西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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またもやマッサージに救われた

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おととい痛みに耐えすぎたせいか、ちょっとしばらくは痛みに耐える気力が沸いてこない。昨日ロキソを飲んで快適に過ごしたこともあり、やっぱり痛みのない世界(完全になくなることはないが生活に支障のない程度の痛みに抑えること)の良さを実感してしまったため、今日は少しだけ我慢してそれ以上は我慢しないようにと、朝から決めていた。加えて、友人の研究者から「ロキソニンは服用後30分後が最も効力を発揮するので、痛みが発生すると予測された時点で前もって飲んでおくのがコツ」とアドバイスを受けたこともあり、今朝は散歩に出かける前に飲んでおいた。というのも、今の生活のリズムでは、起床後、朝のお仕事(検温、体重測定、血圧測定、花の水やりなど)をしながら少し身体を動かしていると、必ず散歩に出かける前にまず1回目の便が出るため、いつも散歩から帰ってくると痛すぎてしばらくベッドでうなっていることが多かったからだ。しかし今日はおかげさまで散歩に出かける前に飲んでおいたので、家に帰ってきてから多少は痛みは発生したが、ベッドに横になることなく、そのまま朝食をとることができた。

昼食後にまた便が出、さらにちょうど痛み止めが切れてきたこともあり、午後3時頃かなり痛みが激しくなってきた。それまでメールを書いたりしてまあまあ元気に過ごしていたのだが、じっと椅子に座っていることもままならなくなってきた。立ち上がっても痛い。横になっても痛い。何をしていても痛い。机に手をついてじっと我慢のポーズをとっていた・・・。

もうだめだ、耐えられない。本日2度目のロキソを飲もう、と思っていたとき、母がマッサージをしてみようかと言ってくれた。その時点でかなり痛かったので、マッサージを受けるどころではないという感じだったのだが、せっかく言ってくれているのだからやってもらってみようと思いお願いすることにした。マッサージをしてもらうためにベッドに横になるのも一苦労というぐらいであった。なんとか顔をしかめながら、ベッドに横になり、マッサージをしてもらう体勢を作った。

すると、なんてことだろう。つい1秒前まであんなに痛かったのに、マッサージをしてもらうためにベッドに横になった瞬間、ほんの少しだけだがすっと痛みが和らいだ。さらに私が心の中で「痛くなーい、痛くなーい」と唱え、自分に言い聞かせると、またもう一段階痛みが軽くなった。そしてマッサージを開始してしばらくすると、かなり痛みが軽減されてき、30分ちょっとマッサージをしてもらって起きが上がると、嘘のように痛みが軽くなっていた。

またもやマッサージに救われた!!恐るべし、マッサージ!何が効いてこんなに効果があるのか分からないが、一番は恐らく「心の問題」すなわちリラックスできることだと思う。マッサージで血行が良くなることもあるかもしれない。あるいは30分で痛みのピークが過ぎたのかもしれない(この可能性は低いと思うが)。とにかく結果として、ロキソを飲まずに、午後の散歩に出かけることができたのである。そして家に帰ってきてからもその状態は保たれ、夜ご飯を食べた後、ほんの少し便が出てしまったので、「ああ、また痛みに襲われる~」とびくびくしていたのだが、痛みはそんなに大きくなく、今のところロキソを飲まずに夜も過ごせている。このままなら飲まないで寝ることもできそうだ。

あと、上で少し書いたが、けっこう「痛くなーい、痛くなーい」と自分に言い聞かせるのも効果があるのだ。いわゆるイメージ療法とでも言うのであろうか?痛みが来たとき「痛い、痛い」と言ってしかめっ面をしていると痛みはいつまでも続く。しかしがんばって顔をゆるめ「痛くないのよー」と念じていると、100%効果があるわけではないが、時々効力を発揮する。イメージっていうのも馬鹿にはできないと私は思っている。

最後に、私事であるが(ってこのブログの内容、全部私事じゃん!)、ようやく過去の記事もすべて書き上げ、現在まで話がつながったので、今日友人にブログの公開をした。たくさんの人から励ましのメールをもらった。とてもうれしかった。私にとって、友人からの励ましのメッセージもとても良い治療薬なのだ。すでに各方面で言われていることだが、「心」っていうのは病気治しにおいてとても重要な役割を果たすと思う。私も、またこれらの友人たちと一緒に飲みたい!っていう夢をもってがんばっていこうと思う。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!