深刻なタイトルなのに、写真(クリックして拡大)は見るからにおいしそうなさくらんぼ。まずは写真の説明からしておこう。ちなみに今回は写真と記事の内容に関連性はないのであしからず(笑)。
このさくらんぼが、お酒ともう一つの母への誕生日プレゼントだ。母が「あー、おいしいさくらんぼ食べたいわねー。でもさくらんぼは高くてねえ」と以前言っていたので、それなら・・・ってことになったのだ。私たちもご相伴に預かったのだが、いやはやあまりのおいしさに、私は果物禁止にも関わらずかなり大量に食べてしまった。まあたまには無礼講ということでいいであろう(^^;)。
もちろんさくらんぼは山形産の佐藤錦。築地本願寺近くの果物屋さんで買ったのだが、これがものすごくコストパフォーマンスのよいさくらんぼであった。同じぐらいつぶが大きくて、これだけ赤くて整っているものだと、デパートでチェックしたら一箱5000円とか7000円とかしていた。でもこれはなんと2500円!!あまりにもおいしかったので、ぜひ義母にも食べさせてあげたいと思い、後日もう一箱買いに行った。そしてまたもやご相伴に預かってしまったので、結局私が食べるために買ったような形になってしまった(^^;)。3日連続で果物を食べてしまったので、しばらくは果物禁止だ・・・。とほほ・・・。
さて、今日の本題に移ろう。実はずっと前から主人の食事の内容が気になっていて、私としても見るに見かねて、とうとう今日そのことについて主人と話し合いの場を持つことになった。ご存知の通り、私は食事療法として玄米菜食をやっているが、当然主人もそれにつきあっている。当然と書いたが、実は当然でもなんでもなく、病気でもない人がこの食事につきあってくれるということはものすごくありがたいことなのである。現に、がん患者だけ玄米菜食で、家族は白米を炊いて普通食を別に作る人も多いと聞く。でも主人は、ただでさえ玄米菜食、しかも私がやっているような厳しい内容の食事に変更するにはかなり大変なので、主人が隣でおいしいものを食べていたら私がなかなか実行できないだろうと思い、私と同じものを食べるようにしてくれていたのだ。もちろんたまには息抜きに普通食も食べたりするが、基本的には私と同じものを食べてきた。
しかし、最近の主人を見ていると、さすがに玄米菜食が限界になっていると感じた。私はもともと野菜が好きな人だったので、最初は味の薄さに辟易したが、慣れてしまうと案外おいしく、今ではさほど苦ではない。しかし、主人はもともと肉が好きで、オムレツとかハンバーグとかミートソーススパゲッティとか、いわゆる”日本の洋食屋さん”的なメニューが好きな人であった。カツどん、ハンバーガーも大好物であった。なのに、今はそういうものは一切食べることができない。食べられないだけならまだいいのだが、あまり好きでないメニューに加え、味付けがまずいときている。まずいのは、別に料理をしてくれる人が悪いのではない。調味料が限られているため、どんなに料理上手な人でも普通食のようにおいしく作るのは無理なのだ。
とにかく最近の主人を見ていると、出してもぜんぜんおかずに手をつけなくなってしまった。食べるのは玄米ごはんと味噌汁とたくわんと納豆、豆腐だけ。野菜はキャベツとレタスぐらいしか食べてくれない。煮物やひじきの煮つけなど、昔は好きで良く食べていたのに、今はぜんぜん食べなくなってしまった。要するに味付けが問題なのだ。それはひいては調味料の制限の問題だ。いかに、かつおだしと砂糖やみりんが料理をおいしくさせるかを痛感する。
というわけで、あまりにも主人の食事が偏りすぎているので、母たちとも話しあって、主人にはできる範囲で普通のおかずを出すことに決定した。私が作ってあげられればいいのだが、とてもその時間は現状とれないので、母たちの協力を得ながら、あとは惣菜を買うなどして対応していきたいと思う。この4ヶ月間、よく主人はつきあってくれた。そのおかげで、私もすんなりと玄米菜食に移行することができた。もう今であれば、隣でカツ丼だろうがラーメンだろうが食べられても耐えられる。本当に主人には感謝している。だからこれからは少し自分の健康も考えて欲しい。
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