西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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腫瘍マーカーの不穏な動き

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今日は2週間に1度のリンパ球注入の日。前回はものすごい下痢でとても電車で行くことはできず、父の車で搬送してもらい、九死に一生を得た。まさに「搬送」という言葉がぴったりの状態であった(苦笑)。今日は前回ほどではなかったが、やはり電車で行くには少々つらい感じがあったので、再び車で送り迎えをしてもらった。完全にフラットに寝た状態で行けるので非常に楽だ。つい2週間後の予約日にもまた送り迎えをお願いしてしまった。ちょっと甘えすぎかな!!??

車で寝ながらふと思ったのだが、じわじわと前にできていたことができなくなってきている自分に気づき、少しショックを受けた。クリニックに電車で通うこともそうだ。今まではちゃんと自分で電車に乗って通えていたのに、最近それができなくなってきている。おとといキャンセルした「気」の治療院もそうだ。どうしても予約に間に合わせることができなくて、ここ2回連続でキャンセルしている。来週の土曜日にガン患者の会があるのだが、それもこの調子ではどうも出席できそうもない。思えば前は調子が悪い中でもなんとか体調を整えて、予約に間に合わせたり、会に出席できたりしていた。それが最近はできなくなってきている・・・。

加えて、食欲も少し落ちている。あまり動いてないせいだと思うが、以前は3食プラス間食をすることもあったぐらい食欲旺盛だったのに、最近は2食で間食はほとんどなし、ときには1食のこともある。しかし、これについてはあまり気にしていない。食べる量は確かに少ないが、栄養はジュースなどでけっこう摂れていると思うからだ。それに人間、本当に必要であれば自然におなかがすいてくるというものである。それがすかないということは、すなわちそれはあまり必要でないということのだと思う。これによって体重が減り続けるのであれば問題だと思うが、今のところ体重も下げ止まったようなので、こちらもしばらく様子見というところであろうか。

今日のクリニックでもらった2週間前の血液検査の結果で、腫瘍マーカーのCEAが7.9に上がっていたことが、私にさらなる不安をもたらした。5以下が正常値なのに、すでにここ3回連続で6.5→5.8→7.9と異常値の域に入っており、不穏な動きを見せているのである。今日の先生は10以上にならなければまあ様子見でいいでしょうと言っていたが、逆に10を超えたらちょっと真剣に検査を考えたほうがいいらしい。つまり検査というのはCTをとることで、転移の有無を調べるということだ。CTの予約は9/7に入っているので、その結果を見るまではちょっとどきどきだ。転移していなければいいのだが・・・。

しかし暗いニュースばかりでもない。いろいろなことができなくなってきている一方で、できるようになってきていることもある。一応最近実感できているのは、腸の調子が良くなっていると感じることだ。つまりはいい便を出せるようになってきているということだ。ガスの方は相変わらず出にくいが、それでも一時期に比べれば出やすくなっていると思う。それと爪の状態も少しだけ改善してきていることだ。

このように明るいニュースがまったくないわけでもないので、まあ現状プラマイゼロといったところか。とにかく今の食事療法を信じて実践するのみ。そして喜ぶも落ち込むも、9/7のCT検査の結果次第。それまではあれこれ考えて悩むのはやめにしよう。

最後に、昨日の私の記事について、複数の方から有益なコメントをいただいたことにまずはお礼を申し上げたい。特に病院の事情、現在の日本の医療事情などについては納得する部分もあったが、また言いたいことも出てきた。これについてはまたあらためてトピックを立ち上げて論じていきたいと思う。今日はさっきまで排便3連チャンでさすがに激痛が襲い、ブログを書くのも危ぶまれていた状態であったのだが、なんとか書けるぐらいの痛みに落ち着いてきたのでこうして書くことができたのである。よって、あまり難しい話をするような気力はないのでまた今度。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!