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裸のおつきあいならぬ、う○ちのおつきあい

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5月10日の記事で私がう○ちの情報をお願いしたところ、いやはや予想以上に多くの方から情報提供していただいた。本当にありがたいことである。この場を借りて心より御礼申し上げたい。

それにしても、さすが私の友人というか(笑)、さすがに内容が内容だけにハンドルネーム(匿名)で投稿するかと思いきや、けっこうみんな実名で投稿しているので驚いた。またブログへのコメントという形ではなく、直接私にメールしてくれた人もたくさんいるが、それはもうみんなリアルかつ詳細に描写してくれていたので(^^;)、非常に参考になった。

中には、う○ち以外の秘め事も同時に告白してくれた人もいて、「カミングアウトしてすっきりしたー」と喜んでいた人もいた。

こんなことでもないと、他人のう○ちのことなんて聞けないし、しかしながらこれは非常に重要なことなので、そういう意味ではこの呼びかけが私にだけではなく、読者のみんなにも役立ったようで、私もとてもうれしい。

そして私が今回のことで一番うれしく感じたのは、お互いにすべてをさらけ出したおかげで、より友人たちとの距離が縮まった気がすることである。もちろんどの友人とも、今までも何でも隠さず話せる仲ではあったが、でもやっぱりどこかで気取った部分もあったと思う。それがう○ちのことまで話す仲になったことで、もう本当に何も隠し事はないという感じがするのだ。

裸のおつきあいをすると急に距離が縮まることがあるが、まさしくそう思ったのは、ガン仲間のS姉さんとHさんとのつきあいだ。彼女たちとは国立がんセンターで2ヶ月前に初めて出会い、入院中のたったの2週間(Hさんに至ってはほんの1週間ぐらい)しかご一緒していないのに、すでに昔の学生時代の友人たちと同様なつきあいの深さに発展している。もちろん”ガン仲間”という特別な絆があるからというのもあるだろうが、やっぱり病院というところでは裸を見せ合うことはなくても、自分が一番弱っているところをお互いに見せ合っているので、それが距離を一気に縮めるのであろう。う○ちの話などは日常茶飯事、とにかく普段言えないような身体の悩み事などもすべて話し合える。従って、おつきあいの深さは時間の長さではなく、どこまで自分をさらけ出した話ができるかということにかかってくるのだと今回のこれらの経験で分かった。

とにかく友人たちとの距離が縮まったことが何よりも私にはうれしい。う○ちの話をして本当によかった。う○ち万歳!!

それでは最後に私の体調報告。昨日に引き続き今日も痛み止めなしで過ごせた。びわの葉の角度も若干上向いたし、私の体調も上向きにあるようだ。今日はガスが出にくく、圧迫痛に多少苦しんだものの、最近は便が出た後の通過痛が前ほど強くないような気がする。だからその分ロキソを飲まずにやり過ごせているのだと思う。またいつ前のように痛みがぶり変えしてくるか分からないが、とりあえず今のところはいい調子できている。さて今回はノーロキソの6日更新なるか!!??乞うご期待。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!