【写真】笑いは免疫力アップに良いということで、綾小路きみまろのCDを贈ってくれました。
今日は、さすが緩和ケアだなと思わせるエピソードをひとつご紹介いたします。
ここ緩和ケア病棟では、毎日2時半から3時半まで談話室でコーヒーサービスがあるのですが、その際、普通のコーヒーカップと小さいデミタスカップの二種類が用意されています。私は単純にデミタスカップは沢山飲めない患者さんのために用意されているものとばかり思っていたのですが、理由を聞いてみたら、それだけではなく、沢山飲めないと「ああ自分はもうこれぐらいしかコーヒーが飲めなくなってしまったのか」とがっかりしてしまう患者さんがいるので、デミタスカップで全部飲み干せるようにする事で「ああ私はまだまだ飲めるんだ」という自信を持ってもらう為のものだそうです。それを聞いたとき、あまりの緩和ケアの考えの深さに感動いたしました。このように、緩和ケアというところは本当に細かいところまで良く考えられていて感動させられることがとても沢山あります。
さて私の体調のほうですが、前回のブログではかなり悲観的なことを書き皆さんをはらはらさせてしまったことだと思いますが、また一つ回復した事があります。
今までは自分で足を動かすことなど全く出来なかったのですが、おとといからズボンを手繰り寄せて引っ張りながら両膝を立てることができるようになりました。これは、私にとって物凄い大きなことでありまして、膝を立てられれば自分で少し体位を変えることが出来ますので、体が物凄く楽になります。今まで体の痛みが最大の悩みでしたので、完全ではありませんが、それが少しだけ解消されました。口渇感につきましても、最近お小水の出がとても良く、アウトオーバーが続いているので、この数日間この状態が続けば先生から、もう100cc水分摂取量を増やしても良いという承諾を取り付けました。もう100cc増えたら私のQOLはかなり上がることでしょう(^^)
まあ私のほうはこんな調子で回復基調にあります。
それでは今日はこの辺で。次回またお会いしましょう。
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