西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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今朝は朝から大騒ぎ!

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母のいとこがヒーリング系のCDをくださいました。スペイン語のヒーリングミュージックというのも良いものですね。

今日は特にブログを書く予定は無かったのですが、急遽大きなトピックが出てきましたので、タイムリーにご報告しておいた方が良いと思い書く事にしました。毎日の更新を楽しみにしている方にとっては、話題が提供できてかえって良かったと思います。今朝は朝から大騒ぎを起こしてしまったのですが、内容は転倒騒ぎです。昨晩は久し振りにぐっすり眠れ、朝9時20分からのリハビリに向けていつも以上に快調な滑り出しを見せておりました。朝7時半の定例のウオーキングを終え、病棟キッチンの冷蔵庫から私物のカフェオレを部屋に持ち帰ろうとしていた時でした。点滴棒が冷蔵庫をのドアをあけるのに少し邪魔していたので点滴棒をずらそうとしたところ、一瞬の気の緩みで腰の力がふっと抜けそのまま倒れて後頭部を強打してしまったのです。もう防ぎようもない単純な不幸な事故でした。確かに私の筋力の弱さが原因だったという見方もありますが私はそうは思っていません。まさに普通の人でも起こし得た事故だったのです。

ここからが面白いのは、後頭部を強打して仰向けになって倒れていた私は、先ず頭よりも最初に尾てい骨を心配していました(笑)。ようやく長年悩まされていた仙骨付近の鈍痛から解放され尾てい骨問題から解放されていた矢先に、再び尾てい骨を強打してあの痛い毎日を過ごさなければならないのかと思うとたまったもんじゃありません。その次には勿論すぐに頭の事を心配しました。取り敢えず痛みはないけれど血は出ているのかなぁ、かなり強く打ったけど大丈夫なのかなぁ・・・。自分で頭を触る事は出来なかったので血が出ている事が確認できませんでしたが、何となく大丈夫そうな気がしました。仰向けに倒れた状態でそれらのことを数秒のうちに考えた後で、ようやく大きな声で「すいませ~ん。すいませ~ん。」と叫びました。そしてすぐに数人の看護師さん達が飛んできてくださって私の姿を見てビックリ・・・という訳です。直ちに血圧と脈拍を確認してそれについては大丈夫でした。「血は出ていますか」と聞いたら「出ていますと」言われ、ああやってしまったと思いました。それこそ堅い床の上で寝ていたら尾てい骨が痛くなってきたので起き上がって座りました。頭の傷に外科的な処置が必要かどうかを確認するため、当直の内科の先生が来ました。ざっと見た感じでは縫う必要があるかその時は微妙でした。一応頭を強く打っているので脳のCTを撮りに行きました。結果は骨には異常なし、ついでに脳腫瘍はありますかと聞きましたら無いと聞いて安心しました(笑)。

これらの一連の作業を終え取り敢えず部屋に戻り、もう一度縫う必要があるかどうかの確認を別のお医者様にして戴きました。傷口の周りの髪の毛を切ってよく見てみたらやはり縫う必要があるという事になり、先ずは洗髪をして清潔にして血を洗い流しました。その時点では傷口の深さ5ミリ位という事でしたが、実際に局所麻酔をして縫合作業をしていたら、な、なんと傷口の深さ1.5センチ、しかも頭蓋骨ぎりぎりのところまでいっていて、かなり危ない状況だったというではありませんか!!それを聞いてぞっとしたと共に、自分の悪運の強さに感動しました。結局三針縫いました。昔からそうだったのですが、私はかなり悪運が強く今までも何度も窮地を切り抜けてきたのでした。今朝だって近くに鉄のキッチンカートがありましたから、あと数十センチ斜めに倒れていたらそれこそ無駄に顔や手や腰がぶつかって、大怪我こそしなくとも痛みが追加されていた可能性が十分考えられます。それが単純な頭の怪我で済んだのです。

まだ現在は局所麻酔が効いているので何処も痛くないですが、先生の話では今夜あたりジンジンしてくるだろうという事でした。勿論痛ければ痛み止めを使えば良い事なので、痛くて苦しむという事はありませんけども、余計な痛みが増えてしまってまったく嫌になってしまいます。

私が現在懸念しているのは痛み云々という事もそうですが、今回の事によって先生達が必要以上に私の行動を制限してくるようになる事です。家族は単なる事故だという事が分かっているのでその心配はありませんが、歩くときは必ず付き添いが必要だとか再び言われるのが心配です。一応、その事を先生や看護師さん達に聞いたらそんなに強く制限するつもりは無いと言っていましたので、大丈夫だとは思いますけどね。という訳で本日の転倒騒ぎ事件の全容のご報告でした。

それでは、次回またお会いしましょう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!