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家族の協力体制の重要性を再認識

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今日は残念なことにノーロキソ(=痛み止めを飲まない日)更新ならなかった。朝食後いつものように便が出たのだが、今日は痛みが強く、30分超我慢していたが痛みが引きそうもなかったので、観念して痛み止めを飲んだ。でも正解だったと思う。午後も何度も少量の便が繰り返されたので、恐らく飲んでいなかったらまた泣きが入る痛みで苦しんだであろう。飲んだにもかかわらずけっこう痛かったから。

というわけで、記録更新はならなかったが、でも5日間も飲まずに過ごせたのは快挙だ。前回は4日だったから、1日記録更新だ。また振り出しに戻ったが、今度は6日を目指してがんばればいいじゃないか。

さて今日のトピックは「家族の協力体制」としてみた。どんな病気の治療でも(あるいは病気でなくても生活する上で)家族の協力体制は重要だが、特にガンなど重病の場合は殊更に重要で、それなしには克服はできないと断言できる。すでに家族の協力の話はこのブログでも書いたが、今日新たに再認識したのでもう一度書くことにした。これは当事者本人よりも、ご家族の方々に読んでもらいたい内容かもしれない。

再認識したのには、もちろんきっかけがあった。何でも物事きっかけというものがある。今回のきっかけは、今日届いたある友人からの相談というか愚痴メール?(^^)であった。彼女は妊娠中で、「何で私だけ・・・って思って、つい旦那と口げんかになってしまうの・・・」とメールに書いてきた。妊娠前の彼女は仕事もし、テニスなどの運動でストレス解消していたアクティブな女性だった。それが妊娠したため身体を動かすことができなくなり、家にこもっていることが多くなった。ご主人も彼女同様テニスが趣味だが、ご主人にも協力を仰ぎ、一時はテニスを控えてくれたものの、最近またテニスに一人で出かけてしまうことが多くなり、彼女はやりたくてもやれないことでストレスが溜まっているということだった。

つい先日、まったく同じような状況の別の友人とチャットで話をしていた。彼女も同じく妊娠中で、妊娠前は仕事もしていたし、ジムに通ったり、飲み会大好きなアクティブな女性だった。しかし妊娠によって前出の彼女同様ほとんど外出できなくなり、ストレスがたまっているということだった。さらに前出の彼女は大家族なので話し相手には事欠かないが、この彼女の場合ご主人と二人きりなので、ご主人が仕事でいないときは朝から晩まで一人で過ごすことになり、それがたまらなく寂しく、ストレスを増大させるとも言っていた。そして彼女のご主人も、ある程度は飲み会をセーブしてくれてはいるものの、彼女からしてみると不要と思われる飲み会にも行っているという認識で、やはり「私だって飲み会に行きたいのに・・・」という不満があるようだ。

この二人の不満は共通している。つまり「なんで自分だけ我慢しなくてはいけないのだろう」という思いだ。妊娠というのは、確かに女性にしかできないが、実際には夫婦二人の問題だ。よって二人とも公平に喜びも苦しみも味わうべきものだと思う。なのに、ほとんどの場合、女性だけが負担を強いられ(=生活の変化を強いられ)、ご主人は生活を変えないということが不満を生み出す原因となっている。やはりここは奥さんも妊娠中の10ヶ月はつらい思いをしているので、ぜひご主人も10ヶ月だけは我慢して奥さんのそばにいてあげて欲しい。まさに「一緒にがんばっている」という思いが、当事者の気持ちを一番癒してくれるものだから。

さてきっかけの話がかなり長くなってしまったが、一応このブログはガン関係の話なので、ガンの話を始めよう。ようやくキーワードの「一緒にがんばっている」が出てきた。そう、ガンの治療にはこれが重要なのだ。妊娠と違ってガンなど病気の場合は、二人の問題ではないというか、少なくとも二人で作り出したものではないから、一緒にがんばる「べき」とは思わない。我が家の場合だって、私が勝手にガンになって、主人に負担をかけているのだ。だから”べき論”ではなくあくまでも”希望論”だ。ガン治療の場合は、一言で家族の協力といっても、それは簡単に一言では表せないと思う。その病状、家庭環境によってものすごい数の協力が必要となるからだ。例えば卑近な例で言うと、我が家の場合はトイレ。アメリカみたいに一人に一つトイレとバスがあればいいが、日本、少なくとも狭い我が家にはトイレが一つしかない。それなのにかなりの時間私が占領しているし、またいつトイレが必要になるか分からないので、家族はなるべく私がお風呂に入っているときとか、散歩に出かけているときとかを狙ってトイレに行くようにしてくれている。とまあ、こんな感じで、細かい苦労がたくさんあるのだ。

おかげさまで私は「なんで私だけ・・・」と思わずに生活できている。その理由をこの友人たちのことがきっかけで再考してみた。するとやはり家族の協力体制がちゃんとできているからだったことを再認識したのだ。恐らくもし協力体制ができていなかった場合、私が「なんで私だけ・・・」と感じる場面は食事であったろうと思う。私は今玄米菜食を徹底している。これは健康な人にはけっこうつらい内容だ。だから割と家族は普通食で、当人だけ玄米菜食をしている家庭も多いようだ。しかし我が家は主人も母も義母も私の玄米菜食につきあってくれている。やっぱり目の前で毎回ハンバーグやステーキやその他おいしいものをばくばく食べられると、しょうがないとは言え、けっこうつらいものがあるであろう。

それともう一つは、やはりいつも主人がそばにいてくれることだ。前出の2番目の彼女の話を聞く前は気づかなかったが、確かにひとりぼっちで痛みに耐えなければいけない状況だったら、今以上につらい思いをしていたと思う。でも私の場合、「痛いよぉ・・・」というと主人が「大丈夫?」と反応してくれるので、それだけで心が相当癒されるのだ。ガン仲間のHさんもそう言っていた。反応してくれる人がそばにいてくれるだけで、痛みが和らぐって。仮に家族が近くにいても、自分に無関心だとストレスだって。

今日はずいぶん話が長くなってしまったが、とにかくガンの治療には家族の協力体制が重要だ。これがないと、治るものも治らなくなってしまう。というわけで、ぜひガン患者のご家族は、

1.患者本人に関心を示してあげてください

2.相づちだけでもいいので反応してあげてください

3.できる範囲で本人の苦労を分かち合ってあげてください

そして本人は、ご家族はものすごい苦労していることを認識し、常に感謝の気持ちを忘れずに過ごしてください。

というのが、今日の私のメッセージです。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!