西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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とりあえずポートの手術を無事終えました

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<写真の説明>友人Sさんがフラワー療法のものすごいセットを贈ってくださいました。ボックスだけでも高いのにすべて精油です。大切に使わせてもらいます。ありがとうございました!

みなさんからの応援メッセージやコメントはすべて読んでいます。ありがとうございます。今回はちょっと更新が遅れてしまいましたのでご心配をおかけしたかもしれませんが、水曜日に無事ポートの手術を終えました。よって今は外科的な痛みが落ち着くのをひたすら待っている毎日なのですが、とりあえずこの1週間を簡単にご説明いたしましょう。

前回の記事で眠気が強いという話をしましたが、結局パッチを減量しても状況は変わらなかったので、眠気は麻薬が多すぎたせいではなかったようです。よって眠気については何も変化なしというところなのですが、結局痛み無く麻薬を少し減量できたという結果になりました。

そんなこんなで、月曜日から手術当日水曜日の午前中までは、痛みも無くただ無事に手術を終えることだけを考えて穏やかに過ごしていたのでした。手術は13時半という説と夕方からという説の2つあったのですが、執刀医の先生が午前中学会だという話を聞いていたので、これは夕方にずれ込むに違いないと思って、実はブログを書き始めようとしていたのです。そしたらなんと先生が急に13時ごろ病室に現れて「13時半に手術だったよね。じゃあ手術室で待ってるね」と言って去っていったのです。というわけで水曜日に本当はブログを更新するはずだったのですが、それからはバッタバタで慌てて手術着に着替えて更新できないまま手術を受けることになったのでした。ところであまりにも時間に正確だったので驚き、でもあとで聞いてなるほどと思ったのですが、外科というところはものすごく時間に厳しい世界なのだそうです。1分でも遅れるとナースが怖ーい顔で待っているんだそうです(笑)。まあ本来そうあるべきなんですけどね。緩和ケア科は割りとのんびりしているので、すっかり私は緩和ケアタイムに慣れてしまっていたみたいですね(笑)。この時間に正確な雰囲気というのは、外科にはたった1泊2日しかいませんでしたが、それだけでも十分分かりました。すべて1分単位で正確に動いていましたから(^^)。

さて手術についてですが、普通はポートの手術は局所麻酔でやるもので、当然私もそのようにやるつもりだったのですが、手術室のベッドの上で外科の先生や看護師さん達に囲まれて「眠ったほうが楽ですよ~。楽ですよお~」と勧められ、結局眠る薬を使うことにしました。でも結果、その選択は正解だったと思います。というのも、私の場合通常より難しい手術になったそうで、鎖骨のところの血管が細くて入らなかったので首のほうから入れたのだそうです。従いまして通常より手術時間も長く痛かったことが予想され、しかも手術後の痛みも人より痛いことからも、眠っていなければかなり辛かったかもしれません。でも眠っていたお陰で、とにかく手術に関してはまったく苦しみ無く、気づいたら終わっていたのでとにかくよかったです。

ただ問題は、せっかくポートを造ったというのに、痛くてまだそれを1回も使えていないということです。点滴を腕に差すのが痛くて出来ないからポートを造設したというのに、最後に入れた腕のルートがなぜか絶好調で、まったく痛む事なく今でも順調に点滴ができているためこんな変な状況になってしまっているのですが、でもとにかく普通はそんなに痛くないはずのポートが私の場合痛くてたまらないのです。穿刺の際も痛くて泣き叫んでしまいました。まあ痛みについては日が経つにつれ少しは落ち着いてくると思うのですが、ちょっと予想外に痛みが強く、しかも使い勝手も悪いのでがっかりしているところです・・・。使い勝手が悪いというのは、現在モルヒネを皮下注射で24時間入れているのですが、それもポートからすべて入れられるようになり管がすべてなくなると思っていたところ、それはできないと聞いたからです。皮下注射がけっこうこれまた痛く、生活している上でいろいろと不便なところがあるので、ポートに変更できると期待していただけに私としては落胆が大きいのです・・・。

それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!