西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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緩和ケア病棟のクリパに参加してきました

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<写真の説明>私がいつも楽しみにしている友人からのパンが久しぶりに届きました!左はひよこ豆のトマトリュスティック、右はフルーツバゲットです。リュスティックはローズマリーが入っていて、ひよこ豆との相性もばっちり、超絶品でした!

昨日の絶不調から一転、今日は予想外に早くみなさんに良い報告ができてうれしいです。

今日は2週間前に退院されたAさんと久しぶりの再会で病院で待ち合わせしていまして、外出直前は相変わらずの不調だったのでものすごく気が重かったのですが、約束だったので無理やり外出しました。そしてちょうどタイミングよく今日は緩和ケア病棟でクリスマスパーティがあり、まだ入院中のKさんに誘われて参加してきました。

パーティは2時過ぎに始まりました。ワインとジュースで乾杯、ボランティアの方たち手作りのサンドイッチやケーキを食べながら(もちろん私は食べませんでしたよ(涙))、和やかな雰囲気でスタートしました。20畳ぐらいの談話室は、車椅子に乗った患者さんやベッドに寝たまま参加される患者さんやそのご家族で満杯状態でした。患者さんたちはほとんどの方がかなり具合が悪い方たちばかりなので、正直普通の人が見るとかなり強烈な光景だと思いますが、参加率の高さから、みなさんが心から今日のパーティを楽しみにしていたということが分かりました。理由は分かりませんが、私の隣に座っていた(患者ではない)女性はずっと涙を流していらっしゃいました。彼女につられ、私も患者さんやそれを囲んでいるスタッフの方たちを見ていたら、涙が止まりませんでした。パーティは先生と看護師さんたちの合唱やハンドベルの演奏、ボランティアの方たちの演奏などが30分ぐらいあり、その後は全員できよしこの夜を歌い、3時で終了となりましたが、私はお隣の女性とともに、最初から最後まで泣き通しでした(^^;)。でもこんなにも感動したパーティは初めてでした。先生も看護師さんもボランティアの方たちもみなさん私にとっては懐かしい面々で、またみなさんも私の参加を喜んで下さって、おかげさまで楽しいひと時を過ごさせていただきました。

それにしても本当に精神というものは恐ろしいですね。すっかり楽しい時間を過ごして免疫アップした私は、来るときはあんなに調子が悪かったのに、帰るときにはものすごく身体も心も軽くなっていて、なんと家に帰って荷物を置いて、そのままその足で散歩に出たのです。久しぶりに勝鬨橋まで往復しました。そして夜になってもこうしてブログを書く気力まで出させてくれるほど、今日のパーティは効果絶大でした。

今の私にはこういうものが必要なのかもしれませんね。あまりにも家に閉じこもりすぎている生活が問題なのかもしれません・・・。とはいっても、外出するほど調子はよくないし・・・。難しいです・・・。

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(513) 意識が遠のいて怖かった・・・(^^;)
(514) だましだましなんとかがんばってます
(515) 余命6ヶ月の宣告で複雑な心境です・・・
(516) あけましておめでとうございます!
(517) ようやくブーツをゲットしました!
(518) 痛い日が続きます・・・

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!