西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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この世 (このよ)

サイモントン療法ー死生観ー

今日はサイモントン療法の日。いつものように主人と母の3人で行った。しかし、行くまでが大変だった。出かける直前に便が出てしまい、痛くて痛くて、キャンセルしようと思ったほどだった。外出直前の5分間でおしりを急遽湯たんぽで温め、なんとか出かけることができたが、築地の駅ではあまりの痛さに涙が出てきた。ただピークは過ぎてくれたようで、その後も痛いのは痛かったが、治療に支障が出るほどではなく、帰りはあえて銀座で降り、歩いて家へ帰れるぐらい元気になった。でもやっぱり家に着いてから緊張がほぐれたのか、またまた痛くなり、ロキソを飲んで痛みを抑えるしかなかった・・・。 今日のサイモントン療法は死生観についてであっ [… 続きを読む]

37歳の誕生日を無事迎えることができました

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<写真の説明>銀行時代の友人からの誕生日プレゼントはなんとバラ風呂用のバラの花!おかげで優雅なひと時が楽しめそう(^^) 今まで生きてきた中で、今日ほど誕生日を迎えられたことをうれしく思った日はないかもしれない。なんてったって1年前に宣告された余命通りであれば、もう私はこの世にいなかったはずなのだから。おかげで今後一生、私は誕生日を迎えるごとに1年間無事生きて来れたことに感謝することであろう。これもガンになった [… 続きを読む]

西洋医学のお医者様は私が元気なのが不思議らしい(笑)

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<写真の説明>親戚が送ってくれた手作りのクッキー(ココナッツクロケットとアーモンドクロケット)とカボス。親戚は宮崎県でケーキ屋を経営しているので、クッキーはさすがプロの味!! 今日は緩和ケアの外来であった。2週間前にMSコンチン(モルヒネ)増量の許可が主治医から出たが、結局増量しないで110mg/日のペースでこの2週間過ごした。その代わり散歩にもぜんぜん出られなかったのだが(^^;)・・ [… 続きを読む]

本気になれない自分がいやになる

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<写真の説明>アメリカの友人からの贈り物。山内一生工房のうちわ。なんとも心憎いプレゼントで、さすが!という感じだ(^^)。「さすが」の意味については内緒にしておこう(笑)。 とりあえず痛みのコントロールはついてきて、無気力感も最悪の状態からは脱することができたようだ。今と比べると明らかに分かるが、やっぱり3日前は確実に「おかしかった」みたいだ。単なるサボリと無気力は違うことが分かった。身体がものすごく重かった。 今はあ [… 続きを読む]

毎日新聞の取材を受けました

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<写真の説明>今までに何回もいただいていますが、また銀行時代の先輩から中国のお茶をいただきました。いつもありがとうございます! 体調のほうは良くもなく悪くもなくという感じで相変わらずです・・・。気力もあるときとないときと日々変わり、やっぱり私にとってはこの寒さが一番の問題になっているようです・・・。なんだか入院中のほうがいろいろな面で充実していたような気がして、ちょっと複雑な気持ちです。 ところで突然ですが、おととい毎日新 [… 続きを読む]

私の今の気持ちを何回かに分けて綴っていきます・・・(その4)

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現在イギリス在住の銀行時代の友人が誕生日に贈ってくれたお花です。3月の誕生花のスイートピーを贈ってくれました。 今日は腰の痛みに悩まされていますが、気力はまあまあ充実しています。その証拠に、たった今主人と2週間振りに初めて病棟内を一周歩いてきました。もう少し体の水分が抜けて体が軽くなれば、今週中には点滴台を片手で押えるくらいで歩けるようになるでしょう。 さて、昨日は「言ってはいけない一言」という内容で暗い話になってしまいましたが、そもそもこの正直な気持ちシリーズを書き始め [… 続きを読む]

薬剤の話

20080727.jpg 【写真】妙法寺のお守りと、ケーキのようなタオルのセットです。 今日は患者さんに必要な情報をお伝えしますので、普通の人には面白くない話かも知れません。先ずはコロプラストという皮膚の保護材の話をします。私のように腎ろうがある患者さんが恐らく良く使う物だと思うのですが、これは私には全然合いませんでした。腎ろうのガーゼ交換が週に二回あり、何度もテープを貼ったり剥がしたりする上、皮膚がかなり弱くなっているので、テープの張替えの都度可也の痛みを伴います。よってその防止策としてコロプラストをクッションの代わりに [… 続きを読む]

闘いの終焉

2008end.jpg 【写真】オーストラリアの自然遺産フレーザー島で撮りました。美しい自然が豊富にあり、また行きたい場所のひとつでした。 みづきが亡くなってから一週間が経ちました。厳密には、今記事を投稿している15分後に、みづきの人生最後の呼吸を終えました。 みづきが病院を出る際、今までみづきに携わってくださった先生方、看護師さん、ボランティアさん皆さんが最後のお別れに来てくださいました。悔いの残らない闘病とする為の要素のひとつとして、病院や医療スタッフからの接され方も重要だと思います。納得が行くまで辛抱強く説明してくれた [… 続きを読む]