西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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昨日はいろいろなことが起こった

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<写真の説明>テニス部の集りで、岡山の美術商に嫁いだ友人が自分のところで扱っている備前焼の素敵なお皿をプレゼントしてくれた。こんな素敵な器に盛ったらどんなものでもおいしそうに見えるね!

今日はいつも通りの体調&生活に戻ったが、昨日はいろいろなことが起こった。

まずは緩和ケア外来でのこと。いつもは自宅から聖路加病院までのたった10分弱の徒歩で、痛くて歩くのがしんどいということはあっても疲れるということはなかった。しかし昨日はハーハーするぐらい疲れてしまい、いつもであれば待合室で本を読んで待ち時間を気にすることなく過ごしていたのだが、昨日は座っていることすらできず、本も読めず待合室の椅子で横になり、それでもつらくて、しまいには先生に診察順を先にしてもらえないかと申し出るほど具合が悪くなってしまった。

運よく先生の計らいで早く診てもらえることになったのだが、診察で自分の最近の状態を説明するなり、あまりにもいいことがなくて泣いてしまった。実はこの背景には大いに精神的な問題が潜んでいる。ここ数日食欲がなくほとんど何も食べていなかったこと、深呼吸をする際に息苦しさを感じていたこと、そしておとといSクリニックでCT画像を見て先生に「胸水が少し溜まってきているね」と言われたこともあり、少し気持ちがへこんでいた。そこへきて、ほんのちょっとの距離でばててしまっている自分が悲しくなり、この息苦しさは胸水のせいだとか、すべてを悪い方向に考えてしまっていたのだ。

しばらく(というかもしかしたら初めて!?)泣いてなかったので、当然先生は私の具合がよほど悪いのだとびっくりしてしまい、すぐさまレントゲンを勧めてきた。それと利尿剤の薬を処方しようかと言ってきた。しかし冷静になって考えてみると、食欲がないのも息苦しいのも、今思えば単にここ最近の暑さにも関わらずクーラーをつけないでがんばっていたせいで、少々夏バテ気味だったのだということが予想されたので、とりあえず様子を見て、どうしても体調が改善しなければレントゲンを撮るということにしてもらった。でも診察中先生は何度も私に検査を勧めてきた。私がはっきりと意見を言える性格なのでよかったが、普通であれば先生の言うがままになっていただろうと思う。危うく検査&薬漬けにされるところであった。

ちなみに誤解のないように言っておくが、私はレントゲンを一生拒むつもりでいるのではない。「昨日の時点では」その必要はないと思っただけである。だから次回の外来までにまた同じようなことが起こったら、そのときは躊躇することなく検査をするつもりでいる。私が一番恐れているのは、「とりあえず撮っておきましょうか・・・」という場合の検査のことである。

自宅に帰ってきてクーラーをつけてしばらく休んでいたら、だいぶ良くなってきた。痛みのほうも量がちょうどよくなってきたようで、生活に支障をきたさない程度まで抑えられていた。

しかし次なる事件は夜に起こった。

最近毎週木曜日にマッサージに通っているのだが、そのマッサージが良いのか悪いのかは分からないがとにかく「効いており」、マッサージの翌日は何かが起こるようになった。先週は異常な身体の疲れであった。翌日の金曜日はもうぐったりで、ぜんぜん起き上がれない状態になった。そして今週の金曜日も、先週同様少しそういうぐったり感が出た。よって両親との夕食後ずっとベッドでぐったりしていたのだが、20時ごろになってきたら、あの猛暑の中なんと寒気がしてきたのである!おでこを触ると確実に熱い。熱を測ったら案の定38.2度あった。熱はあってもなんとなくゆっくりしていれば回復に向かいそうな感じがしたので、とりあえず両親には帰ってもらった。その後22時に計ったらさらに上がって38.4度。かなり具合が悪くても痛くてもかかすことのなかったさすがの私も、昨日だけはコーヒー洗腸をやらないで寝る覚悟をした。しかし23時になって熱も37.5度に下がり、少し調子も良くなってきたので結局エネマをやった(^^)。

そして今日はもうすっかり平熱に戻っている。体調も元通りだ。あれはなんだったんだろう?やはりマッサージによるなんらかの反応か?好転反応???

まあなんだかよく分からないが、昨日はこのようにいろいろなことが起こった1日であった。今一番つらい症状は腹部の張りである。痛みはコントロールがついているのだが、この張りだけはいかんともしがたい。ガスが溜まっているせいなのだと思うが、元々の原因は恐らく腹膜播種によるものだと思う。おなかパンパンで苦しいよぉ~。

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(465) 好転反応なのだろうか!?身体がものすごく変なのだ!!
(466) 私は末期がん患者。そして私が目指しているのは延命ではない。完治である。
(467) 最高の癒し「おばあのポッドキャスト」
(468) 今日から変えてみました(^^)
(469) 肺に水が溜まって息苦しい・・・
(470) ああ、あれがガンだったらいいのになあ・・・

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!