<写真の説明>大学時代の友人TとMが贈ってくれた有機トマトジュース。写真には5本しか写っていないけど、実はすでに1本飲んでしまったので、実際には6本もらったのでーす。すごくおいしくてあっという間になくなってしまいました・・・。
最近私を悩ませている一番は、肺に水が溜まっていることによる呼吸の苦しさなんですが、二番目は肛門の痛みです。一時期便意があ・・・便意があ・・・と便意による痛みで毎日苦しんでいたときがありましたが、何時ごろからかそれが治まって、痛みと言えば通常の仙骨の痛みだけになっていました。ところがまた最近便意による肛門の痛みが復活してしまいました。かなり前の話になりますが、ある晩はそれで夜眠れなくて大変でした(^^;)。それにしても人間ふとしたことで大発見をするものですね。まさにそのときの私も、何も考えずに咄嗟に取った行動がある発見につながったのです!
最近は音楽療法が功を奏していて、痛いときには音楽を聴いてしのいでいるのですが、その夜はかなり便意による痛みが激しく、音楽療法も効果がありませんでした。ゆたぽんもだめ、呼吸法もだめ、何をやってもだめでした・・・。ベッドに入ってからすでに3時間以上が経過していて、もう4時近くになっていました。そのときです。行き詰った私は痛みで気が狂いそうになって、おしり(限りなく肛門に近い付近)を何気なくぎゅっとつかみました。そしたら何か異変を感じました。何か分かりませんが、とにかく何かがおしりの奥で動いた感覚がありました。むむっ!?もしかして!!!???私は直感で肛門付近を揉み始めました。そしたら確実に何かが出そうな感じになってきたので、急いでトイレに駆け込みました。そしたら・・・ブリブリブリッ(汚くてごめんなさい(^^;))と本物の肛門から大量の便カスが出てきたのです!
ここからは、オストミーの方に参考になればと思って便カスについて細かく書きますが、必要のない人は気持ち悪いかもしれないので読まないほうがいいかもしれません!?(^^)
私が勝手に便カスと名づけましたが、実際には便ではありません。腸の粘液や細胞の入れ替わりで出てくる排泄物です。それにストーマの構造からいって、本物の肛門から便が出ることはありえないですしね。でも限りなくその出たものは便に似ています。においは便とは違うのですが、かなりの腐敗臭でけっこう強烈です。そして私の場合、そこに直腸がんもあるため、血も混じって血便のような感じで出てきます。量は、通常は全部かき集めて親指1本分ぐらい、多いときで2本分ぐらいでしょうか。そんなにたくさんのカスが溜まっているのですから、痛みを発生させるのも不思議はないですね。
それにしても不思議なもので、普通にうん○を出そうと思ってお腹に力を入れても出ないのに(もちろん、出たら困るぅ~)、肛門付近を両手でギュッとおさえるとブリブリと出てくるんですからおもしろいです。あくまでもこれは腸の粘液や細胞の入れ替わりで出てくる排泄物ですから、当然溜まっているものが全部出てしまえばそれ以上出ることはないのですが、今のところ私の場合は1日2回ぐらいはブリブリ出ますね。これが肛門の痛みの原因なので出すことは必要だし、けっこう自分としてはこのブリブリを楽しんでいるので、トイレに行くたびにギュッとやってみるんですが、さすがに3回は出ないみたいです・・・(^^;)。でもとにかくあの夜の私のたまたま取った行動によって、便カスを出す方法を発見できてよかったです。この方法が分からなかったら、いつまでも痛みで苦しまなければいけなかったですからね。それか、この痛みを押さえ込むのにものすごい麻薬の量が必要だったかもしれません。
実は私、この便カスはもしかして直腸にある腫瘍なのではないかとちょっぴり期待していたのです。でも残念ながらその期待は先日のCTで見事に打ち砕かれました。腫瘍はぜんぜん小さくなっていませんでしたから・・・。やっぱり単なる腸の粘液だったみたいです・・・。ぐすん・・・。ああ、あれがガンだったらいいのになあ・・・。
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