西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています
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方々 (かたがた)

国立がんセンターでの初診

初診にこぎつけるまでにいろいろとエピソードがあるのだが、ここではそれは割愛する。とにもかくにもある方々のご尽力のおかげで、日本帰国早々にガンセンターでの初診を受けられることになった。まさかガンセンターの診療券を自分の名前で作ることになろうとは夢にも思わなかったが、実際診療券を手にして、自分のガンとの闘いが今日から始まるのだなという、何か覚悟みたいなものが芽生えた。と同時に、ホテルみたいな病院を目にし、自分の家から近く(なんと徒歩でも20分くらい!)、こんな素敵な、そしてガンに関しては日本で一番のところに罹れることに喜びを感じた。恵まれた環境にあるなーと思った。そしてここで治せないのならもうあき [… 続きを読む]

家族の協力体制の重要性を再認識

今日は残念なことにノーロキソ(=痛み止めを飲まない日)更新ならなかった。朝食後いつものように便が出たのだが、今日は痛みが強く、30分超我慢していたが痛みが引きそうもなかったので、観念して痛み止めを飲んだ。でも正解だったと思う。午後も何度も少量の便が繰り返されたので、恐らく飲んでいなかったらまた泣きが入る痛みで苦しんだであろう。飲んだにもかかわらずけっこう痛かったから。 というわけで、記録更新はならなかったが、でも5日間も飲まずに過ごせたのは快挙だ。前回は4日だったから、1日記録更新だ。また振り出しに戻ったが、今度は6日を目指してがんばればいいじゃないか。 さて今日のトピックは「家族の協力体制」 [… 続きを読む]

モルヒネについて考える

ここ最近の痛みに関して、多くの方からコメントや助言をいただいた。まず始めにご心配くださった方々にこの場を借りてお礼を申し上げたい。 中でも一番意見として多かったのだが、モルヒネの使用であった。昔はモルヒネというと、もう死ぬ間際の人が使うもので、幻覚を見たり、モルヒネ中毒にかかったり、そのうち効かなくなって痛み苦しんだり・・・と、とかくマイナスのイメージばかりが先行していたが、今では違う。今はモルヒネをうまく使用して、QOLを向上させ、投与方法の改善により中毒にもならないとのことだ。昔中毒になったのは、痛みが強くなったときに大量のモルヒネを投与したからであり、今では痛くないときでも投与することで [… 続きを読む]

MUSTではなくWANTで

今日のタイトルは、以前コメントにどなたかが書いてくださった言葉である。昨日佐藤さんがくださったメールにも、代替医療で有名な船戸先生の言葉「~べきではなくて、~したいと思うことをしなさい」と書いてあった。というわけで、今日は徹底的にこの方針で生活してみた。なぜなら朝起きた瞬間から、言いようもない無気力感に襲われたからである。いつもであったら進んでひまし油の準備をするのに、なぜか今日はやる気が起きなかった。ひまし油温湿布は気持ちいいものであって、決して苦しいものではないのに、それさえやる気が起きなかったのである。よって今日はほとんど何も食べず、散歩もせずの、ひたすらベッドで横になっている生活だった [… 続きを読む]

東京女子医大でのPET/CT検査

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今日は東京女子医大でPET/CT検査を受けてきた。聖路加ではPET検査はやっていないからだ。ちょっとびっくりしたのは、PET検査をやっている医療機関はものすごく数が少なく、東京近郊では聖路加から紹介された東京女子医大、西台クリニック、それと新横浜の(病院名は忘れたが)3箇所ぐらいしかない。リサーチによると東大付属病院でもやっているようであるが、ホームページがないので詳細は分からない。それに東大付属病院はそもそも聖路加からの紹介リストにも入ってなかった。 なぜこんなに [… 続きを読む]

抗がん剤についての私の考え

今朝コメントを確認したときは匿名希望さんまでのコメントであったが、すでに今朝の時点で今日のブログのトピックはこれにしようと決めていた。そして現在夜の10時半だが、そのあとに続々とこれに関するコメントがついていたので、ますます今日のトピックはこれでいこうと強く思った次第である。というわけで、今日は改めて私の抗がん剤についての考えをお伝えしておこうと思う。 結論を先に言うと、私は抗がん剤は基本的にやる気はない。誤解のないように言っておくが、抗がん剤は効果がないと思っているのではない。矛盾するようだが、それどころか実は効果があると思っている。それなのになぜやらないのかというと、最大の理由は、抗がん剤 [… 続きを読む]

カマへの反応が良くなってきた

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<写真の説明>日本で食べられているキウイの9割は外国産と言われている中、珍しい国内産のキウイ。高校時代の友人が贈ってくれたもの。写真では分からないが、ものすごく大きくてりっぱなキウイである。普通のキウイよりふた周りぐらい大きい。ちなみに計ったら、縦8cm×横7.5cmもあった。味もとても良い。今まで食べたキウイの中で一番おいしい! このブログを以前から読んでくださっている方々は、今まで私がどれだけ酸化マグネシウム [… 続きを読む]

パンティストッキングが履けなくなってしまった(^^;)

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<写真の説明>銀行時代の友人が贈ってくれたオーガニックコットン製のレッグウォーマー。すでに毎日のように使っているので黒い毛玉がついてしまっているがご容赦を。 ストーマになったことで生じた不便なことの一つに、パンティストッキングが履けなくなったということがある。女性のオストミーの方々はどうしているのだろうか?絶対履けないというわけではないが、ただでさえ伝線しやすいので、ストーマのパウチ袋の上からストッキング [… 続きを読む]

ガンからのメッセージ

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<写真の説明>いつも無農薬野菜を下さる母の友人からの新鮮な野菜たち。おいしいきゅうりは味噌をつけてそのままカリッと食べるのが一番。甘くて超おいしかった!!! 7月4日付けの記事では時間がなくて書けなかった「ガンからのメッセージ」について今日は書きたいと思う。1年前にガンが発覚してから今日までの間、このブログにもガンから受け取ったメッセージをいろいろと書いたが、なんとなく私の中では、もしかしたらこれかもしくはあともう一つ [… 続きを読む]

ベッドに寝たままでコンサートに参加するぐらい調子が悪かった1日でした

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<写真の説明>高校テニス部友人から手作りのストラップをもらいました。 今日ふと気づいたのですが、最近だいたい4日に1回のペースでブログを書いているんですね。基本的には調子さえ良ければ毎日書こうと思っているので、ブログを書ける日は比較的体調の良い日なのですが、そう考えると最近は、3日死んでその後に1日だけちょっと調子が良くなるという日々を送っていることになります。調子が良い日が少なくていや [… 続きを読む]

反応する程度まで復活しました

夫の代筆です。 驚くほど多くのご声援をありがとうございます。 皆さんや家族の想いがみづきに届いたのか、利尿剤による頭蓋内圧降下の治療の効果もあって、声を掛けると、ごく簡単な言葉で反応する程度には復活しました。まだまだ声を掛けた半分程度、「うん」と言えるくらいで、もう半分は聞こえているのか聞こえていないのか分からない程度ですが、最低限のコミュニケーションをする事は可能な状態です。床ずれ防止のため定期的に寝る体勢を変えるのですが、その際に急に体勢を変えて痛かったのか、「いてっ」という言葉も発しました。 脳転移が進行している限り、厳しい状況には変わりは無いのですが、現時点においていは心拍・呼吸・血圧 [… 続きを読む]

安らかに息を引き取りました

200808002.jpg 【写真】みづきが書いた七夕短冊です。昏睡状態から覚醒した直後あたりの時期で意識朦朧や手足麻痺が残る中、自分の事ではなく「願い事はただ一つ。家族の健康と幸せ」との願いが書かれてありました。 先日(8月23日)午後6時43分。みづきが他界しました。 私、夫と父母の3人が見守る中、あまりにも安らかな死でした。その日の朝6時頃、血圧、体温、脈拍も計測困難で呼吸が浅くなり、そろそろかもという段階まで一度は行ったものの、その後自然に持ち直して、日中、一時は血圧92までにも回復し、一度だけこちらに話しかけて [… 続きを読む]