西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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悪いことがあった後には良いことがある。

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【写真】高校の友人から「みづきはあまりぬいぐるみが好きじゃないけど、何とも言えない触り心地が堪らないから」と犬のぬいぐるみを贈ってくれました。またうまくリハビリにも使えています。

前回のブログで、かなりへこんでいた私に朗報がもたらされました。

なんと700ccから800ccまでアップしたのです。

これで私のQOLはかなり上がり、口の渇きが楽になりました。

このように悪いことがあった後には良いことがあるものですね。

でも痛みは相変わらず続いてまして、今朝も体全体の痛みと胃とお腹の激痛に大泣きし、モルヒネプッシュを3回もしました。

それでもなんとかこうしてブログを父に打ってもらう気力ぐらい出てきたまでで、完全に痛みが取れるほどにはなりません。

もうとに角、痛くて痛くて本当に気が狂いそうです。

それにせっかく800ccまで増えたと言うのに、この痛みのせいで飲む気を失わせ、結局口渇感と戦っているような状況です。

痛みで動くのがしんどくてどんどん動けなくなって来ています。

私は実は今、この状況についても憂いています。

なぜなら何の力を入れなくても全て事が進んで行くからなんです。

とに角、力を抜いてだらんとしていれば皆が何でもやってくれるので、自分で心して動こうとしないとどんどん体の機能が失われて行きます。

その分時間を見つけてリハビリをすれば良いのですが、なかなかそれも出来ないです、相変わらずの痛みでやる気もおきません。

本当に一つ一つの細かい作業を自分でやる必要があるのです。

例えばリップクリームのキャップを自分で取るとか廻して出すとか、歯を自分で磨くとか、自分で顔を拭くとか、ブラシをかけるとか、そう言う事です。

そう言う事さえやって貰おうと思えばやって貰えてしますので、とに角、私は先ず最初に自分でやってみてどうしても出来なければ頼むようにしています。

せっかく800ccになった喜びを伝える良い話題にしようと思ったのに、又暗い話になってしまいました。

それでは今日はこの辺で。次回又お会いしましょう。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!