西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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活性リンパ球療法はしばし中断で様子見

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<写真の説明>テニス部の集りで、ある友人の子供たちからかわいい手紙をもらった。私の病気のこともきちんと子どもたちに説明して手紙を書かせたらしい。いい教育をしているなあと思った。

迷いに迷ったが、昨日一つ大きな決断をした。昨日の点滴を最後に、しばらくの間活性リンパ球療法をしばし中断して様子見することにしたのだ。1年半前に始めた当初はとりあえず1クール、まあよくても2クールだと思っていたが、なんだかんだでもう20回以上続けてきた。まあよく金銭的にもったなあというのが正直な感想だ。

消化器専門のお医者様をご主人にもつ母の友人によると、ご主人が私の状況を聞いて「やっぱり食事療法って効果あるのかなあ」とおっしゃっていたそうである。そして昨日Sクリニックの先生も、「進行が抑えられていないのが残念だけど、でも確実に進行の速度は緩やかだよなあ」とおっしゃっていた。とにかく何が効いているのかは分からないが、確実に西洋医学的には予想外のことが起こっているのである。よってリンパ球療法が効いていてこの状況が保たれている可能性も否定はできないので、ここで中断するのはかなり怖いことなのだが、ただし1年半やってこの程度とも言えるので、ずばっと効いていないことも分かっている。ただそれについては最初からリンパ球療法をやるときに分かっていたことである。ちょうどさっき読んでいた本にも、早期がんには効果は高いが、末期及び進行がんについては進行を遅らせる効果はあるが腫瘍縮小効果までは見込めない、と書いてあった。

というわけで、とにかくここは一度中断して様子を見ることにした。

ああなんとか今日ブログを書けてよかった!もう2日書いていなかったので今日こそは書きたいと思っていたのだが、コーヒー洗腸後(洗腸が原因ではないと思うが)急に腰から左太ももにかけて強い痺れを伴う痛みが発生し、ベッドで横になることを余儀なくされていたからだ。ただでさえ今日はマッサージにも行ってきたので時間がなかったため、ブログに費やす時間があまりなかったのにこの時間のロスはかなりの痛手であった。ほぼあきらめかけていたところに、やっと痛みが治まってきてこうして書けるようになったという次第である。

それにしても、左太ももにかけての強い痺れを伴う痛みというのはあまり好ましくない。なぜなら、いつも緩和ケアに行くと先生から質問されることだからである。どこかは忘れたが、どこかに転移?するとそういった痛みが発生すると以前先生が言っていた。なんだかいやな予感がする。とりあえず今日は30分ぐらいで治まったし、毎日起こる痛みではないのでそんなに心配はしていないが、とりあえず明日ちょうど緩和ケアの外来の日なので聞いてみよう。先日のCTで転移が初めて疑われたこともあって、私もちょっと過剰に反応しているのかもしれない。なんでもかんでも転移に結び付けて考えてしまうのは、がん患者の悪い癖である。悪い方向に考えても何もいいことはないのだから、この癖はやめないとね!

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!