西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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抗がん剤の副作用の再来のごとし

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夜中の3時に目が覚め下痢がスタート。そのあと朝の8時まではなんとか落ち着いていたが、8時を皮切りに下痢の応酬。午前中は30分に1回トレイにこもっていた・・・。まさに抗がん剤の副作用の再来のごとしであった。しかしおかげで完全に便秘は解消(たぶん)!!下痢は苦しいが、とにかく気分的には楽になった。

副作用のつらさについては3月28日の記事に書いてあるが、あれは本当につらかった。そして今回も同じような状況ではあるのだが、なぜかあのときほど苦しくない。もちろん抗がん剤の副作用による下痢とカマによる下痢との強さの違いということもあるだろうが、私が思うに、1.こうなることがあらかじめ予測できていたこと 2.下痢の苦しさを一度経験済みであること(抗がん剤投与の前は、実は今までの人生においてほとんど下痢というものを経験したことがなかった。ちなみに便秘も) 3.力むタイミングを学習したことで痛みをかなり軽減できていること といった理由もあると思う。つまり闘病に慣れてきたというか、コツをつかんできているということもあると思う。やっぱり人間生きていると、気づかないところで少しずつ学習しているのだなあと思った。

午後も下痢は続いたが、午前中ほど頻繁にトイレに行くこともなくなった。とにかく今日は一日動かずにベッドに横たわっていた。やはり身体を動かしたり、何か食べたりすると、腸の動きが活発になりすぐにもよおしてくるので、とにかくじーっと活動を停止しているのが楽なのだ。だからといってあまりにも出さないようにしているのも本末転倒なので、多少は起き上がって食事を摂ったりはしたが、起き上がった瞬間にもよおすし、水を飲めばもよおすし、食事を摂ればもよおすしで、その点の心配はなかった。このことからも、逆に考えれば、いかに排便促進には運動と食事、つまり腸の蠕動(ぜんどう)運動が重要であるかということが分かる。

そんなわけで、この数日間、皆さんには大変ご心配をおかけしたが、おかげさまで腸閉塞の恐怖からは完全に解放されたので安心して欲しい。とにかく私は今後数日間は下痢との闘いであろう。一日も早く元の状態に戻ることを切に願う。完全に生活のリズムが狂ってしまったから。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!