西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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薬剤の話

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【写真】妙法寺のお守りと、ケーキのようなタオルのセットです。

今日は患者さんに必要な情報をお伝えしますので、普通の人には面白くない話かも知れません。先ずはコロプラストという皮膚の保護材の話をします。私のように腎ろうがある患者さんが恐らく良く使う物だと思うのですが、これは私には全然合いませんでした。腎ろうのガーゼ交換が週に二回あり、何度もテープを貼ったり剥がしたりする上、皮膚がかなり弱くなっているので、テープの張替えの都度可也の痛みを伴います。よってその防止策としてコロプラストをクッションの代わりにしその上からテープを貼ることで、なるべくテープが皮膚に触れる面積を少なくするのを目的で使うのですが、昨日の私の場合そのコロプラストが腎ろうの漏れでふやけてくっついてしまった為、そのコロプラストを剥がすのに大変な苦労をしました。その痛みといったら大変な苦労などという一言では済まされない物凄い痛みで、私は大泣きで一時剥がす作業を中断しなければならないほど痛くて痛くて、あの痛みは最近経験した痛みの中では最大で、この世の物とは思えない位でした。という訳で私は次回もう一度普通のテープを剥がすときの痛みと比べてみることにしました。コロプラストは通常一週間から10日使いますので、週二回の痛みに耐えるのか10日間の痛みに耐えるのかそういう事も考慮して決めたいと思います。しかし普通の人は皆使っているわけですから、あくまでも私の場合はこうだったという話として読んでください。

次はロピオンという痛み止めのお薬の話です。ロピオンはロキソニンに似た薬なのですが私のように寝てばっかりいる事による腰や肩の痛みに効くお薬です。これはコロプラストと逆で私にはバッチリ合いました。腰が痛くて痛くてどうしようもない時にも効いたし、大して痛くなくともなんとなく体全体が痛くてやる気が起きないという時も効いたし、とにかく私には効果がありまして、すっかり気に入ってしまいました。また服用後10分から15分で効果が出てくるという、即効性も魅力の一つです。勿論これも私の場合という訳ですがあまりにも効くのでお勧めしちゃいます。以上、今日は二つの薬剤のご紹介でした。

私の状況については今のところ変化はありません。先日の血液検査も腎機能が改善していましたし、相変わらずの低空飛行ですが安定しています、唯一つ完全に悪くなったと思うのは視力です。眼鏡が完全に合わなくなってきました。1.5見える眼鏡で作ったのですが、恐らく0.9になっていると思います。

それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!