<写真の説明>友人が私の治療に役立つ本を贈ってくれた
玄米菜食の勉強をして驚いたことが一つあった。それは、食事はその人の体質を改善するだけでなく、性格をも改善するということである。ゆえに最近の子供にアレルギー体質の子が多いのは欧米型の食事が原因なのはもちろんだが、落ち着きがなかったりすぐにキレたりするのも食事のせいだとか。今の私は精神と肉体はものすごく強く影響しあっているということを知っているので、食生活の変化により体質が変わり、その結果性格まで変わってきたことを理解できるが、当時は精神と肉体との結びつきがそこまで強いとは思っていなかったので、欧米型の食事によってキレる子供が増えたという事実にはとても驚いた。
ところで私は、ふと今日自分の性格が少し穏やかになっていることに気がついた。今日は普通であれば、というか今までの私だったらかなりイライラするような場面に何度も遭遇したのだが、私は大してイライラすることもなく行動&対応していた。どういう状況だったかというと、まず始めに障害者控除を受けるのに必要な書類を提出しに区役所の住民課へ行った。詳細についてはここでは割愛するが、とにかく担当者が書類は区役所ではなく税務署に提出しろと言う。だったら昨日なぜそう言ってくれなかったのかと思ったが、どうやら私と担当者との間で認識の違いがあったようで、とにかく無駄足になってしまった。
次にその足で助成額の確認のため区役所の福祉課へ行き、確認後ストーマ製品の購入契約をしている業者のところへ、区役所からもらった1~3月分の交付券を渡しに行った。すると業者から「4月以降の交付券の申請はしたか」と聞かれたので「していない」と答えると「申請が必要だ」と言われたので、またついさっきまでいた福祉課へ戻ることになったのだ。ちなみに業者と区役所の距離は徒歩にして10分。決して近くはない。私の場合は散歩も兼ねているので歩くことはいやではないが、やはり逆戻りするというのは気分的にいいものではない。しかも業者のところには先週の金曜日にも行って交付券の話をしていたのだから、そのときに再申請のことを言ってくれていれば今日往復する必要はなかったのである。
とにかく私は再び福祉課に戻った。そして4月以降の申請のことを伝えると、本来は確かにその都度申請が必要なのだが、中央区の場合は(ストーマの場合は永久であることが前提のため本人からストップがかからない限りは)本人に代わって区役所が申請手続きをあらかじめしているので本人がやる必要はないとのこと。極め付けに、私の契約している業者は付き合いも長いので当然そのことは知っているはずだというではないか。
以上のように今日は「先にそう言ってくれていれば」と思う場面に何度も遭遇した。もちろん区役所にも業者にもそれについて私に教える義務はない。よって私も彼らを責める権利はない。だから文句を言えるわけではないのだが、とにかくこういう状況であれば通常はイライラするものであろう。しかし今日の私にはまったくそういうマイナスの感情が沸いてこなかったのである。業者から言われたときも、区役所から言われたときも、「ああ、そうですか、じゃあ○○へ今から行ってきますね」といった感じであった。よって無駄にストレスを感じることもなく過ごすことができた。
なぜイライラせずに済んだのだろう???家へ戻る道すがらお得意の「自己分析」(笑)をしながら歩いていたのだが、別に無理にイライラがガンにいけないと思ってその感情を押さえ込んだのではなく、そもそも最初からイライラしていないことに気がついた。こんなにイライラ因子がいっぱいあったというのに、私は仙人にでもなったかのようにごく普通のことと受け止め、すべてのことに冷静に対応していた。どうやら少し性格が変わったみたいだ。やはり人間を穏やかにするという玄米菜食の影響なのだろうか(^^)。
とにかくイライラすることは人間にとって何一つよいことはない。まさにタバコと同じ、百害あって一利なしである。玄米菜食がガンを治すと言われている所以は、体質改善だけでなく、こういうところにもあるのかもしれない。つまりイライラしないようになる=ストレスがなくなる=ガンが治る、ということである。
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