西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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果敢なる挑戦

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タイトルを見て、「おっ、今日は何に挑戦したんだ?」と期待した方も多いはず。もちろん私にとっては大いなる挑戦なのだが、内容はたいしたことではない。ごめんなさい、先に謝っておきますね(^^;)。

さて、その果敢なる挑戦の内容とは・・・お風呂場でのエネマ(=コーヒー浣腸)!でも笑うことなかれ。挑戦して失敗したらそれはもう大変なことなのだから。ここ2日間どうしたのか、今日も昨日同様、便の出が悪かった。よって今日も再びエネマのお世話になることにした。ただ昨日と違うところは、いつもトイレでやるところを、今日はお風呂場での注入を試みたのだ。というのも、以前ブログで液がうまく注入できないという話を書いたところ、ある大学の先輩から「私もコーヒーエネマやってるけど、横になるとたくさん入るよ。私なんか1000ccぐらい入っちゃうよ」というコメントをもらったからだ。それ以来、ずっと横になっての注入を試みようとしたのだが、どうしても勇気が出なくて、ついトイレに座っての注入に逃げてしまっていた・・・。だって、注入してもうこれ以上入らないってところまで行くと、どうしても少し液と一緒に便が漏れてしまうから。だからトイレなら安心なのだ。

でもなぜか今日の私は違った。お風呂場ならきちんと洗い流せばいいのだし、それに漏れるといってもほんの少量なのだからそんなに気にすることはない!と妙に挑戦的だった・・・。というわけで失敗覚悟で挑んだ!すると成功!!やったー!!一滴も漏れなかった。まあ漏れないようにぎりぎりになる直前でストップしたというのもあるけど(^^;)。そして結局100ccしか入らず、量的にもたいした前進はなかったが、でも挑戦した自分に拍手を送りたいし、成功したことは次への自信につながった。さらに、そのあと今までたまっていたモノがもりもり出てきたことも、さらに私を爽快な気分にさせた。それにしてもいったいどうやったら1000ccも入るのだろうか???不思議でたまらない。先輩!横になるって具体的にどういう格好になるのでしょうか??(笑)

さて、便がたくさん出た後は、お決まりの通過痛の再来だ。ただし、今日はいつもほど強い痛みが来なかった。あれ?もしかしたらこのままロキソを飲まずになんとかやり過ごせる???そう期待しながら、痛みのピークが過ぎるのを待った。しかしそこで一つ難題が持ち上がった。散歩だ。今までの経験から、散歩をすると痛みが増す。散歩している間はいいのだが、一瞬でも動きを止めるとアウトだ。今までさんざんそれで泣いてきた。すると、ここでもまたいつもと違う私が出てきた。というか、今度の場合は直感だ。午後の散歩は、通常4時ぐらい、遅くても6時ぐらいには出発するのだが、今日はこの時点で6時近くになっていた。よっていつもであれば、すでにちょっと痛いのだからロキソを飲んでこれ以上痛みを強くしないようにして散歩に出かけていた。しかし今日は夕飯後に散歩に行くチョイスを思いついたのだ。そしてこれも一つの挑戦であった。つまり、痛み止めなしで痛みが治まってから散歩に出た場合に痛くなるのかどうかを知りたかったのだ。そしてこれまた見事に成功した!痛みが軽くなるのを待って夜の9時半に出発して今散歩から帰ってきてこのブログを書いているが、痛くない。ロキソを1回スキップすることに成功した。これはとてもうれしいことだ。

それに夜の散歩というのもなかなか気持ちいいものだ。特に今日は無風で温度も快適という最高の条件だったからなおさらだ。ライトアップされた勝どき橋でも見ながら散歩しようと思い、いつもの隅田川デッキコースを選んだが、少々目の毒という光景もあった・・・(^^;)。夜の隅田川デッキコースが格好のデートコースだということをすっかり忘れていた・・・たはは(^^;)。まったく羨ましいぜい!

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!