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昨日のダウンの原因は東京マラソンだった(^^;)

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<写真の説明>優勝したダニエル・ジェンガ選手。車の前を水色のユニフォームを着て走っているのが彼だけど分かるかな?(写真はクリックして拡大)

昨日のビッグイベント言えばこれ。東京マラソンだ。マラソンに特に興味はなく普段はTVでも見ないのだが、今回は我が家の近くがコースとなるということもあって楽しみにしていた。またこんなことでもないとなかなか外出しないので、外へ出るよいきっかけになるとも考えていた。

今回は築地からゴールの有明までのコースとして、佃大橋を渡って隅田川を超えるコースが設定されていたが、私が応援したスポットはその佃大橋のたもとにある入船橋という交差点だ。自宅からマラソンコースまではたった徒歩1分の距離である。よって私の計画では、TVでチェックしてぎりぎりに家を出て、とりあえず先頭集団を見てから一度家に戻り、2時間ぐらいしてから一般市民を応援しにもう一度出るつもりでいた。天気が悪いのだけが余計であったが、それ以外は完璧な「はず」だった。しかし私の大勘違いのおかげで、その後の計画がすべて台無しになっただけでなく、その日一日が無駄になってしまったのである・・・(^^;)。

私の勘違いはコースの順序だった。入船橋はゴールに程近い最後の部分であったにもかかわらず、私は中間地点だと思っていたのである。コースは東京ヘッドラインというフリーペーパーで見たので、そういう意味では誤解を招くようなコース絵を描いた東京ヘッドラインを恨んでいるのだが(苦笑)、品川の折り返し地点から銀座を抜けて浅草へ行って築地に戻ってくるのが本来のコースなのに、私は銀座の後すぐに築地に来ると思っていたのである。よってTVで銀座を通過したのを確認して私は家を出た。

上述の通りマラソンコースは目と鼻の先にあるので、家を出てすぐに佃大橋のたもとに到着したが、そこにいたのは警察官とボランティアの人だけで一般市民はほとんどいなかった(後から考えてみれば当然である。30分以上早く来てしまったのだから)。いくらこの辺はオフィス街であまり住民がいないとはいえあまりにも少なすぎる。うちの主人も見ないぐらいだから、せっかく近くを走るのにみんなあまり興味ないのかなあと思いながら、とりあえず入船橋の交差点へ歩いていった。交差点には数人の一般市民がいたが、それでもまばらだった。私は一番写真がとりやすいポジションをキープし、「まもなく来るはずの」選手たちを待った。

トップランナーであれば銀座からだったら10分くらいで来るはずなのにまったく来る気配がない。おかしいなあと思ったが、私はまだこの時点では自分の勘違いに気がついていなかった。20分ぐらい待っただろうか。ようやく先導車が現れトップランナーが現れた。車椅子の選手だった。

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<写真の説明>2位と3位の車椅子の選手(写真はクリックして拡大)

びっくりだった。車椅子のほうが走るより断然速い。完全にぶっちぎり状態だった。後続にランナーの姿はまったく見えず、車椅子の選手たちが3人続いた。ちなみにこの時点でようやく沿道は人で一杯になっていた。そりゃそうだ、もうまもなく選手たちが到着するのだから。しかし私の体調はずっと寒い中立っていたこともあって、お尻の痛みがかなり強くなってきてとても厳しい状態だった。あともう少しで来るはずなのに一向に来ないし、けっこう我慢も限界に近づいてきたので、もうあきらめて家に帰ろうかと思っていたときだった。警察のアナウンスで「ただいま先頭集団は東日本橋を通過しました」と放送があった。「え?なぜ東日本橋???」私はようやくここで自分の勘違いに気がついた。道理でぜんぜん来ないはずだ(^^;)。しかし東日本橋に来ているのであれば家に帰ってもまたすぐに出てくることになる。しょうがない、あともうちょっとだ、がんばろう。ということで、痛いのを我慢してお尻を押さえながら待っていた。次のアナウンスがあった。「ただいま選手たちは茅場町を通過しました」「ふえーん、まだ茅場町か・・・」そして最終のアナウンスがあった。「ただいま晴海通りに入りました」「それならもうすぐだ!!もう5分ぐらいでくる!!」痛みは相当なものであったが、見たい一心で我慢した。そしてようやく優勝したダニエル・ジェンガ選手が現れた!!

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<写真の説明>どっちかは分からないけど、入船選手?誰かがそう言って応援していたので(写真はクリックして拡大)

ダニエル・ジェンガ選手は独走状態だった。時間にして2分ぐらい離されていただろうか?かなりあとになってようやくこの写真の2人が登場した。ジェンガ選手のときはただただ写真を撮るのに必死で応援できなかったが、私もその後は大きな声で「がんばれ~!!」と声をかけることができた。久しぶりに大きな声を出してものすごく気持ちよかった。ほんとはもっと見ていたかったのだが、もう痛みが限界に達していたので、最初の数人だけ見て泣く泣く帰途に着いた・・・。

こうして結局1時間弱外にいたので完全に身体が冷え切ってしまい、痛みと身体を温めるのにベッドに横になったが最後、結局一日中ダウンすることになってしまったのである。初めてのマラソン観戦はとても楽しかったがエライ目に遭った。ここのところ暖かい陽気が続いていたのに、よりによってマラソン当日だけ、しかもまさに午前中だけ冷たい雨が降り大会が終わったら晴れるという、よほど心がけの悪い奴がいたとしか思えない(^^;)。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!