西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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今週金曜日退院なのですが大丈夫か心配です

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<写真の説明>ブーツは以前このブログに掲載したものです。入院前にちょうどこのブーツにぴったりのバッグを見つけたので購入したのですが、一度も使わぬままになっています(^^;)。ブーツを履いて歩ける日はいつくるのかなあ・・・。

とうとう退院日が決まってしまいました(^^;)。一応現在今週の金曜日ということで動いていますが、いざ退院となるといろいろな問題や心配事が出てきて、本当に大丈夫かなあとかなり心配になっています。まあ心配はいつまで待っても尽きないものですし、実際にはいざ退院してしまえば何とかなるものですが、それにしても今回の場合は私の状況がかなり深刻ですし、準備も殆ど出来ていないので、通常の退院とは訳が違います。

例えば私の行動一つ考えても、移動方法及びそれに必要な器具等たくさんの事柄が出てきます。リハビリの先生は家の中は杖を使用と言ってましたが、私はそこまでは必要ないと思っています。外を杖で歩けるならまだしも、それは無理だと言っているので、なおさら家の中だけのために今すぐに杖を購入するのは不要かなと・・・。広い家なら別ですが我が家は狭いマンションですから、実際には壁を支えにしての伝い歩きでほぼOKだと思います。しかしいくら狭い家だと言っても本当に全ての箇所そのように動けるのか、実際に家で生活してみると気づかないところで問題が出てくるかもしれません。最近病室を細かく観察するようになったのですが、やっぱり結構気づかないようなところでも至る所にちょっとしたつかまる棒が設置されているんですよね。

外出は当面車いすになると思いますが、幸い車いすは早速近所の方からお借りすることが出来たので器具調達の問題についてはクリアーしました。でも当然家族に押してもらわないとマンションから出られませんから(日本はバリアフリーに一見見えてもまったくそうなっていません!法律上仕方なくやっているという手抜きぶりが見え見えです!実際我がマンションから外へ一人で出ようと思っても出られませんから)、家族がいる時しか散歩は出来ないし、雨が降ったらおしまいですね・・・。これはしょうがないことなのでしょうけど、やっぱり病院にいればこういうことはないですものね・・・。

それと車いすで外出したものの、さてそれからどうやってその場を歩くか、です。リハビリの先生は当面外出は無理だと考えているようで、その当たりの具体的なアドバイスがもらえません。しかし私の今の計画では、隅田川の遊歩道まで車いすで連れて行ってもらって、そこで歩く練習をしたいと思っています。しかしさすがの私も病院の中でさえ杖で歩いていなかったので、いきなりそこを杖で歩こうとは思っていません。たぶん歩けると思いますが、例の2回の転倒事件がトラウマになっていてすごく慎重になっており怖いのです。だからといって今使っている4つ車がついている歩行器を使って遊歩道を歩けるかというと下がガタガタで使えないと思いますし・・・。それこそこうなったら病院まで車いすで行って、病院内で歩く練習するかなあ(笑)。

一番母と私が心配しているのはやはり私の食事です。例えば病院の流動食では人参プリンとかカボチャ豆腐とか鶏のすり流しとかいったものが出てくるのですが(それ以外はジュースやゼリーなので簡単)、これらの作り方(どうやって漉すのか、味付けは?など)がまったく分かりませんのでこちらの栄養科に聴きたいですし、有機食材の調達もしなければいけませんし、そういったことを考えると今週の金曜日というのはちょっと急すぎるのです。もちろん最初は食材にこだわらずにスーパーで適当に買ったものとかいうふうにするしかないと思いますが、まあそんなこんなで細かいところまで完璧にしようとすると大変なんです。やはりこの4連休の存在がきつかったですね。何を聞こうにも先生もいないし病院の機能全てが明日水曜日からなので、それで2日後に退院というのがきつくしている要因ですね。

それと私としては、やはりペースト食を病院で試してからぜひとも退院したいという気持ちがあります。ステロイドをゼロにするという実験を現在しており、ゼロにしてからちょうど今日で4日目、もの凄い細かい症状まで考えると若干影響が出ているのかもしれませんが、でも大きく吐き気や痛みが出ている訳ではないので実験結果としてはまず成功と見て良いと思います。となると次に出てくるのが食事のアップなのですが、実は今回珍しく先生もペースト食まではいけるのではと言っているのです。ですから余計に私としては挑戦したいという気持ちが強い訳で、あとはその実験をどこでするか、という問題だけなのですが、病院で試して安心してから退院するのか、それとも家で試してうまくいけばそれでよし、失敗したらすぐに入院するほうがよいのか、ということになるわけです。私は個人的にはもちろん病院で試したいんですけどね・・・。

とまあ、私の現在の状況はこんなところです。体調の方は大きな変化はありません。浮腫も一時期急ピッチで改善したのですが最近はパタッと止まってしまい、現在もまだ浮腫んでますからこの心配もまだ解消されておりません。痛みの方も日々結構強く、レスキューも毎日1回、多い時は2回飲むような状況となっています。ブログを書かなかったこの3日間は、レスキューを使いましたがそれでも痛みもかなりあって泣いていることが多かったです。今も実はかなり痛みを我慢しながらぎりぎりの状態で書いています。気力も前ほどは出ないことのほうが多くなってきて、寝ている時間が多くなってしまっています。よって筋力もなかなかつかず、少し破滅のスパイラルに入ってしまっているようです。完全に入りきらないうちに脱出せねば!!あー、何かいいことが起きないかなあ。少しでも体調が良いとか、そういった良い情報があるとぜんぜん違うんですけどねえ。まったく最近それがないものですから・・・・。

それでは今日はこの辺で。また次回お会いしましょう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!