西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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さらなる回復を続けています

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いつもは主人が私の傍らでブログの記事を書き留めているのですが、今回は初めて父が書き留めてくれています。

数日前までは色の識別は出来ていたものの輪郭などはぼやけていたのですが、今では文字も読めますし、ほとんど見ることに関しては問題ない状態です。

ただちょっと近くをじっと見ていると目が疲れたり、ひどいときには目眩を起こしたりします。

記憶についてはまだ完全ではなく、特に時間の長短について少し問題があるようです。

自分ではものすごく前のように感じているのですが、実際には僅か一週間前の事である事が多いからです。

取りあえず、数日前と比較してさらに回復したのはこの位です。

それ以外の口渇感、及び体の痛みは相変わらずです。

ところで水曜日には、私の友人からものすごいプレゼントを頂きました。

コメント欄に書いてありましたが、「会いたい」のヒットで知られる沢田知可子さんのコンサートを私のためにここ緩和ケア病棟で友人が企画してくれたのです。

私の体調が心配でしたが、何とか当日沢田さんに直接花束を渡すことが出来ました。

彼女の歌声はすばらしく、しかも僅か数メートル前で聞けるなんてこんな素敵なプレゼントはありません。

最初から最後まで涙が止まりませんでした。

又折角の機会なので他の患者さん、及びご家族の方達にも参加を呼び掛けて、多くの方が集まったのですが、皆さんも泣いておられました。

とにかく皆に喜んでもらえたことが私としてもとても嬉しいです。

最高の音楽療法となったことでしょう。

フミちゃん本当にどうもありがとう、そして駆けつけてくれた実施企画メンバーの皆もどうもありがとう。

現状まだ時々めまいが起こるので油断は許さない状況ですが、安定はしております。

皆さんも私から勇気をもらっていると書いておられますが、私も今回の復活記事に関して皆さんのコメントから非常に多くの勇気と希望を与えてもらいました。

本当に有難うございます。

それでは今日はこの辺で次回又お会いしましょう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!