこと 2 [… 続きを読む]

初心に戻って一からのスタート

今日も下痢だが、とりあえず落ち着いてきた。ただあまりにも落ち着きすぎてしまって、また便秘気味になってきているのが少々気にかかるところだが、今日のところは朝1回だけ便が出たのでよしとしよう。明日出るかもしれないから、今から悩むのはやめよう。 そうそう、コメントに書いてあったが、とりあえず昨日の主治医の外来予約はキャンセルした。来週の月曜日にもCT検査の結果を聞くための外来予約が入っていたし、どっちみち昨日行ったとしても「便秘が解消されて良かったですね。それではこのまま便が出るように気をつけてください」と言われて終わるのがおちだったからだ。そしてさらに実は、主人とじっくり話し合った結果、あさって受 [… 続きを読む]

願いは家族の健康のみ

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七夕の飾りつけなんて、小学校以来だ(^^)。主人がいつの間にか七夕グッズを用意していたので、二人で飾り付けをし、短冊に願い事を書いた。これがなければ、すっかり七夕だなんてことも忘れていた。こういうイベントものは、いつも主人が盛り上げ役だ。アメリカにいたときも、クリスマスツリーを購入し、部屋に電飾の飾り付けをしたりしたのも主人であった(^^)。 短冊がたくさんあったので、欲張って願い事もたくさん書いてしまったが、でもすべて健康に関する願い事であった。以前であれば” [… 続きを読む]

自分の力を、身体を信じる

CTを撮らない代わりというわけではないが、今日は経過観察のため、4月21日の記事に登場したユニークなクリニックに2ヶ月ぶりに行ってきた。前回は「排毒の反応が早い」というお褒めの言葉をもらい喜んでいたが、今日は特に取り上げるほどの劇的な変化は見られなかったので、少々がっかり。しかし逆に悪くなっているところもなく、むしろ肝臓と腎臓の機能は若干改善していたので、まあまあというところであろうか。白血球は3300とまだ少し少なめ。やっぱり最低4000以上は欲しいところだ。そしてどうでもよい数値であるが、左手の握力がかなり強くなっていた。取り立てて握力アップに努力したわけではないが、前回あまりにも左右の違 [… 続きを読む]

食事療法を行う際の家族の苦労

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深刻なタイトルなのに、写真(クリックして拡大)は見るからにおいしそうなさくらんぼ。まずは写真の説明からしておこう。ちなみに今回は写真と記事の内容に関連性はないのであしからず(笑)。 このさくらんぼが、お酒ともう一つの母への誕生日プレゼントだ。母が「あー、おいしいさくらんぼ食べたいわねー。でもさくらんぼは高くてねえ」と以前言っていたので、それなら・・・ってことになったのだ。私たちもご相伴に預かったのだが、いやはやあまりのおいしさに、私は果物禁止にも関わらずかなり大量に食べてし [… 続きを読む]

医者の言葉の威力

ガンになってからというもの、かなりの数のガン関係の本を読んだが、多くの人が著書の中で書いていたのは、医者に「大丈夫ですよ、治りますよ」と言われるとものすごく安心するということであった。私は今までどの医者にもそんなこと言われたことなかったし、たとえ言われたとしても「そんな気休めみたいなこと言われたって・・・」と思う性格なので、なぜそんなことでそんなに簡単に安心できるのだろうと、その人たちの気持ちが理解できなかった・・・。 しかし、今日医者に「大丈夫ですよ。心配ありません」と言われて、妙に安心して気持ちが明るくなった奇妙な自分に気がついた・・・。 今日はリンパ球療法の日(7回目の注入)であった。ち [… 続きを読む]

有機野菜の重要性を再認識

ご存知の通り私は食事療法を行っているが、食事療法の重要なファクターとして「有機野菜の調達」がある。これがけっこう至難の業で、なかなか完璧には調達しきれていないのが現状である。私も今回このような事態になって初めて知ったのだが、「有機」と「無農薬」というのはまったく違う。これらの違いについての詳細についてはここでは割愛するが、とにかくベストは有機野菜なのである。 また有機野菜についてリサーチをしていてびっくりしたのは、日本が農薬大国であるという事実だ。以前はアメリカがそうであったのだが、アメリカでは農薬の危険性にすでに気づき、今となっては日本のほうが農薬使用量が多いそうだ。そのような国にいるものだ [… 続きを読む]

楽しいことある?って聞かれて答えられますか?

カリフォルニアにいるアメリカ人の友人ポールからメールをもらった。「調子はどう?」という問いに対し、私は「特に変化ないよ。毎日やるべきことをやっているだけ」という返信をした。すると次のメールに「最近楽しいことある?」と書かれていた。それに対し私は「残念ながら何もないよ。痛いから何もできないよ」と返信した・・・。 そう、何もない。何も楽しいことがない。そう思ったらものすごく悲しくなってきた。アメリカにいたときは、近くのワイナリーに行ってサンドイッチ片手にワインを飲みながらジャス演奏を聴いたり、公園でのんびりしたり、海へ行ったり、ショートトリップに出かけたりが楽しかった。また週に1度の外食デーで、お [… 続きを読む]

精神面での成長を実感

今日ははっきりいって体調的には最悪の部類に入る日であったが、現在の精神状態はすこぶる良い。なぜなら精神面での成長を実感できたからだ。確実に私は一歩前進した。精神面のハードルをとりあえず一つ乗り越えることができたようだ!万歳!! 体調的に最悪といったのは、まずは昨日の夜、またもや痛くて朝の7時まで眠れなかったことから始まり、日中は日中で少々便秘モードに入っているのか、硬い便を出そうと力んでしまうため、排便後の痛みが激しくかなり苦労した。とうとう夜にオキシコンチンを飲んだ。それでも排便後の痛みは抑えきれず、夕飯を食べたのはなんと23時過ぎ。ようやく痛みも落ち着いてきたと思いきや、夕食後また排便。し [… 続きを読む]

またまた便秘モードに突入

ほとほと参った。今日はまれに見る調子の悪さである。昨日の夜は、とうとう一度も痛みから解放されることなく昼になってしまった。いつもは朝の5時までとか7時までとか、かなり痛みが続いても、最後の最後で解放されてその後はちょっとは眠れたものだが、今日はまったく解放されることなく昼を迎えた。痛みは起きてからも相変わらずで、せっかくおとといに精神的に強くなったのに、さすがに昨日の夜から24時間痛みと闘い続けたので根気負けしてしまった。一度狂ったように泣いてしまった。それでも途中までけっこうがんばっていたんだけどね(^^;)。 どうやら痛みの原因は便秘のようである。そう、また便秘になってしまったのだ。あのカ [… 続きを読む]

祈るけど期待しないのがコツ

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昨日の夜は徹夜覚悟だったのだが、予想外に痛みが3時ぐらいに落ち着いてくれ、まあまあ眠ることができた。せっかく幸先の良いスタートを切ったのだが、今日も便秘は解消されず・・・。しかもいつも以上にガスが出なくて、一日中おなかが張って苦しかった。(今もものすごく苦しい・・・) 最近はコーヒーエネマを昼と夜の2回行っているのだが、やはり人間の身体として排便の時間帯は午前中なので、夜のほうは出ないことが多い。だから最近は、う○ちが出ることを祈りはするが、 [… 続きを読む]

緩和ケアに行って本当に良かった

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1週間の経過観察のため、昨日再び緩和ケアの外来に行ってきた。今日これから書く話は昨日書く予定だったのだが、痛みが強く書けるような状態ではなかったので、またブログをお休みしてしまった(^^;)。書く気は十分あり、夜中の2時までパソコンをつけたままにして、ベッドで痛みが引くのを待ちながらがんばっていたのだが、とうとう痛みは引かず、ボルタレンを飲んであきらめて寝ることにした。 しかしそのチョイスは大成功だった。なんと3時間も目が覚めずに熟睡できたのだ!2時に寝て、いつもだったら真っ暗闇の [… 続きを読む]

国立がんセンターに物申す!

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注:写真はこちらのページからお借りしています 築地にそびえ立つ国立がんセンター中央病院。今更言うまでもないが、がんに罹った人であれば誰しもが通いたいと思う、日本最高のガン治療専門病院である。1/26の記事に書いたように、もちろんかつては私もここに通えることに喜びを感じ、この建物を見上げ [… 続きを読む]

腫瘍マーカーの不穏な動き

今日は2週間に1度のリンパ球注入の日。前回はものすごい下痢でとても電車で行くことはできず、父の車で搬送してもらい、九死に一生を得た。まさに「搬送」という言葉がぴったりの状態であった(苦笑)。今日は前回ほどではなかったが、やはり電車で行くには少々つらい感じがあったので、再び車で送り迎えをしてもらった。完全にフラットに寝た状態で行けるので非常に楽だ。つい2週間後の予約日にもまた送り迎えをお願いしてしまった。ちょっと甘えすぎかな!!?? 車で寝ながらふと思ったのだが、じわじわと前にできていたことができなくなってきている自分に気づき、少しショックを受けた。クリニックに電車で通うこともそうだ。今まではち [… 続きを読む]

痛み抑制の功罪ーその2

9月12日の記事で、あまりにも痛みを抑制すると、本来感じるであろう感覚までをも失うのである意味危険もはらんでいる、という話をしたが、痛みの軽い快適な生活の裏には、まだまだ別のデメリットも隠されていた・・・。 先日ちょっとそのことにも触れたが、デュロテップパッチ(医療系麻薬)の注意事項として「お風呂に長く浸かると血行が良くなり必要以上に吸収されてしまうため、40度以上のお風呂に10分以上浸からないように」というのがあるため、お風呂での半身浴が制限されてしまったのだ。つまり私の一番のお楽しみである「バスタイム読書」の制限をされてしまったのだ。実際今日もお風呂に入ったらすぐにのぼせてしまって気持ち悪 [… 続きを読む]

大腸がんが一番いいなんて誰が言った!?

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この写真に見覚えのある方も多いと思うが、これは9/13の記事に掲載したのと同じ、私の腫瘍の写真である。実は、あの日に今日これから書こうとしていることを書く予定だったのだが、痛みの話だけで長文になってしまったので、あれでやめておいたのだ。写真でお分かりのように、これだけ大きな腫瘍が管をふさいでいるのだから、便もガスも出にくいはずである。この腫瘍が小さくならない限り、この痛みから解放されることはないであろう。 実はさっきオプソを飲んだのだが、今日はそのぐらい痛みが激しい [… 続きを読む]

食養生シリーズ④-ローフード=生食-

おかげさまでこのブログお休み中に、懸念の2つの仕事のうちの一つが片付いた。長い間の懸念事項になっていたので、気分的にもかなりすっきりした。ついブログを書くほうが楽しくて、仕事を後回しにしてしまいがちだ(^^;)。 さて、9/9の記事に書いたが、ローフードに関する情報収集がほぼ終了したので、今日はその話をしよう。ローとは英語のRaw,つまり「生」という意味であるが、ローフードのコンセプトは、加熱によって酵素が失われてしまうため生で食物を摂取しよう、というものである。実際には、酵素は48度以上の加熱によって破壊されるので、それ以下の温度までの加熱であればOKなのであるが、基本的には生野菜と果物を食 [… 続きを読む]

信じる者は救われつつある!?

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今日も結局ほとんど出なかった・・・。がしかし、一応回復の兆候だけほんのちょっぴり見られたことが唯一の救いであった。今日はもうその一点だけでなんとかマインドを保っている状態だ。とりあえずほんのちょっとだけ排便があったのだが、カマが効いてきている・・・という感じの便(つまり軟便)だったからだ。日中にそのような便が出たので夜にもう少し出るのではと期待していたのだが、残念ながらそれ以上出ることはなかった。エネマもやったがまたもや失敗。ぜんぜん排便なし。 しかし今日はそんなも [… 続きを読む]

とうとう入院

注:10/18から11/2までの記事は退院後に書いています。 13時起床。便がほとんど出なくなってから10日経ち、起きて早々に圧迫痛あり、さすがにもう限界のようだ。まだぎりぎり数日ぐらいなら我慢できそうではあるが、話したり考えたりできる余裕があるうちに主治医とコンタクトしておいたほうがよいと思い、聖路加に電話した。すると主治医は私の話の様子から、今すぐ入院の準備をして病院へ来るよう言った。入院とはすなわち人工肛門の手術を意味する。多少覚悟はしていたものの、まだ今日の段階では診察してもらってそのことについて相談するぐらいだと思っていたので、あまりの急な話に少々度肝を抜かれた。しかし、もう10日が [… 続きを読む]