西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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近く (ちかく)

リンパマッサージを開始

今朝は久しぶりに散歩に出かけることが出来、とても気分が良かった。ここのところ早朝から下痢だったので、朝の散歩にも出かけられず、悶々としていたのだ。雨が降っていたが、風もなく寒くないのでさほど外出が苦にはならない。とりあえずまだ下痢が心配だったので、いつでもトイレに行けるように聖路加タワーの近くを歩くことにした。聖路加タワーの裏口、隅田川沿いのところに桜並木があるのだが、まだ桜が満開だったのでちょうどそこだけ雨がさえぎられていた。よって私は傘を脇に置いて、桜並木の下を腕を振りながらウォーキングで何度も往復した。気持ちよかった!けっこう往復したが、なんとかトイレに行かずに過ごせそうな雰囲気だったの [… 続きを読む]

手術前の各種検査

とにかく手術前はいろいろな検査が必要だ。私の場合直腸ガンということもあって、直腸の近くには子宮や膀胱やとにかくいろいろな臓器が至近距離にあるため、そっちへ浸潤していないかを見ておいたほうがいいということで、通常の検査にプラスして婦人科検診もやることになった。婦人科検診は痛かった。またもや大泣き。直腸MRというのは楽だった。よくTVとかでも見るやつで、大きな検査機器の中にずずーっと入っていくやつだ。自分はただ台の上で寝ていればいい。しかし、まさか検査前に痛い注射を打たれるとは思っていなかったので、それがショックだった。 検査の中での最大の難関は大腸内視鏡であった。1月17日の記事に、いかにアメリ [… 続きを読む]

国立がんセンターでの初診

初診にこぎつけるまでにいろいろとエピソードがあるのだが、ここではそれは割愛する。とにもかくにもある方々のご尽力のおかげで、日本帰国早々にガンセンターでの初診を受けられることになった。まさかガンセンターの診療券を自分の名前で作ることになろうとは夢にも思わなかったが、実際診療券を手にして、自分のガンとの闘いが今日から始まるのだなという、何か覚悟みたいなものが芽生えた。と同時に、ホテルみたいな病院を目にし、自分の家から近く(なんと徒歩でも20分くらい!)、こんな素敵な、そしてガンに関しては日本で一番のところに罹れることに喜びを感じた。恵まれた環境にあるなーと思った。そしてここで治せないのならもうあき [… 続きを読む]

好転反応なのか!?

実は1週間前から歯茎が痛くて、これまた抗ガン剤のせいで歯槽膿漏になったのかと思っていたのだが、もしかしたら好転反応なのか!?と思うようになってきた。というのも、歯槽膿漏も歯茎が痛くなるようだが、基本的には歯がぐらついたり、歯茎が腫れたりするようだ。でも私の場合は歯茎は腫れていないし、もちろん歯のぐらつきもない。そして今日読んだ本によると、食事療法をやったときの好転反応として歯茎の痛みがあるようなのだ。ちなみに好転反応というのは、食事療法やびわの葉温灸など、自然療法をやっている際、一瞬病気が悪化したと思うような症状が出ることで、しかしその後は必ず良くなることから、「好転反応」と呼んでいるそうだ。 [… 続きを読む]

治療方針の決定、主治医は主人

主人は入院中の2週間でありとあらゆる文献・情報を読みあさり、退院後の治療計画を作成してくれた。それは次のようなものだ。 ・徹底した食事療法(=玄米菜食) ・運動をする(1時間の散歩をなるべく1日2回) ・びわの葉温灸 1日2回 ・免疫細胞療法 ・サイモントン療法(=心理療法) ・フコイダン、AHCCのサプリ摂取 ・抗ガン剤でガンを小さくし、時間稼ぎをする ・ヨガ ・イメージ療法 ・半身浴 ・コーヒーエネマ(=コーヒーによる腸内洗浄) ・リンパマッサージ(これは4月から追加された) 以上が一日で私がこなさないといけないメニューだ。実際退院後1ヶ月経ったが、これをすべてこなすのは至難の業。でもヨガ [… 続きを読む]

がんセンターから聖路加へバトンタッチ

国立がんセンターの主治医から入院による抗ガン剤投与をやりたいなら他の病院を探せと言われたので、早速病院探しが始まった。ネットで調べると、やはり最近の主流はポートを埋め込む方法のようなので、抗ガン剤のためだけに入院させてくれる病院を探すのは困難を極めると思った。しかし思いがけずすぐに見つかった。それもなんと私にとって、最も近く最高の病院。それが聖路加病院だった。 3月22日に電話して、とりあえず24日の外来に来るよう言われた。主治医は、外科部長だった。でもその先生がとてもやさしくていい先生で、なんと28日に入院させてもらえることになったのである。もちろん本来はそんなに早くに入院させてもらえないよ [… 続きを読む]

下血について

昨日下血が心配という記事を書いたら、早速ある友達が知り合いの看護師さんに聞いてくれ、メールをくれた。それによると、ガン細胞はもろいため出血しやすいものだということだった。またネットで調べた情報でも、癌は細胞同士の接着がゆるく、血管が傷つきやすいため出血が起こり、さらに癌が大きくなって周囲の組織への浸潤が始まると、癌が近くの血管に食いこんで出血することもある、ということだった。いずれにせよ、とにかくガンがある以上出血は当たり前のことなので、大量な出血でなければ気にする必要はなさそうだ。おかげで原因が分かって私もすごく安心できた。しかも、今日は下血はなかったので、やっぱりたまたま昨日だけだったよう [… 続きを読む]

家族の協力体制の重要性を再認識

今日は残念なことにノーロキソ(=痛み止めを飲まない日)更新ならなかった。朝食後いつものように便が出たのだが、今日は痛みが強く、30分超我慢していたが痛みが引きそうもなかったので、観念して痛み止めを飲んだ。でも正解だったと思う。午後も何度も少量の便が繰り返されたので、恐らく飲んでいなかったらまた泣きが入る痛みで苦しんだであろう。飲んだにもかかわらずけっこう痛かったから。 というわけで、記録更新はならなかったが、でも5日間も飲まずに過ごせたのは快挙だ。前回は4日だったから、1日記録更新だ。また振り出しに戻ったが、今度は6日を目指してがんばればいいじゃないか。 さて今日のトピックは「家族の協力体制」 [… 続きを読む]

CT検査をするべきか、しないべきか

タイトルに書いたとおり、最近このことで悩んでいる。おととい病院へ行ったときも実はCTをとるかどうか聞かれたのだが、ブログにも書いたように朝9時に病院へいってすでに昼の1時過ぎになっていたこともあり、さすがにさらにこれからもう一つ検査を受ける体力も気力もなかったし、そもそも受けるべきかどうか気持ちが固まっていなかったので、とりあえずその日は受けないことにした。今度の水曜日に主治医の診察予約が入っているが、またそのときにその話になるであろう。 実はこの件についてはすでに1、2週間前から私と主人との間で何度か話し合っており、とりあえず現在のところ主人は受ける派、私は受けない派である。主人の意見として [… 続きを読む]

薬疹の場合

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昨日の夜は最悪であった。23時にロキソを飲んで寝たものの痛くて寝付けなかったので、夜中の1時半に2錠目のロキソを飲んだが、それでもあまり効果がなくほとんど眠れなかった。30分ぐらいガッと寝て、目が覚めて、トイレに行って、ベッドの中で30分ぐらい痛みと闘って、でまた30分ぐらいガッと寝て・・・。1時間ごとにこれの繰り返しであった。ようやく朝の7時ぐらいになって痛みが和らいできたので、9時までの2時間は少し集中して眠ることができたが。 しかし、起きてから [… 続きを読む]

楽しいことある?って聞かれて答えられますか?

カリフォルニアにいるアメリカ人の友人ポールからメールをもらった。「調子はどう?」という問いに対し、私は「特に変化ないよ。毎日やるべきことをやっているだけ」という返信をした。すると次のメールに「最近楽しいことある?」と書かれていた。それに対し私は「残念ながら何もないよ。痛いから何もできないよ」と返信した・・・。 そう、何もない。何も楽しいことがない。そう思ったらものすごく悲しくなってきた。アメリカにいたときは、近くのワイナリーに行ってサンドイッチ片手にワインを飲みながらジャス演奏を聴いたり、公園でのんびりしたり、海へ行ったり、ショートトリップに出かけたりが楽しかった。また週に1度の外食デーで、お [… 続きを読む]

抗がん剤の思わぬ功名

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今日は気の治療院の予約が入っており、相変わらずの下痢で直前まで行けるかどうか分からなかったが、なんとかぎりぎり外出することができた。ここのところ散歩もまったくできていなかったので、久しぶりの外出であった。しかし案の定、途中で一度もよおし、近くのトイレに駆け込んだ。帰りも築地の駅を降りてからやばくなったが、なんとか家のトイレまで我慢できた。そういう意味では、なんとかもらさず行って帰って来れたので、ついていると思った(^^)。 しかし、どうやらこの下痢も収束に向かっているようだ。一応今日の [… 続きを読む]

漢方薬初体験

一時期腸の調子が良くなった実感がありすごく喜んでいたのだが、ここ数日の調子を見るにつけ、まだまだ調子は良くなっていないようだ。パッチ(麻薬)の副作用のせいか?便秘気味で、相変わらず便もガスも出が悪い。今日はとくにガスが出ず、かなりの圧迫痛で泣きまで入った。 もうかれこれカマ(緩下剤)を飲み始めて8ヶ月になるが、なんとか腸閉塞にならず過ごせてはいるものの、ばっちり効果があるという感触がない。下剤と痛み止めを比較するのには無理があるのかもしれないが、例えば、緩和ケアを始めてからは確実にガン性疼痛は抑えられている実感がある。すべての痛みはとれなくても、痛みが半減し、特に夜寝るときの痛みが緩和されたお [… 続きを読む]

MSコンチン増量の効果がちっとも出ない

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<写真の説明>去年アメリカで食べたおせち料理。今日母がすばらしいおせちを作ってきてくれたのだが写真を撮り忘れた(^^;)。最近すっかり小食だった主人も、昨日の年忘れオードブルと今日のおせち料理はものすごい量をたいらげた(クリックして拡大) 食事療法をやっている者にとっては、昨日と今日の豪華料理は目の毒だ。だから元旦は毎年恒例で親戚一同練馬の実家に集まっていたのだが、今年は行かないで、逆にお茶だけしに我が家へ来てもらうこ [… 続きを読む]

私の大好きなお正月モードも今日で終わり

今日は久しぶりに日中の青空の下を散歩した。最近は日中は調子が悪くダウンしているか、あるいは調子が良いときはブログを書くようにしていたので、夕方暗くなってからもそもそと動き出すことが多かった。今日も散歩に出るか、それとも調子が良いうちにブログを書いてしまおうか迷ったが、自分にとってどちらが大事かと考えたとき、やはり散歩のほうが大事だったので、散歩に出ることにした。でもそのおかげで、危うく今日もまたブログを書けない事態になるところであった。18時ぐらいから痛み出し、レスキューを飲んだが結局夕飯は食べられず、このままブログも書かないで寝てしまおうとベッドに横になっていたからだ。ところがうまく21時の [… 続きを読む]

昨日のダウンの原因は東京マラソンだった(^^;)

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<写真の説明>優勝したダニエル・ジェンガ選手。車の前を水色のユニフォームを着て走っているのが彼だけど分かるかな?(写真はクリックして拡大) 昨日のビッグイベント言えばこれ。東京マラソンだ。マラソンに特に興味はなく普段はTVでも見ないのだが、今回は我が家の近くがコースとなるということもあって楽しみにしていた。またこんなことでもないとなかなか外出しないので、外へ出るよいきっかけになるとも考えていた。 今回は築地 [… 続きを読む]

最近イライラしなくなったのは玄米菜食のおかげ?

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<写真の説明>友人が私の治療に役立つ本を贈ってくれた 玄米菜食の勉強をして驚いたことが一つあった。それは、食事はその人の体質を改善するだけでなく、性格をも改 [… 続きを読む]

毎朝いちごがある生活っていいね。

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<写真の説明>築地の場外市場で買ってきたいちご 「毎朝いちごがある生活っていいね。」 主人のこの言葉によって急に我が家の冷蔵庫はいちごが溢れるようになった(笑)。私は玄米菜食をやっているが、一部ローフードも取り入れているので、毎日朝食にはお皿一杯に盛られたフルーツを食べている。もちろん基本的には旬の無農薬あるいは有機の果物だ。よってここしばらくは私はりんごと夏みかんを主に食べていたが、主 [… 続きを読む]

電磁波過敏症

かなり前だが「電子レンジはよくない」という言葉を耳にしたことがあった。電子レンジがいけない理由は電磁波が身体によくないからだということはおおよそ予測はついていたのだが、とにかく「電子レンジはよくない」という言葉しかなかったので、なぜいけないのか、どのようにいけないのかということは知らなかった。そして恥ずかしいことに機械音痴の私たち母娘は、電子レンジの構造をよく理解していなかったが為に、電子レンジで温めると電磁波が料理に蓄積され、料理を通じて私たちの身体に入ってくるのでいけないのだと思っていた。よってなるべく温めるときはレンジではなくガスを使うように心がけていた(^^;)。 ところが先日電磁波に [… 続きを読む]

思えばストーマにすれば痛みとおさらばできるはずだった

先日痛みについて考えをめぐらせていたところ、ある重要なことに気がついた。それは「ストーマの手術をすれば痛みがなくなるはずだった」のに「なくなっていない」ということである。私が受けていた医師の説明では、痛みの原因は直腸に大きな腫瘍があるため排便時や便がたまってくると腫瘍が近くの神経を刺激するから、とのことであった。思えば痛みといえばこのブログでも何十回と書いた言葉があった。通過痛と圧迫痛である。これら2つの言葉は私が勝手に名づけたもので、今となっては懐かしささえ感じるが(^^)、ストーマ手術前は痛みといえばこれら2つの痛みで、私は常にこのどちらかの痛みで苦しんでいた。食事をすれば圧迫痛、排便すれ [… 続きを読む]

かなり厳しい現実

タイトルはみづきが付けました。 実は、前回のブログをアップした翌26日朝はみづきの号泣から始まりました。 朝の回診時に担当医から、腸閉塞の改善は今後も無い可能性があり、その場合は、もう永久的に腸の運動を止める処置をし、口からの食事をせずIVH(中心静脈からの高カロリー投与)の点滴で命を繋ぐ事になるとの話を受けたからです。 もう、一生まともな食事ができないかも知れないという状況は、さすがに精神的なダメージが大きく、さすがのみづきも、かなり落ち込んでしまいました。前日にはブログの記事も書く気力もでて、院内でのウォーキングもスタスタ歩けるくらい、入院はして [… 続きを読む]

今朝は朝から大騒ぎ!

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母のいとこがヒーリング系のCDをくださいました。スペイン語のヒーリングミュージックというのも良いものですね。 今日は特にブログを書く予定は無かったのですが、急遽大きなトピックが出てきましたので、タイムリーにご報告しておいた方が良いと思い書く事にしました。毎日の更新を楽しみにしている方にとっては、話題が提供できてかえって良かったと思います。今朝は朝から大騒ぎを起こしてしまったのですが、内容は転倒騒ぎです。昨晩は久し振りにぐっすり眠れ、朝9時20分からのリハビリに向けていつも [… 続きを読む]

さらなる回復を続けています

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いつもは主人が私の傍らでブログの記事を書き留めているのですが、今回は初めて父が書き留めてくれています。 数日前までは色の識別は出来ていたものの輪郭などはぼやけていたのですが、今では文字も読めますし、ほとんど見ることに関しては問題ない状態です。 ただちょっと近くをじっと見ていると目が疲れたり、ひどいときには目眩を起こしたりします。 記憶についてはまだ完全ではなく、特に時間の長短について少し問題があるようです。 自分ではものすごく前のように感じているのですが、実際に [… 続きを読む]