西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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直腸膀胱神経障害という新たな病名の出現

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大学サークルの友人達が元気の出る黄色のアレンジのお花を贈ってくれました。

何とか今日は気力を取り戻しブログを更新する気になりましたが、昨日は再び悪いニュースの出現で、どうしようもなく落ち込んでおりました。イレウスの方もほんの少し良い兆しを見せているとはいえ解消にはほど遠い状況なのに、昨日担当医の口から膀胱炎を起こしている上に神経障害が起きているだろうと、そしてそれは当然治らないし悪化していくのみだろうと言われました。一番手っ取り早い対応策としては導尿カテーテルを付ける事なのですが、後ろからも前からもチューブが出ている状態は不快だろうということで、取り敢えず当面の対策としては一日一回尿意を感じなくともトイレに座ることと、二日に一回の導尿です。というわけでまたもや煩わしいメニューが増えてしまいました。

このような状況の中で何故今日は気力を取り戻せたかというと、完全に尿意を感じる神経が私から奪われてなかったからです。実際、昨日の夜から今日の明け方にかけて一瞬だけ尿意を感じる時があり、それを逃さずに便器に座ってみると、少量ですがきちんと出るのです。よって、少しずつ訓練していけばまだ回復する余地があるのではという希望が芽生えてきたので頑張ってみようという気持ちになれたからです。人間の治癒能力と学習能力は計り知れない凄さがあります。私のこの神経障害に対する訓練がどのぐらいまで効果を発揮できるのか、今はその人体の凄さに賭けてみようと思います。

それでは次回までさようなら。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!