西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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なかなか調子が戻ってきません・・・

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<写真の説明>入院していたときに仲良くなったKさんからいただいたクリスマスツリー

むくみのほうはだいぶよくなりましたが完全にはなくなっていません。そしてなかなか調子が戻ってきません・・・。パソコンを開く気力もなく、このブログを書くときだけパソコンを立ち上げメールもチェックしているという状況です・・・。歩くことができなくてもせめて身体を起こしている時間が長いほうがいいのですが、本を読む気もTVを見る気も起きず、よって一日中倦怠感でだらだらとベッドに寝ているという毎日です・・・。

でもそんな中、ちょうどよい外出の機会を与えてくれているのが、入院中に親しくなった方のお見舞いです。今回の入院中にAさんとKさんと親しくなったのですが、一日でも顔を見ないとAさんは心配して私の病室に顔を出しに来てくれました。Kさんはお嬢さんがちょうど私と近い年齢で顔や背格好が良く似ていることもあり、わが娘のようにかわいがってくれまして、写真のクリスマスツリーをプレゼントしてくれました。

ちなみにAさんもKさんもいずれも患者さんではなくご家族の方で、Aさんは75歳、Kさんはたぶん60歳後半ぐらいのおばさまたちです。先日ブログにも書きましたが、入院最初の2週間はほとんど病棟の方たちとの接触がなかった私ですが、病棟内をぐるぐる散歩していてしょっちゅう顔を合わせているうちにお話をするようになり、退院までの2週間はほとんど毎日のように彼女らとの井戸端会議を楽しんでいました。

井戸端会議では、常に私は彼女らの介護する家族としての愚痴を聞いている状態でしたが、でもおかげで患者同様に家族も同じぐらい大変なんだということが分かり、とても勉強になりました。特に二人の場合、病室に泊り込んでの介護生活をすでに1ヶ月以上しているのですが、二人とも共通して言っていたのは、いくら病院の外へ出るといってもせいぜい聖路加ガーデンのほうへ行く程度で、築地や銀座を散策するわけでもなく、それ以外はずっと24時間病院にいるという生活を1ヶ月ぐらい続けていると頭がおかしくなってくると・・・。お二人ともかなり介護疲れが出てきているようでした・・・。Kさんは便秘になってしまい、しかも胃も痛むようになったと言ってましたが、完全に精神的なストレスから来ているものでしょう。そのぐらい介護も大変なのですね。ですから母が以前私に「みづきと一緒に住もうと思えばできるけど、24時間一緒にいたら絶対に私(母)がストレスで一杯一杯になってしまって、かえって逆効果になる。今のように少し息抜きができる状況にあるおかげで、みづきに元気を与えてあげることができる」と言っていたのですが、本当にその通りだと思いました。短期決戦ならいいと思うのですが、長期戦に挑む場合は、24時間介護する生活は無理だと思いました。ですので、現在の私の家族の私に対する介護体制は、各人がそれなりに自分の時間を持てるようにしてあるのでうまくいっているのだと思いました。早く私がもっと自分で自分のことができるようになってもう少し私の両親の負担が減るともっといいのですが、あともう少しの辛抱ということで、あとちょっとだけ両親には申し訳ないけどがんばってもらいたいと思います。

私は17日に退院しましたが、Aさんは26日に退院すると聞いていましたので、それまでに何度か遊びに行くからと約束をしました。退院直前はものすごく調子が良かったので、毎日でも行けると思っていたのですが、予想外に調子を崩してしまい、毎日どころか1度でも行けるかどうか分からない状態になってしまいました。しかしAさんとの約束があったので、どうしても約束を遵守したかった私は、あまり調子は良くなかったのですが、がんばって病院まで歩いていきました。でも今から思えば、ちょうどよいきっかけでした。恐らくこれがなかったら「まだいいや」と相変わらずだらだと過ごしていたと思うので、ちょうど自分に鞭打つものがあってよかったです。調子が悪いといっても、半分は気分的な甘えもあったので・・・。そんなわけで土曜日にAさんとKさんと久しぶりに再会してきたのですが、残念ながらAさんの退院は延期になっていました。

今日は今日で、まだ調子は良くなかったのですが、これまた無理やり「正しい血圧測定の仕方」という講習会に申し込んであったので、それに参加するために病院に行ってきました。そしてKさんにも会ってきました。Aさんは残念ながら不在でした。

このように今は無理やり外出する機会がないとなかなか散歩に出られない状況ですが、まあ焦らず、でもなるべく早いうちにまた毎日散歩に出られる生活ペースを取り戻すようにしたいです。

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(506) 久しぶりにレスキューのお世話になりました
(507) 間に合ってよかった・・・・
(508) だいぶ気力が戻ってまいりました
(509) またもや原因不明の胃痛にやられましたあ・・・
(510) 毎日新聞の取材を受けました
(511) 調子悪いです・・・

著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!