西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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ガン仲間のお見舞いでがんセンターへ

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このブログにも度々登場している、がんセンターに入院中知り合ったHさんが、抗ガン剤の副作用があまりにも強烈で救急車で運ばれたと聞いて、今日慌ててお見舞いに行った。それでなくてもいつも速効で返事が来るのに、3日間もメールの返事がなかったので、副作用でダウンしているんだろうと心配していたのだが、まさか入院しているとは思わなかったので、とてもびっくりした。

Hさんによると、いつもより吐く回数が多くかなりつらかったが、それはいつものことと我慢していたらしい。でもそのうち、足と手が震えだしたので、さすがに変だと思い病院へ行くことにしたのだそうだ。Hさんが打っているシスプラチンという抗ガン剤は、けっこう副作用が強いらしく、ひどい場合は身体が硬直してしまう人もいるそうだ。実際、そういう人ががんセンターに入院していると言っていた。まったく抗ガン剤ってやつは恐ろしい。

ちょうど私が入院していたときにいらしたSというおばさんもまだ入院していたので、ついでに病室に顔を出しに行った。彼女は抗ガン剤に加え放射線もやっているので長い入院が必要のようだ。以前と変わりなく元気そうだったので「元気そうでよかった」と言ったら、「ようやくここまでになったんだよ。少し前までは副作用(嘔吐)がひどくて、ものは食べられないし、ベッドでずっと寝てたんだよ」と言った。Sおばさんの同室の方も、同じ病気で抗ガン剤を受けているようだが、やはり同じく副作用(しかし彼女の場合は嘔吐より下痢)には悩まされたと言っていた。そして二人とも5回やらないければいけないところを、3回目で白血球がかなり減少してしまったため、いったん中止となったそうだ。みんな抗ガン剤で大変な思いをしている。改めてガンという病気の恐ろしさを痛感した。とりあえず今日の4人の中では、抗ガン剤をやっていない私が一番元気だった。まあ今のところはそうだけど、このままこの元気が続けばいいのだが・・・。

今日はお見舞いに行くこともあり、痛みがひどくてお見舞い中にしかめっ面をしているのもなんなので、先にロキソを飲んでおくことにした。おかげさまで今日はロキソがばっちり効いて、比較的快適に一日を過ごすことができた。昨日かなりがんばったので、今日はご褒美かな。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!