西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
総アクセス数:25,425,230
572

痛みを取るためにもうどうにでもしてくれ~とお願いした結果・・・

次の記事 | 目次
totoro.jpg
<写真の説明>おとといから急に高校テニス部の友人達から続々と手紙やプレゼントが届き始めました。第一弾で届いたのは、Mちゃんからの手作り押し花コースターと手編みトトロです(^^)。

今までも痛みを取るためにいろいろと手を尽くしてきましたが、それでもなかなか思うようにいかず、結局毎日痛みと闘っている始末でした。今週水曜日に再び痛みの限界ピークを迎えた私は、泣き叫びながらとにかくどんな手段を使っても良いからこの痛みを何とかして欲しいと先生に懇願しました。その結果腸を止めないとどうにもならないということで、絶食開始、痛み止めの一部をフェンタニルからモルヒネへ変更(つまりデュロテップパッチを少し減らしてその分をモルヒネに変更したという意味です。フェンタニルよりモルヒネのほうが腸を止める副作用がきついので)、経口による薬の服用をやめ再び点滴による投与になりました。点滴も普通の腕などから針を刺して入れる方法が可能であればいいのですが、先日来ブログに書いていますように、もう私の場合刺すところが無くて、そもそもその痛さに耐えられなくなって点滴を拒否したので、点滴で入れるということは痛みを増やすことになります。よって点滴が嫌なら我慢して水を飲んで薬を口から飲まないといけないわけで、ここでまた私にとっても究極の選択が示されてしまったのでした。

どっちも同じぐらい私には苦痛ですが、点滴の方が起き上がる必要はなく、また脱水を気にして水分量を気にする必要もないので点滴を選択しました。そして今回は静脈注射ではなく皮下注射に挑戦することにしました。皮下注射であれば皮膚があればどこにでも刺せるので楽だと聞いたからです。ところがどっこい、いざやってみたら足は浮腫んで痛くてかえって歩けなくなるし、どこにでも刺せると言ったのに、結局私の場合薬の種類と腸が痛いという状況にあることから太ももしか選べないと言うではありませんか!そんなこんなで皮下注射にしても全く痛みの改善にならず、かえって不快感が増すばかりでした。それに後からの話では、そもそも皮下注射の場合最初から数日間しか持たないやり方だったそうで、なんだかどれもこれもすべて数日間しか効果がないとか、持たないとか、よくわからなくなってきました・・・。

しかしとにかく水曜日にこのようにして点滴がたくさん刺さった状態になったおかげで痛みも取れ、昨日までは痛みは軽いものの痛み疲れでぐったりしていましたが、今日は痛みが軽い上に再び自分でブログを書けるぐらいの気力が戻ってきています。

しかしこの快適な状況を謳歌できるのも恐らく今日だけだと思います。というのも痛みを取ることに注力して腸を止めたため前々から懸念していた便がこの数日間まったく出ておらず、痛みが治まった一方今日あたりから今度はそっちの苦しみが出てきそうだからです。実際かなりお腹の張り感が出てきていますし、それを完全にモルヒネで押さえ込みのは不可能だからです。

それからもう一つ、また尿路感染を起こしてしまったみたいで、昨日熱が出てしまいました。よってまた抗生剤の点滴が始まったのですが、これがまた最悪なことに抗生剤は皮下注射では入らないのだそうです。従いまして、結局有無を言わせず静脈注射による点滴となってしまいました。幸い血管を1週間休ませたせいか、今のところほんのちょっとの苦痛でなんとかやり過ごせています。この静脈点滴の場合は痛みさえなければ扱いは楽だし何でもここから入れられて便利なので、これでうまくいけばこれに越したことはないのです。だって過去に点滴したことがある人はご存じだと思いますが、針を最初入れる時だけちょっと痛いだけで、それ以降は入れていることすら忘れるぐらいになることもあるし、いくら動いても痛くないですよね。点滴というのは本来そうだったはずなのですが、まさかこんなにも苦痛を与えるものであるとは思いもよりませんでした・・・。さて今日はこのぐらいにしておきますが、恐らく次回のブログ更新時にはちょっとしたビッグトピックになっていることかと思います。もちろん残念ながら良い話ではありません。

それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。

続きの記事へ
旧コメント | 目次
記事投稿日:
タグキーワード(AIで自動作成しています)
記事公開当時のコメントは上記「旧コメント」から御覧ください。新たなこの記事のご感想やコメントはTwitterハッシュタグ「みづきの記録」もしくは、フェイスブックのコメントへお寄せください。

続きの記事

(573) やはりもう私は一生食事の摂取はできないようです・・・
(574) とにかく笑って過ごすことだけを考え実行しています
(575) 完全に麻薬にやられ起き上がれなかった週末でした
(576) とりあえずポートの手術を無事終えました
(578) 脳転移
(579) MRIの結果報告および今後の治療について

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!