西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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少し (すこし)

聖路加の外来

今日は抗がん剤投与からちょうど2週間たったので、本来であればまた投与する日のはずであった。しかし、私の場合は白血球の数が少なく、第一回目ですら抗がん剤を打てるぎりぎりの状況(白血球数3000)だったので、2度目のときはまず血液検査をしてから、ということになっていた。そして今日採血をして、白血球の数がOKであれば抗がん剤を翌日以降投与するという計画であった。 しかし私としては血液検査の結果いかんに関わらず、もう抗がん剤は二度とやらないとすでに心に決めていた。抗がん剤の副作用(私の場合はイリノテカンの副作用の下痢)があまりにもすごかったからだ。しかしここからが難しいところで、正直にそれ(もう二度と [… 続きを読む]

少し前進した一日

体調のほうは相変わらずで、今日も下痢が続いた。でもこれはたぶんカマの量が多すぎなのだと思うので、少し減らしてみよう。薬の量が減るのはとにかくうれしいものだ。いつの日か、カマ無しでうんちが出てくれる日がくるであろうか?あー来て欲しい!! 今日のタイトルに「前進」と入っているのは、一つはようやくまともにゲップが出るようになったこと。そしてもう一つは、3ヶ月ぶりに台所に立って主人のために料理を作ったこと(料理といってもホットケーキを焼いてあげただけだが(^^;)、そして洗い物をしたことだ。主婦だというのに、台所に立たずしてこの3ヶ月過ごせたことだけでも、なんともありがたい環境であると思うが、とにかく [… 続きを読む]

マッサージ効果のすごさ

確実にはよく分からないが、なんとなく抗がん剤の副作用から解放されつつある感じがする。相変わらず下痢はしてるのだが、同じ下痢でも抗がん剤の下痢と、カマ(緩下剤)の下痢とでは苦しさが違うような・・・・?とにかく今日は同じ下痢でもさほど苦しくなかったのだ。それから、痛み止めも久しぶりに1回だけですんだ。昼間にけっこう痛くなったのだが、そのときに母にリンパマッサージをしてもらったら、不思議と痛みがすっと消えてなくなった。マッサージ効果のすごさを思い知った。恐らくマッサージが直接痛みに効いたのではなく、マッサージをしてもらって自分が”気持ちいい”と感じたことによる、そのリラックスがよかったのだと思う。気 [… 続きを読む]

下痢の次は便秘か!?

ようやく抗がん剤の副作用の下痢がおさまったようだ。しかし、喜びもつかの間、今度は便秘に!?まあここのところ下痢でかなり便は出していたかもしれないので、単にガスがたまっているのかもしれないが、とにかくお腹がパンパンで苦しい。もうこれ以上膨らまないよーというぐらいになると、ようやくプーっと出るのだが、それでも少ししか出ないので、最悪な状態を抜け出すだけで、パンパン状態に変わりはない。昨日はこのパンパンが原因で、ほとんど眠ることが出来なかった。 また別の副作用として、私の場合歯茎が腫れ、これはそんなに日常生活に支障をきたすほどではないが、口の中が痛い。あと、これは副作用かどうかは分からないが、右太も [… 続きを読む]

下痢に苦しむ

抗がん剤の投与を終えて今日で5日目だが、まだ下痢が続いている。というか、3日前よりひどくなった感じ。今日は主なところ(すなわち細かいのは回数に入れていない)で5回トイレに行っているが、すべて下痢だった。よって痛みも激しく、今日はロキソ(痛み止め)を3回飲むのはもちろん、飲める時間まで待っているような状態であった。少し動くとすぐにもよおすため、散歩にも出かけられず、運動もままならない。また食道?もやられているのか、薬も飲みにくくなっているし、ゲップも出にくくなっている。右腿になぜか赤い湿疹が出た。痛くもないし痒くもないのだが。きちんと食事だけ食べられているのが、唯一の安心材料である。いつになった [… 続きを読む]

肛門をいじめまくりのとほほな毎日

大腸ガンはガンの中でもたちのいいガンです、もしガンになるのであれば私は大腸がんを選びます、とある本に書いてあった。それを読んで、とりあえず大腸がんでよかったあ、などと思っていたのだが、直腸ガンの場合は肛門近くにガンができるので、とにかく便が出なくなるのでそれがつらい。要するに腸管が狭くなっているので、便が細くしか出ないし、少しでも便が硬いとつまってしまう。今まで35年間快便だった私が、まさか便秘に悩むときがくるとは思わなかった。そして毎日が便との闘いであった。一日中口を開けば、うんちが出るとか出ないとか、そんな話ばかりしているのだから、いささか主人も嫌気がさしていたであろう。でもそんな私にもち [… 続きを読む]

大腸内視鏡検査、そしてガンの宣告

2006年1月17日大腸内視鏡検査を受けた。話では、内視鏡自体はほとんど苦痛はなく、むしろその前に飲む下剤のほうがつらいと聞いていたので、安心して受けたが、実際はとんでもない苦痛であった!検査中あまりの痛さに私は泣き叫び、なんと3人の看護婦に押さえつけられたのである!!もちろん下剤もつらかった。アメリカの場合、日本と違い、自宅でジュースを飲みながら下剤を飲むのだが、もうまずいのなんのって、今でもあのときのホワイトグレープジュースを見るだけで吐き気がしてくる。恐らくもう二度とホワイトグレープジュースは飲めないであろう。 それにしてもアメリカは動きが速い。私が内視鏡検査終了後、瀕死の状態でベッドに [… 続きを読む]

このブログについて

それは私にとっては突然降って沸いた、信じがたいがまぎれもない事実だった。その名も直腸がん。当時アメリカ・カリフォルニアに住んでいた私は、2005年夏ぐらいから便通異常を感じており、9月に一時帰国した際日本(聖路加病院)で受けた便検査で潜血異常があったものの、忙しいのを理由に大腸内視鏡検査を後回しにしていた。しかし年末になり日常生活にも支障をきたすぐらいの状況になってきたため、とうとう大腸内視鏡検査を受けたのだった。そしてその場でガンと宣告された。 それにしても、ガンの宣告ってもっと重々しい状況でされるのではなかったっけ?薄暗い部屋でレントゲン写真なんかを見ながら、これがガンですね・・・みたいな [… 続きを読む]

大腸内視鏡を受けるまでの症状

日本に一時帰国していたとき、ある友人からオーガニック野菜生活の話をとくとくと聞かされ、夫婦ともどもすっかり感化され、アメリカに戻ってすぐにオーガニック野菜生活にした。それまでは、必ず夕食のメインは肉か魚を出していたが、それからは野菜中心のメニューになり、肉も魚も食べない日が続くようになった。すると1週間もしたらなんだか体調がよくなってきて、便通も改善された。これですっかり気を良くしてしまい、あとで思えばこれがまた検査を遅らせる要因ともなったのだが、とにかくこのときは食べ物でこんなにも体調が変わるものだと実感した。 しばらく調子が良い日が続いていたが、1ヶ月も経たないうちにまた便通が悪くなってき [… 続きを読む]

手術、そして最悪な結果へ

アメリカから日本に緊急帰国してからちょうど1ヶ月。とうとう手術の日がきた。ストレッチャーに寝かされ手術室へ運ばれるとき、思わず涙がこぼれた。私は一言「がんばってくるね」と言って手術室へ入っていった。まずは麻酔の精髄注射を打たれた。これは中学1年のときの盲腸の手術で体験済みだったから、さほどつらくはなかった。そして次に口に全身麻酔の呼吸器みたいなのをつけられ、1回吸ったらまぶたがガクーンと重くなり、2回目で私の意識は完全に遠のいた。 手術後2、3日は術後管理病棟に入る。麻酔から目が覚めたとき、私は真っ先に人工肛門になっているかどうかを確かめた。もちろん手足は動かない。あくまでも感覚だが、なんとな [… 続きを読む]

食事開始、一般病棟へ

手術後3日目で、もう食事が開始された。最初は出された量の2%ぐらいしか食べられなかったが、6日目ぐらいには80%ぐらいにまでなった。普通大腸ガンの手術の場合、かなり食事の量など制限があるのだが、私の場合は幸か不幸か何もしなかった・・・つまり腸を切ってないので、食事は普通食だ。術後3日目にして尿管がはずされた。そして痛み止めを注入する背中に突き刺さっていた管もはずされた。どんどん身体から管がはずされていき、かなり身軽になってきた。足をひきずりながら歩くのは変わっていないが、それでも歩くスピードが日ごとに見違えるほど速くなっていく。外科的な回復は本当に早い。 4日目に術後管理棟から一般病棟へ移った [… 続きを読む]

退院したくない!

同室のお姉さんが明日退院することになった。同時にお姉さんを通じて知り合った別の病室のお姉さんHさん(彼女は3年前に卵巣ガンを患い、今回は再発により入院)も明日退院するとのこと。彼女たちのおかげで笑いの絶えない入院生活を送れたので、すごく寂しい。彼女たちの退院当日は、笑顔でさよならするつもりだったが、つい泣いてしまった。でもおかげさまで彼女たちとは退院後も情報交換をするなど、今でも親交が続いている。 彼女たちより私の方が3日遅れて手術をしているのに、先生が彼女たちに続いて明日退院してもいいと言ってきた。普通なら喜ぶべきところを、私はものすごくブルーになってしまった。退院したくない!そう思ってしま [… 続きを読む]

痛みに苦しむ

今日はロキソを8時間ごとに飲むほど、痛みに苦しんだ一日であった。せっかくかわいい甥が来てくれたというのに、公園に出かけても一緒に遊んであげられるほどの気力もなく、痛みに顔をゆがめながら、せいぜい愛想笑いするのが精一杯であった。そしてあまりの痛さに耐えられず、早々に引き上げてしまった。痛みの原因はもちろん便。少々カマが少なかったかな。少し飲む量を増やしてみようと思う。ガスの出も悪く、一日中お腹も張っていた。それも痛みを強くする原因となっていると思う。ここのところ調子が良くなっていたので、久しぶりの調子の悪さにちょっと落ち込んでいるが、まあそんなにすぐに良くなるはずもないのだからしょうがないよね。 [… 続きを読む]

次々にといろいろなことが起こる

それにしてもいろいろなことが起こる。これも好転反応なのか!?(そう思いたい!)今日はお風呂で半身浴をしていたら、両足がぴりぴり痛み出した。痛みは内部から来るものではなく、外部からの何かに皮膚が反応してぴりぴりする感じだ。痛みは耐えられないほどのものではないが、けっこうな痛みだった。だから途中で半身浴を切り上げて出てしまった。 原因として考えられるのはびわ風呂。びわの葉温灸で使ったびわの葉を刻んで袋に入れて入浴剤として使っているのだが(本にお勧めとして書かれていたので)、びわのエキス!?に反応しているような感じがする。それほどびわのエキスは強力なのか!!??真意のほどは分からないが、とにかく今日 [… 続きを読む]

がんセンターから聖路加へバトンタッチ

国立がんセンターの主治医から入院による抗ガン剤投与をやりたいなら他の病院を探せと言われたので、早速病院探しが始まった。ネットで調べると、やはり最近の主流はポートを埋め込む方法のようなので、抗ガン剤のためだけに入院させてくれる病院を探すのは困難を極めると思った。しかし思いがけずすぐに見つかった。それもなんと私にとって、最も近く最高の病院。それが聖路加病院だった。 3月22日に電話して、とりあえず24日の外来に来るよう言われた。主治医は、外科部長だった。でもその先生がとてもやさしくていい先生で、なんと28日に入院させてもらえることになったのである。もちろん本来はそんなに早くに入院させてもらえないよ [… 続きを読む]

痛みのメカニズム

今日は久しぶりに痛みで泣きが入った。でもこれは自業自得とも言える。なぜなら、ロキソ(痛み止め)を飲まずにがんばり過ぎたからだ。なぜそんなにがんばってしまったのか。それには昨日のクリニックが影響している。というのも、昨日のクリニックで自分の血液の写真を見せられたのだが、写真にはっきりと血液に溶け出した薬剤が写っていたからだ。 001.jpg
この変なアメーバみたいなのが薬剤らしい。赤血球も本来離れていないといけないのに、私のは重なったりくっついていたりした。抗ガン剤の影響ともとれるものもはっきりと写って [… 続きを読む]

とうとう抗ガン剤投与開始!

本日から2泊3日で聖路加に入院、抗ガン剤投与が始まった。私の抗ガン剤は、5FU+ロイコボリン+イリノテカンのいわゆるFOLFIRIと呼ばれているやつだ。前にも書いたように、ようやく治療が始められる!といううれしさ反面、これからどんな副作用で苦しむのか!?という恐怖もあり、タイトルに「とうとう」とついていることからも分かるように、私の気持ち的には後者の方が若干勝っていた。朝10時に入院、すぐに採血をし、午後から抗ガン剤の点滴開始と言われていたが、結局点滴を始めたのは夕方5時過ぎになってからであった。ちなみに入院初日は皮肉にもけっこう自分的には快便だったので、体調が少し良くなってきていることに快感 [… 続きを読む]

ガン仲間のお見舞いでがんセンターへ

このブログにも度々登場している、がんセンターに入院中知り合ったHさんが、抗ガン剤の副作用があまりにも強烈で救急車で運ばれたと聞いて、今日慌ててお見舞いに行った。それでなくてもいつも速効で返事が来るのに、3日間もメールの返事がなかったので、副作用でダウンしているんだろうと心配していたのだが、まさか入院しているとは思わなかったので、とてもびっくりした。 Hさんによると、いつもより吐く回数が多くかなりつらかったが、それはいつものことと我慢していたらしい。でもそのうち、足と手が震えだしたので、さすがに変だと思い病院へ行くことにしたのだそうだ。Hさんが打っているシスプラチンという抗ガン剤は、けっこう副作 [… 続きを読む]

またもやマッサージに救われた

おととい痛みに耐えすぎたせいか、ちょっとしばらくは痛みに耐える気力が沸いてこない。昨日ロキソを飲んで快適に過ごしたこともあり、やっぱり痛みのない世界(完全になくなることはないが生活に支障のない程度の痛みに抑えること)の良さを実感してしまったため、今日は少しだけ我慢してそれ以上は我慢しないようにと、朝から決めていた。加えて、友人の研究者から「ロキソニンは服用後30分後が最も効力を発揮するので、痛みが発生すると予測された時点で前もって飲んでおくのがコツ」とアドバイスを受けたこともあり、今朝は散歩に出かける前に飲んでおいた。というのも、今の生活のリズムでは、起床後、朝のお仕事(検温、体重測定、血圧測 [… 続きを読む]

口内炎が痛い

昨日のブログで「このまま今日は痛み止めを飲まずに寝られそうだ」と書いたが、残念ながら飲む羽目になってしまった。ベッドに入って1時間、なんとか痛みを感じない体勢はないものかと、いろいろな体勢をとって痛みにじっと耐えたが、どうしてもだめだった。起きているとなんとか痛みをごまかせるが、やはり寝るとなると神経が研ぎ澄まされてしまい、相当痛みが軽くないと寝られない。でもロキソを飲んでからはすぐに寝ることができた。 でも昨日の夜中に飲んで以来、今日はロキソを飲まずに過ごせている。日中痛くなったりもしたが、なんとかびわの葉温灸でやり過ごすことができた。ただこれから寝るところだが、このブログを書きながら、少し [… 続きを読む]

涙もろくなったのは年のせい・・・?

今日の体調はまずまずであった。いつも便のあと激しい痛みが来ていたが、今日は少し痛みも軽くなったようだ。便をした後30分ぐらいは痛くて歩くのもやっとという感じだったが、その後は徐々に退いていき、おかげさまで今日もノーロキソ(痛み止めなし)!!これで4日間更新中。前回は3日間痛み止めなしで過ごした後、4日目で挫折、その後はけっこう頻繁に痛み止めを使用する生活になってしまったので、今のところ記録更新中。さあ、いつまでこの記録を更新することができるか・・。 さて、今日はガンの話から離れて、今日の朝の散歩中の話を書こうと思う。私が元気に散歩していると、目の前に親子が現れた。後ろ姿だったので顔は見なかった [… 続きを読む]

痛みと闘い続けた1日

今日は久しぶりにQOL(Quality of Life)が最低の1日だった。結局昨日ブログを書き終え一度ベッドに入ったものの、1時間後に痛みに耐えきれずロキソを服用。その後なんとか寝れたが、朝起きたときにはすでに薬が切れて痛みが発生していたので、散歩に行く前に飲んだ。にもかかわらず、便が出ると痛みは発生し、日中は8時間あけることもできず(一応ロキソは1日3回までとなっているので8時間あけるのが理想)、7時間で再度ロキソを飲んだ。ロキソを飲んでもこれだけ痛いのだから、飲んでなかったらもっと苦しんでいたであろう。今は夜の11時だが、かなり痛い。ブログを書く前は実はとうとう痛さで泣きが入り、主人にマ [… 続きを読む]

油断は禁物

カマ(酸化マグネシウム)の量を増やした効果が出て、今日は朝一番で下痢気味だったが割と大量の便が出た。その後すぐにロキソを飲んだので昼過ぎぐらいまですこぶる体調が良かった。その証拠に今日はなんとちょっとだけだが昼寝もできたのだ!正味1時間ちょっとであったが、ぽかぽか陽気の中での昼寝は最高に気持ちよかった。毎日体温や体重その他の状態を記録している自作の用紙があるのだが、そこにも”痛みが軽い”と書き入れたぐらいであった。 調子の良いまま、家事を少しこなした後、夕方の散歩に出かけようとしたときであった。おならと一緒に少量の便が出そうになったのでトイレに行って出した。これが悪夢の始まりであった・・・。こ [… 続きを読む]

人助けって気持ちいい!

人助けなんてそんな大げさなものではないのだが、今日は2度も人の役に立ててうれしい一日であった。そしてこの程度のことで「うれしい!」と感じることができるようになったのも、やっぱりガンのおかげだと思う。そしてけっこうこのブログを書くことも、案外悪くないと最近思うようになった。というのも、ブログを書くために、まずはその日一日のことをじっくりと思い返すことができること、そしてやっぱりなるべく良いこと(=読んで幸せになれること)を書きたいと思うので、小さな幸せを見つけようとすること、そしてその小さな幸せで私自身幸せを感じることできるからである。 また当初の目的・・・=私の日々の様子を家族・友人に知らせる [… 続きを読む]

穏やかな一日

ゴールデンウィーク最終日の日曜日(といっても私にはGWはまったく関係ないが)、一日中雨が降っていたこともあり、特に我が家の界隈は住宅街というよりオフィス街なので人通りも少なく、とても静かだった。明日からはまた騒々しい日々が始まるであろう。 私の体調も今日はロキソ&便コントロールが比較的うまくいき、安定した穏やかな時を過ごすことができた。ここのところずっと痛みと闘ってきたので、こんなに穏やかな気持ちになれたのは久しぶりだ。こんなに穏やかだったのだから、それこそ昼寝でもすればよかったのだが、そこは貧乏性の私、時間がもったいないと、普段できないことを次々にこなした(この余裕のなさがまさにガン体質!( [… 続きを読む]

マインドを保つのは難しい

度々このブログにも登場しているガン仲間のHさんだが、今日彼女とメールのやりとりをしていてちょっと考えさせられたことがあったので、それについて書こうと思う。 再度彼女の状況を説明しておくと、彼女は3年前に卵巣がんで手術、抗がん剤治療を行っていたが去年の秋に再発、今は再び抗がん剤治療にがんばっているのだが、彼女曰くだんだん抗がん剤も効かなくなってきているのでかなり不安が募っているとのこと。だからたまに彼女の口からは弱気な発言も出てくる。もちろんそういうときは私は「ガン治療には気力が大事!」という話をしてなんとか彼女が前向きになってくれるよう励ますのだが、そんな彼女からのメールに次のように書かれてい [… 続きを読む]

びわの苗木と運命を共に・・・

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前にも書いたが、退院直後はびわの葉、びわの葉と騒いでいた時期があり、確保が難しいなら自分で育ててしまえ!ということで、近所に生えていたびわの苗木を引っこ抜いてきて、写真のようにベランダで育て始めた。ところが、うまく引っこ抜いて根っこも持ってきたはずなのに、植木鉢に植えたとたん、シュンとしてしまったのだ。なんせ私にとっては初めて植物を育てる経験で、我が子を育てるかのごとくわくわくしてたので、シュンとしたびわの苗木を見て、私もシュンとしてしまった・・・。しかし、 [… 続きを読む]

理想的なう○ちまでの道のりは長い!(笑)

タイトルにあるように、今日のメイントピックはう・○・ち!!最近この話題から遠ざかっていたので、久しぶりに直腸ガンらしいトピックにしよう。 今日は久しぶりに便秘に悩んだ。便が無駄に出て痛みに苦しむことはあっても、便秘に悩むことはここしばらくなかったので少し気になったが、まあ健康的な人でも1日ぐらい出ない事だってあるわけだから、便秘自体はそう気にすることでもない。それにまったく出ていないわけではなく、若干量が少ないというだけなのだ。ただ、私の場合便秘すると、便がガンを圧迫し、それはそれで痛みの原因にもなるので、そう簡単に済む話でもないのが問題だ。実際、今日の日中は、圧迫痛で苦しんだ。よってしょうが [… 続きを読む]

果敢なる挑戦

タイトルを見て、「おっ、今日は何に挑戦したんだ?」と期待した方も多いはず。もちろん私にとっては大いなる挑戦なのだが、内容はたいしたことではない。ごめんなさい、先に謝っておきますね(^^;)。 さて、その果敢なる挑戦の内容とは・・・お風呂場でのエネマ(=コーヒー浣腸)!でも笑うことなかれ。挑戦して失敗したらそれはもう大変なことなのだから。ここ2日間どうしたのか、今日も昨日同様、便の出が悪かった。よって今日も再びエネマのお世話になることにした。ただ昨日と違うところは、いつもトイレでやるところを、今日はお風呂場での注入を試みたのだ。というのも、以前ブログで液がうまく注入できないという話を書いたところ [… 続きを読む]

目標となる人物ができた

昨日に引き続き今日も白金台へお出かけ。昨日は会長さんとの個人面談だったが、今日は東京いずみの会の定例会に初出席するためだった。昨日とほとんど変わらない格好で出かけたが、今日は昨日より一つだけグレードアップさせた(^^)。昨日はスポーツシューズだったが、今日はバッグに合わせて、黒の革靴を履いた。こうして少しずつ昔のようなおしゃれの感覚を取り戻していこうと思う。 昨日は「新たな目標ができた」であったが、今日は「目標となる人物ができた」。 今読んでいる本は聖路加病院院長の日野原氏が書いた本なのだが、生きるのが楽しくなる15の習慣の中に「自分の師となる人を見つけること」というのがあった。それ以外の14 [… 続きを読む]