西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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完全に麻薬にやられ起き上がれなかった週末でした

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<写真の説明>母の知り合いが千疋屋のアイスクリームを私に差し入れしてくださいました。とてもおいしかったです。ありがとうございました!

いやはや完全にやられました・・・本当にまずいっ・・・という2日間でした・・・。いくら寝ても寝ても眠くて・・・というか、眠いのではなくて目をつむっていると単純に寝てしまうんですね・・・。そして不思議なのが、それだけ寝てもいくらでも眠れるんです。夜もぐっすり眠れます。だからつらくはないのですが、でもさすがに寝過ぎで違う意味で辛くなってきましたね。この週末の2日間、起き上がったのは唯一喉が渇きすぎて飲み物を飲んだ時と自己導尿した時の計4回。それ以外は寝ているだけにとどまらず体も殆ど動かないでじっとしている状態でしたから、当然寝過ぎで体のあちこちが痛くなります。一番痛くなるのはお決まりの腰です。腰は寝過ぎでなくてもいつも腎ろう等の関係で痛いですから、今回もかなりきてしまいました。それと足。足は浮腫も強くなり、そっちのほうからも痛さとだるさがかなりきました。そんなこんなで、いつもながら頭では分かっているのですが、それでもまったく動く気にならず、本当に困った2日間でした。

それに週末というのがこれまた何も対応できないので困るんです。もちろん緊急であれば対応してもらえますが、今回の私程度の話ですと週明け対応になります。それに麻薬の減量に関する決定は主治医とさらに上司の先生の判断も必要となってくるので、まず週末に話が進むことはないのです。ですので、ひたすらこの週末はこの眠気を我慢するか、あきらめて眠りこけるしかないのでした・・・(^^;)。私は今回は後者を選んでしまいました・・・。せめて前者を選べればまだ良かったのですが、ここでもさらに悪い選択をしてしまいました・・・。もうとにかく何もやる気が起きない、やれない、やりたくない、そういう状況だったのですね。本当にどうしようもないです・・・。

我慢の2日間が終わりようやく今日月曜日、主治医の先生にパッチの減量をしてもらえることになりました。まだ減量はこれからですし、パッチの場合は効果が現れるまで半日かかるので本当の意味での効果が期待できるのは明日になりそうですが、にもかかわらずこうやってブログを書く気力まで出てきているのは、やはり月曜日ということで人の出入りが多く寝ている暇がないことなどが影響しているのかもしれません。それかたまたま今日は昨日より頭がはっきりしているのかもしれません。いずれにせよ、やはり昨日より少し気持ちいいです。ただただ眠っているのはやはり気持ち悪いです。しかも自然に眠くて寝ているわけではないのでなおさらです。薬の副作用ってほんと怖くて嫌なものです。

では最後に、今日私がなるほどと思った言葉がありましたので、同じ状況でお悩みの方に役立てばいいなと思い、ここでご紹介しておきます。

今でこそブログを書く気力が出てきておりますが、実は今朝9時のリハビリ時点ではまだ昨日同様の状態でした。大好きなリハビリなのに寝ていたいとさえ思ってしまったほど眠気が強い状態にありました。よっていつもはリハビリで唯一歩く機会を得ているのですが、今日は歩くどころではなく、目を開けていることさえ大変だったのです。それが情けなくて悲しくて、私がリハビリが終わった時につい泣いてしまったのです。そしたらリハビリの先生が私に言ってくれた言葉・・・それはこういうものでした。「私とリハビリをしていた40分だけでも起きていられたのだからそれでいいじゃないですか」。なるほどなーと思いました。確かに恐らく今日リハビリがなかったらこの40分でさえ寝ていただろう。それが一応寝ないで起きていられたんだ。それでよしとしようじゃないか。そう思ったらすごく気が楽になりました。低い目標設定の仕方を学びました。自分としては最近かなり低い目標を設定できていたつもりだったのですが、まだまだもっと低くできるのでしょうね。さあ今日はもう私としてはブログを書くというものすごいことをやってのけましたので、あとはずっと寝ていてもかまわないでしょう(笑)。

それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!