西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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反応する程度まで復活しました

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夫の代筆です。

驚くほど多くのご声援をありがとうございます。

皆さんや家族の想いがみづきに届いたのか、利尿剤による頭蓋内圧降下の治療の効果もあって、声を掛けると、ごく簡単な言葉で反応する程度には復活しました。まだまだ声を掛けた半分程度、「うん」と言えるくらいで、もう半分は聞こえているのか聞こえていないのか分からない程度ですが、最低限のコミュニケーションをする事は可能な状態です。床ずれ防止のため定期的に寝る体勢を変えるのですが、その際に急に体勢を変えて痛かったのか、「いてっ」という言葉も発しました。

脳転移が進行している限り、厳しい状況には変わりは無いのですが、現時点においていは心拍・呼吸・血圧・体温・尿量などのバイタルサイン的には安定していて、家族一同、一安心しています。

それにしましても、聖路加国際病院の看護師の方々は意識を完全に失っている時でさえ、みづきに対し積極的に声掛けをしてくれていて、本当に素晴らしい人々に支えてもらっているのだなぁと感じました。その点で、みづきはとても恵まれていると思います。

私自身、このところ寝不足の日々が続いていましたが、今晩は少し安心して寝る事が出来ると思います。それでは、またご報告します。

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著者プロフィール

みづき
1970年東京生まれ、女性。既婚。子供はなし。米国シリコンバレーのIT企業のCFO、および日本のコンサルティング企業の役員としてそれぞれ在職中。2006年1月、米国西海岸(シリコンバレー)在住中に癌を告知され、急遽帰国しました。現在は東京・新富町(築地の近く)の自宅にて末期直腸癌(ステージⅣ)で闘病中です。
この写真は、2005年12月8日、サンフランシスコのお世話になっている弁護士事務所のクリスマスパーティに出席したときのもの。これが最後の飲み会でした・・・。お酒をこよなく愛した私も、お正月以来一滴も口にしていません・・・。また飲める日が来ると信じてがんばります!