西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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好転反応なのか!?

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実は1週間前から歯茎が痛くて、これまた抗ガン剤のせいで歯槽膿漏になったのかと思っていたのだが、もしかしたら好転反応なのか!?と思うようになってきた。というのも、歯槽膿漏も歯茎が痛くなるようだが、基本的には歯がぐらついたり、歯茎が腫れたりするようだ。でも私の場合は歯茎は腫れていないし、もちろん歯のぐらつきもない。そして今日読んだ本によると、食事療法をやったときの好転反応として歯茎の痛みがあるようなのだ。ちなみに好転反応というのは、食事療法やびわの葉温灸など、自然療法をやっている際、一瞬病気が悪化したと思うような症状が出ることで、しかしその後は必ず良くなることから、「好転反応」と呼んでいるそうだ。つまり今まで溜まっていた膿を出すようなことらしい。

うわー、もしそうだったらいいなー。でも、もしそうでなくても、この好転反応というのは便利だと思った。なぜなら、ちょっと調子が悪くなったりどこか痛くなったりしても、「ん?これは好転反応か!?」と思えば、前向きに捉えることができるから。もちろん好転反応でなくて単なる病状の悪化なのに、そう誤解して放置してしまうのは問題になるが、それさえ気をつければとてもいいことだと思った。現に私の場合、歯茎の痛みが出てきたときも、好転反応だと思うことでイライラすることもなかったし、実際今日あたりから何もしていないのに自然に痛みが引いてきたのだ。また歯茎の痛みとほぼ同時に足に湿疹も出ていたのだが、それもやはり今日辺りから消え始めた。やっぱり、好転反応なのかなあ。いや、きっとそうだ。そしてきっと近いうちに今より体調が良くなるだろう。どのぐらい好転するか今から楽しみだ。(^^)

今日の体調報告。体調はまずまずといったところ。食欲は相変わらず旺盛なので、その点は心配ないが、昨日同様おならを出すのにとにかく一苦労。今日も午後散歩に出かけたが、結局トイレから離れることができず、またもや聖路加の近くをぐるぐる回るのが精一杯であった。でも10分も歩くとすぐにお腹が張ってきて、トイレに行って出すのだが、そのときに少量の便も一緒に出てしまうので、散歩から帰ってきたときは痛みもピークであった。それでもがんばってロキソを飲まずに、ホカロンでおしりを温めることで痛みを軽減、結局昨日に引き続きノーロキソ(痛み止めなし)で一日過ごすことができた。2日連続で痛み止めを飲まないで過ごせたのは、何ヶ月ぶりだろう。ものすごい快挙だと思う。びわの葉温灸が効いているのかな?(^^)

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(25) 手術、そして最悪な結果へ
(26) 余命1年の宣告
(29) バリアフリーの必要性を痛感
(30) 食事開始、一般病棟へ
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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!