西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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カット (かっと)

病人でもおしゃれは重要!?

私はもともとあまりおしゃれには気を遣わないほうだが、入院中はそれが顕著であった。どうせ2週間の入院だし、病人なんだし、おしゃれなんかする必要ないと思っていた。だから、かわいいパジャマとか買わずに、祖父が入院していたときの男物の着物を寝間着代わりに着ていた(そもそも入院の手引きに前あきの寝間着を用意するようにと書いてあったので)。しかも私は女性なのに身長173㎝もあり、女性らしいかわいらしさもないので、下手すると男に間違えられていたかもしれない(笑)。しかし、点滴もはずれ、もう前あきの寝間着でなくても良くなったので、家からスウェットを持ってきてもらい着てみると、年齢相応の女性らしくなり、明るい感 [… 続きを読む]

痛みが軽いとこんなにも生活が変わるものか

ああ、痛みが軽いとこんなにも生活が変わるものか。今日は一日の前半と後半ではっきりと明暗が分かれた。朝から午後3時ぐらいまでは相変わらず痛みに苦しんだ。もうかれこれ激しい痛み(ロキソを飲んでも効かない)が3日目だったので、ほとほといやになっていた。午前中はとにかく便を出すための行動しかできなかった。おかげでびわ葉温灸もやる時間がとれなかった。で、とにかく圧迫痛だけでも取り払おうと午後3時にエネマ(コーヒー浣腸)をやった。これが正解だった。エネマをやったことでその後少し通過痛が出たものの、しっかり事前にそれを予期してロキソ(痛み止め)を飲んでおいたので、さほど激しい痛みにはならなかった。 実はここ [… 続きを読む]

ようやく脱毛が止まった

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いやはや、抗がん剤の副作用とはまことに恐ろしい。3月28日にたった1回投与しただけで、今の今まで副作用が続いていたのだから。脱毛が始まったのが投与後1ヶ月ぐらいしてからだったので、かれこれ3ヶ月間抜け続けたことになるが、さすがに生えるスピードが追いつかなかったのであろう。この3ヶ月間で頭のてっぺんだけちょっと薄くなってきた。しかし見た目には分からない程度で、しかも私の173センチの長身を、上から覗き込める人はそうはいないので(^^)、基本的には誰も気づいていないと思う。 写真の帽子 [… 続きを読む]

血糖値騒動の顛末

3日前に書き忘れたので、本題に入る前に忘れないうちに書いておきたい。それは、いつも行っている近所の美容室のHさんに無理を聞いてもらったことに対するお礼だ。予約なしで突然行ったこともあり、最初はお客さんが一杯で無理だと言われた。しかし無理だと言われたときについ私が涙目になってしまい、Hさんは私の病気のことも知っているので、私の気持ちを察してくれ、無理やりカットの時間を作ってくれたのだ。私も、ずっとカットしたいと思っていても体調が悪くて行けなかったので、この日ようやく行く時間が作れ、カットできるという喜びに満ち溢れていたため、断られたとき、またいつ次回体調が落ち着いて美容室にいけるか分からないとい [… 続きを読む]

食物は生きている

今日のトピックは「何を今更」というようなものだが、今日改めてそれを再認識したので書くことにした。あまりにも当たり前の話すぎてちょっと恥ずかしいのだが、私としては忘れかけていたことでちょっとした再発見だったので、どうか今日はこのくだらない再認識話にお付き合い願いたいと思う。 実は数日前、まだちょっと早いかなと思ったが、つい待ちきれずキウイをむいて食べようとした。しかしやはりあまりにも硬すぎて酸っぱかったので食べることができなかった。結局そのキウイはラップに包んで冷蔵庫に入れておいた。たとえ冷蔵庫の中でも少し時間をおけば多少熟れてくると思ったのである。 そして本日、剥かずにそのままにしておいた別の [… 続きを読む]

泣く泣く従兄弟の結婚式参加を断念

来週日曜日の従兄弟の結婚式を何ヶ月も前から楽しみにしていて、ぎりぎりまで様子を見ていたのだが、残念ながら今日参加を断念することにした(泣)。今朝の時点では欠席どころかむしろ参加できそうだと大張り切りで、ドレスは何を着ようか、アクセサリーは何にしようかと衣装選びも済ませ、美容院に行ってカットまでしてきたのだった。ところが美容院の後、銀行、郵便局と回ってたかだか10分ちょっと歩いただけなのに、帰る途中で痛くなり、家に着いた時点では腰を伸ばすこともできないぐらい、また深呼吸をすることもできないぐらいの激痛であった。 原因は分からないが、久しぶりに歩いたせいだと考えられる。かあるいは、美容院で1時間弱 [… 続きを読む]

新たな自分と出会えた喜び

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<写真の説明>高校時代の友人が送ってくれたお花です 今回は予想以外の長期入院となり、聖路加国際病院の緩和ケア病棟に入院して約1ヶ月になりますが、最初の3週間はただひたすら回復に向けて治療に励む日々で、私にとっての入院生活は「快適」ではありましたが「楽しい」というものではありませんでした。ところが1週間前にあるきっかけで新たな自分と出会うことができてからというもの、快適さにさらに楽しさが加 [… 続きを読む]