西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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専門 (せんもん)

医者の言葉の威力

ガンになってからというもの、かなりの数のガン関係の本を読んだが、多くの人が著書の中で書いていたのは、医者に「大丈夫ですよ、治りますよ」と言われるとものすごく安心するということであった。私は今までどの医者にもそんなこと言われたことなかったし、たとえ言われたとしても「そんな気休めみたいなこと言われたって・・・」と思う性格なので、なぜそんなことでそんなに簡単に安心できるのだろうと、その人たちの気持ちが理解できなかった・・・。 しかし、今日医者に「大丈夫ですよ。心配ありません」と言われて、妙に安心して気持ちが明るくなった奇妙な自分に気がついた・・・。 今日はリンパ球療法の日(7回目の注入)であった。ち [… 続きを読む]

痛くて肛門が触れない!

今日は肛門の痛みが最高潮に達した。紙で拭けないのは当然のこと、薬を塗るために肛門を触ることすらできないぐらい痛くなってしまった。原因は下痢。今日はなぜかものすごい下痢で、ぜんぜん止まらないのだ。これほどの強烈な痛みは、ここ最近味わっていなかったかもしれない。いつもブログに書いているように、毎日かなり痛いのだが、この裂けるような強烈な痛みとはちょっと違う。 ただこれだけ痛いのに、涙がそんなに出なかったのは、やはりこの痛みが割りと前向きな要素を含んでいるものだからだと思う。一つは、この痛みと引き換えにけっこう便が出てくれたこと、そして痔の痛みであれば時間がかかっても治癒できるという希望があること、 [… 続きを読む]

国立がんセンターに物申す!

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注:写真はこちらのページからお借りしています 築地にそびえ立つ国立がんセンター中央病院。今更言うまでもないが、がんに罹った人であれば誰しもが通いたいと思う、日本最高のガン治療専門病院である。1/26の記事に書いたように、もちろんかつては私もここに通えることに喜びを感じ、この建物を見上げ [… 続きを読む]

大手術を主治医から提案され大いに悩む

昨日は退院後の1回目の外来で聖路加病院に行った。先日東京女子医大で受けたPET検査の結果は、肺と肝臓に転移はないものの、腫瘍が5箇所あることが判明。直腸のところにある大きな腫瘍の他に、4箇所小さな腫瘍がはっきりと映っていた。すでに腹膜やリンパ節に転移があることは聞いていたので今更驚くことではないのだが、やはりこうはっきり現実を突きつけられると多少ショックなものである。外来の診察自体はこれといって特筆すべきことはない。いわゆる退院後2週間のお決まりの経過観察で、「体調はいかがですか?」「ええ、特に問題ありません」の30秒ぐらいで終わってしまうものだからだ。 それよりも現在私を大いに悩ませているの [… 続きを読む]

国立がんセンターでのセカンドオピニオン

今日は国立がんセンターでのセカンドオピニオンだった。ちなみにセカンドオピニオンをお願いしたA先生は、2月に最初の手術をしたときの私の執刀医である。今日は主人にも一緒に来てもらった。通常の外来は一人で通院しているが、大事な話を聞くときは複数の人間で聞くようにしている。そうでないと、聞き間違えたり、聞き逃したり、主観が入ったりして、医者が言ったことが正確に伝わらないことがあるからだ。 今日のセカンドオピニオンはとても有意義なものであった。主人も同様に感じたようだ。やはりガンのことはガンの専門家に聞くのが一番と感じさせられるものがあった。A先生はぶっきらぼうで一瞬冷たい感じがするが、説明はうまいし、 [… 続きを読む]

活性リンパ球療法はしばし中断で様子見

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<写真の説明>テニス部の集りで、ある友人の子供たちからかわいい手紙をもらった。私の病気のこともきちんと子どもたちに説明して手紙を書かせたらしい。いい教育をしているなあと思った。 迷いに迷ったが、昨日一つ大きな決断をした。昨日の点滴を最後に、しばらくの間活性リンパ球療法をしばし中断して様子見することにしたのだ。1年半前に始めた当初はとりあえず1クール、まあよくても2クールだと思っていたが、なんだかんだでもう20回以上 [… 続きを読む]

さらにショッキングな結果が・・!!

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<写真の説明>高校テニス部一同からのお花です 実は調子に乗ってさらにモルヒネの減量に挑戦したところ、さすがに少なすぎたらしく痛みで泣きの毎日でした。というわけでなかなかブログが更新できませんでした。ごめんなさい。でもこれで実験も終了したので、しばらくは痛みについては安定すると思います。とりあえず今回は30mgの減量に成功という結果になりました(^^)。 さてCT検査結果の詳細ですが、 [… 続きを読む]

膀胱が完全に死んでしまいました

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うちのオフィスのスタッフから貰った縁起物グッズとストラップです。 ここのところ明るい話題が続いていましたので、今日は暗い話題です。今週初めに微かに残っていた私の膀胱の感覚も数日であっという間に無くなってしまいました。折角少しずつ訓練していけばと前向きに考えていたのに、そのチャンスも与えてもらえませんでした。腎臓の時の悪化ぶりももの凄いスピードでしたが、今回の膀胱もそうで、泌尿器系の恐ろしさを思い知らされました。したがいまして結局、常時導尿の状態となってしまい、現在管を二本 [… 続きを読む]